iPod classic 4th Gen “COLOR”

こないだのiPod U2モデルリペア作業がよっぽど楽しかったらしい僕(^^;)。
復活したU2モデルはあれから結構出番があるのだが、今のところ問題らしい
問題は無し。これで終われば良かったのだけど・・・。

↑↑、オークションで3,000円で購入した同じく第4世代・カラー液晶モデル
カラーのiPodは第6世代160GBを既に所持しているのだが、第4世代のフォ
ルムが好きな僕としてはカラー版も持っていたい、という変な物欲が(^^;)。
ちなみにHDD20GBバッテリーはどうやら新品な模様。

ということで、今回はストレージの変更だけ実施。
前回の経験で蓋の開け方などはしっかり解ったので自信満々(^^;)。取り敢え
ず必要なパーツを出来るだけ安く買いそろえて実行。今回の全ての作業時間
はおよそ30分慣れというのは恐ろしい(^^;)。

bluetoothが使えない、とか、単一プレイリストでのシャッフルが出来ない
とか、いろいろ不便な点もあるiPod classicだが、音楽だけに特化した機器で
あることが逆に新鮮。今の機器類は本当にいろんなことが出来て便利だけど、
こういうアイテムの方が「音楽を聴いてる」感じがするなぁ・・・。

・・・カセットウォークマンとか、手に入れてみようかなぁ(^^;)。

CONTAX Tvs DIGITAL

もの凄く久しぶりのカメラレビュー
ずいぶん前に入手してたのだが、レビューするのをすっかり忘れてた、と
いう大失態。まぁ、取り敢えず・・・。

CONTAX Tvs DIGITAL
2003年発売の高級コンデジで、当時の価格はなんと128,000円(!)。
僕のCONTAX好きはもう周知の事実で、今もCONTAX T2というオートの
フィルムカメラを愛用してるのだが、こちらは完全にその系譜を踏む製品。


レンズはカールツァイスバリオゾナー
シャキッとした写りはデジタルでも健在で、色味がハッキリした感じで
撮影できる。そして大好きなツァイス特有の空の色も。天気の良い日なら
必ず持っていたいカメラ。


↑↑の上は本日、やや曇天の状態で近所の公園を撮影したもの。
こういう状況でもそれなりに細かい色が再現されているのが凄い。そして
下の花壇を撮った写真は圧巻。コレはツァイスの得意技で、カラフルなモ
ノの撮影には間違い無く向いている。

一応マクロも試してみた。接写モードもしっかり使えるのだが、ボタンの
位置が若干解りづらく、緊急時には面倒かもしれない。まぁ、慣れれば・・・。

もちろん15年以上の前の機種であり、画素数500万とスペック的には全く
現行機種の比では無い。シャッターを押してからSDカードへ記録されるまで
数秒待たされるし、実用には全く向かない(^^;)のだが、このカメラが作る
にはスペック以上に味がある。

同じくらいの時代・同じくらいのスペックの製品であれば、今ならオークショ
ン等で数千円で手に入るのだが、このカメラは今も中古の取引相場が2〜3万円
という高値。実際それだけの価値がこのカメラにはあったと思う。

とっておきの風景を撮りたい時には登場させようかと。
フィルムと同じ感覚で使いそうだな、このカメラ。

NIAGARA CONCERT ’83

▼NIAGARA CONCERT ’83 / 大瀧詠一

・・・知らぬ間にとんでもない音源がリリースされていた。
1983年7月24日・西武球場。出演したのはラッツ&スター、サザンオー
ルスターズ、そして・・・大瀧詠一

ともかくぶったまげたのは、このコンサートの音源が「残っていた」こと。
大瀧詠一のライブ嫌いは本当に有名で、A LONG VACATION以降は数える
ほどしか人前に出ていない。ライブを行ったとしても、ソレのオンエアを
絶対に許さなかった、という頑なさ(^^;)。

そういうワケで、興味のあるアーティストのライブには片っ端から足を運
んでいた僕も、動く大瀧詠一の姿はたった一度しか観ていない。それも、
ソロ名義ではなく、たった一夜復活した伝説のバンド、はっぴいえんど
のパフォーマンス。つまり、このアルバムには僕の見逃した大瀧パフォー
マンスの殆どが入っている、ということ。

取り込んだ直後、ガマン出来ずに「サイダー〜君は天然色」のメドレーを
聴いてみたのだが、そこから聴こえてきたのは、他のレコーディング作品
全く遜色の無い大瀧詠一の声。レコードだろうがライブだろうが変わら
ねぇじゃねか、出し惜しみすんなよ(^^;)、とか思った。

でもきっと、本人にしか解らない不満な点が多々あるんだろうなぁ、と。
でなければ35年以上も眠らせる必要なんて無いもん、コレ。

もしかしたら、雲の上で大瀧さんは歯ぎしりして怒っているかも。
でも、僕らは凄く喜んでるよ、今。

コクーン

▼コクーン / 葉真中顕(Kindle版)

葉真中顕強化月間、今作はちょっと不思議なお話
構成は連作短編集で、内容はバブル期の日本で起こったあるカルト教団の
蛮行、それに翻弄された人々の物語、という感じ。多種多様な人物が登場
してくるのだが・・・。

着想のヒントは間違い無くあの教団が起こした地下鉄サリン事件だと思う
のだが、その「事実」巧妙に処理したファンタジー作品と言えなくも無
い。しかし、ファンタジーと言うにはひたすらに「重い」内容。

読み進めるうちに、各章を繋ぐ「線」がハッキリ色濃くなって行くタイプ。
それぞれの人生を歩いて来た筈の人たちが、過去に教団関係者と何らかの
関係を持っており、更に全員がある種のコンプレックスを抱えている、と
いうのが大きなポイント。

エピローグの書き方が本当に凄く、おそらく最後まで読んだ人たちを闇の
底に叩き落とすほどの効果。扇動的な表現はほぼ無く、淡々とした文章な
のだが、その「救いの無さ」に、どうしようもない恐怖まで感じてしまった。

強化月間は進行中だけど、一回休みを入れた方が良いかも(^^;)。
この作家の破壊力、ちょっと只事では無い感じなので。

サブスクリプション型音楽配信サービスの選択は・・・

すっかり普通になったサブスクリプション型、いわゆる●●放題のコンテ
ンツサービス。映像の方はもうすっかり生活必需品で、気が付いたら6つ
VODサービスに加入している。映像の場合、それぞれにそれなりの特徴
があり、どれかを止める、というのは今のところ考えられない(^^;)のだが、
問題は音楽配信の方。

現在、フルサービスで登録しているのは先行大手のApple Musicだけ。
しかし、コレを乗り換えても良いような気がしてきた

現在、月380円Echoプランを契約しているAmazon Music Unlimited
コレをフルサービスに変更し、Apple Musicを止める、というのが最良の
方法だと思われる。

理由はオフラインでの楽曲の取り扱い。
Apple Musicでも楽曲をダウンロードしてiPhone等での端末で聞く、とい
うのが出来るらしいのだが、iCloudをオンにしなきゃならないとか、そう
いうのがちょっと面倒。これに対して、Amazon Musicアプリだと操作が
明瞭簡潔で使いやすい、というのが解ったため。

楽曲に関しては今のところApple Musicの方がやや多いらしいのだが、今
はAmazonも遜色ない数を誇っている。そろそろ乗り換えてもいいんじゃ
ないかなぁ、と。

・・・基本は、やっぱり音楽はメディア(CD等)を手元に持っておきたい
タイプの僕。サブスクリプションくらい一つにしとかないと、やっぱり
勿体ないよね、きっと(^^;)。