G1 CLIMAX28・Bブロック最終戦。
セミファイナルで内藤哲也がザック・セイバーJr.に負けたため、メインイベ
ントで勝利した選手が明日の決勝戦に進出することに。
飯伏幸太vsケニー・オメガ。それも、日本武道館のメイン。
6年前、DDTの武道館大会のメインでとんでもない試合をした2人は、しば
らく同会場から出入り禁止を喰らった、などという噂も。あの頃とは年齢
も立場も違う2人が、果たしてどんな試合をするのか、ドキドキしながら観
ていたのだが・・・。
6年前に感じた、この2人どこまで行っちゃうんだろう?という「恐ろしさ」
は薄れていた。しかし、トータルの満足度は間違い無く今回の方が高い。
危険過ぎる攻防を繰り返さなくとも観客を満足させられる何かを、今の2人
は確実に持っている。今のゴールデン・ラヴァーズ対決は、胸を張って世界
に誇れる作品だと思う。
もし明日、飯伏が棚橋に勝利し、G1覇者となった場合、今日と同じカード
が1.4東京ドームで実現する可能性が高い。インディから一緒に上り詰めて
来た2人が、ドームのメインを張る、というのは本当に夢がある。
・・・僕の予想通りのカードとなった今年のG1決勝。
こうなったらもう、棚橋・飯伏のどちらが優勝しても構わない。だから、
G1史上最高の闘いを! わざわざ書かなくても、そうなると思うけど。