#最初のスタンダード
ファイルストレージサービスの老舗「宅ふぁいる便」が、3月31日を以て
正式にサービス終了。例のハッキングからの情報漏洩問題は結局解決せず、
残念ながらサービスそのものが消えて行くことになった。
「ファイルストレージ」という概念が、当時はコロンブスのタマゴ的な
サービスであり、それを誰もが使えるようにしてくれた宅ふぁいる便には
本当にお世話になった。宅ふぁいる便がサービスインした頃は、「アップ
ロードしてそのURLをメールで送る」という手順をwebでほぼ完結出来る、
というのは画期的な考え方。肥大化する一方の書類データをなんとかやり
とりするには、宅ふぁいる便に頼るしか無かった時代があった。
今はもう他に幾らでも同様でいて高機能なサービスがある。
現実、宅ふぁいる便は全く使っていなかったし、停止しても何の問題も無
いのだが、切り捨てられていく「古いモノ」にはシンパシーも。
・・・「明日は我が身」だな、きっと。