ファミーイン幕張・驚異の三段目

幕張方面で仕事をする時の定宿、ファミーイン幕張
リーズナブル以外のアドバンテージが見つけにくい(^^;)ビジネスホテルなのだが、
今日を境にその評価を改めなければならないかもしれない。

要因は最上階大浴場サウナ
前回宿泊した時は、無情にも「故障中」の張り紙があり、まぁ腹立たしかったの
だが、今回は補修工事が完了し、しっかり使える状態に。設定温度は94〜95℃
とかなり高めな上に、座席の一部が三段式になっている。サウナは上に行けば行
くほど体感温度が高くなるのだが、この三段目が凄い

ハードコアを自負する僕ですら、5分座っていることが出来ないくらいキツい。
走り出しが遅かったので今日は12分1Rしかこなせなかったのだが、明日以降で
通常ローテーションを試してみようかと。

これは思わぬ拾いモノ。ちょっと楽しみ増えたぞ!

何が困るかって

▼何が困るかって / 坂木司(Kindle版)

坂木司短編集
というか、18編も入ってるんだから、もうショートショートという扱いでいいの
かもしれない。

長らく「覆面作家」という立ち位置で執筆活動を続ける坂木さん。文体や素材の
チョイスから、僕は絶対に女性だと思っている(^^;)のだけど、この人の作品群は
基本的に「優しい」系のモノが多い。ところが、「短編集」になると様子が一変、
彼女のブラックな部分がクローズアップされるのだから面白い。

この作品もその傾向が顕著。全ての作品が「世にも奇妙な物語」元ネタになり
そうな内容で、もしかしたら“ホラー”にカテゴライズしても良いくらい薄ら寒い
作品ばかり。もちろんただ怖いだけでなく、ちょっとしたハートウォーミング系
の内容を絶妙に散りばめてあるのだから、唸るしかない。やっぱりこのオンナ
只者では無い。

印象に残ったのは、「洗面台」
無生物を擬人化した上で物語にする、という手法は本当によくあるのだが、まさ
かそこに洗面台流し台でなくて洗面台、これ重要!)を当てはめてくるとは・・・。
しかも、それをそこそこ良い話に仕上げちゃうセンス。いや、本当に凄いと思い
ます、コレ。

いつもの坂木司を期待してる人は面食らうと思うけど、おおよその人たちなら
充分に楽しめるショートストーリー集。ホラー奇妙な物語が好きな人もぜひ!
オススメです!

大活躍のMBA11

↑↑現状のMacBook Air 11 Late2010
8年前のマシンだけど、ちょっと前のモデルとサイズに違いが無いので、現状
でもケースが購入可能。ということで、ライトブルーハードケースと同じ色
キーボードカバーが付いた状態。

そしてこのMBA11、意外にも大活躍中。
今でもそこそこ動くスペックに加え、何より小さいから、持ち運びが全く苦
にならない。泊まりで出張なんて時はもちろんのこと、ちょっとそこら辺に
出掛ける、なんて時も割と持ち歩く。なんつっても手持ちのiPadとほぼ変わ
らない大きさ・重さなのだから。

ただし、使いすぎは禁物(^^;)。
SSDが128GBしか無いからムービーとか音楽とかをやたら入れるのは無理
だし、これ以上アプリケーションをインストールするのもダメ。Windows
環境なんて以ての外だと思ってるから、きっと大丈夫だと思うんだけど。

長く付き合えればいいなぁ、コイツとも。

RAP PHENOMENA

最近なぜだかヘビーに聴いているY.M.O
直撃世代としては、やっぱり初期から中期にかけての音源に思い入れがある
のだが、その中でもいちばんグッとくるのがアルバム「BGM」に収録されて
いる曲たち。

最高に好きなのは「Happy End」という環境音楽の走りのような曲なのだが、
その次くらいに好きなのが「ラップ現象」という中毒性の高い曲。もしかし
たらライブ映像があるかも、とYouTubeを探してみたら、こういうの↓↓
見つかってしまった。

・・・初音ミクバージョン。
Y.M.Oの曲をボカロに歌わせる、というのはコロンブスの卵的な発想かも。
打ち込みのレベルも高く、ミクさんのボーカルもかなり雰囲気があるのが
良い。同様のネタ、ちょっと集めてみようかしら?

しかし、出来ればオリジナルもちゃんと聴いて欲しいなぁ、ここは。
一発で気に入ることは多分無いけど、ガマンして3回アルバムを通して聴
いたら、たぶんアナタも中毒に。名盤です!

▼BGM / YELLOW MAGIC ORCHESTRA

さよなら日劇!

有楽町マリオンの映画館「TOHOシネマズ日劇」が本日閉館
銀座の偉大な映画館が、また一つ終焉を迎えた。

自他共に認める映画好きな僕。
最近の映画館は殆どがシネコンの営業形態となり、座席は全席指定、ネット
でチケット購入等が当たり前。でも、ほんの20年前までは、そういうシステ
ムの映画館なんてほぼ無かった。

朝チケットを買い、二本立ての映画二回回しで観る、なんてのはザラ。
特に千葉の映画館はわりと人気のある作品を平気で二本立てにしちゃってた
から、旧京成ローザあたりで「エレファントマン」「郵便配達は二度ベル
を鳴らす」を1回分の料金でそれぞれ2回ずつ観たことを思い出す。

日劇も現在ではTOHOシネマズとなり、似たようなシステムで営業している
のは知っていたが、日劇東宝だった時代はもちろん他と同様の運営形態。
金が無かった頃、日劇やこちらも今は無きシネパトス辺りで時間を潰してい
たのが、今となっては非常に懐かしい。

日劇で観た映画でいちばん思い出深いのはやっぱり・・・。
「ジュラシック・パーク」。あの映画は初日にどうしても観たくて、普段は
絶対買わない前売り指定席券を購入。やたら早く仕事を切り上げ、ダッシュ
で銀座に向かい、最高の座席で最高の人と最高の映画を鑑賞した。
銀座の映画館でなければ、あの充実感はきっと無かったと思う。

長い間、本当にお世話になりました。
今後はTOHOシネマズ日比谷で、また。

参考:TOHOシネマズ 日劇が閉館 85年の歴史に幕 (ORICON)