Breaking Bad on Netflix

#人はこうして最低となる


・・・まぁ、時間はあり余るほどある。こういう時はサブスクのビンジウォ
ッチングに限る、ということで、最近あまり見ていない海外ドラマに手を
出してみた。

ブレイキング・バッド
2008年から2013年まで、シーズン5まで制作されたサスペンス。当時の
エミー賞やゴールデングローブ賞を総ナメにした凄いドラマ、ということ
だけは知っていたのだが、どうも時流に乗り遅れた感(^^;)があって観て
いなかった。こういい時だからこそまとめて観よう、ということに。

ざっくりとあらすじを言うとこんな感じ。
人生が上手く行かずに高校教師に身を落とした天才科学者末期のガンに。
経済的に逼迫しつつも、プライドの高さ故に友人の援助を受け入れなかっ
た科学者は、自らの技能を使って麻薬を生成。元教え子である売人と手を
組み、家族に金を残すために悪に手を染めて行く・・。

・・・いやまぁ、確かに緊張感に溢れる凄いドラマだったのは間違い無い。
毎回必ず手に汗握る展開にはなるのだが、諸々の「詰めの甘さ」に実に
イライラさせられる(^^;)。さらに、最初はダークヒーロー的な立ち位置
に居たハズの主人公が、回を重ねる毎に人間的な評価が落ちる。最終的
には大っ嫌いになるほど最低の人間になる、という後味のあまりよろし
くない作品である。

と言いながら、スピンオフで作られた映画まで観てしまう程ハマってし
まったのも事実(^^;)。特に売人のジェシーを演じたアーロン・ポール
演技力に脱帽。これまで知らなかったことをちょっと恥じた。

人間が如何に墜ちて行くのかがよく解るドラマ。
取り敢えず次はもう一つのスピンオフを観ようと思う。なんつったて
時間は山のようにあるのだから。

ハンカチマスク

#「充分」


どこのお店に行っても、やっぱりマスクの在庫が無い
ウチはたまたま年頭に僕がインフルエンザにかかり、そのために買って
おいたマスクがあったから良かったモノの、医療従事者に行き渡らない
というのは大問題。で、最近よく見掛けるのが↓↓コレ。

ハンカチマスク作成キット
これは結構大きな総合病院の売店で売っていたもので、コンテックス
という愛媛県今治市・・・タオルの本場だね・・・の会社が販売しているモノ。
値段は確か5〜600円で、説明書とガーゼのハンカチ靴下用のゴム
セットになったもの。

ちなみに今回のウィルスに対するマスクの効果とは「感染者が他の人に
移さない」ことであり、ぶっちゃけこういうマスクでも普通に効果があ
るらしい。医療用には適さないようだが、市井の人間ならコレで充分
気がする。

政府が送ってくれるというマスク、マジでいらないなぁ・・・。
だって、不器用な僕でも100円ショップで売っている部材ハンカチ
充分効果がありそうなマスク作れるんだから。

twitterに書いたけど、拒否権が欲しかったな、コレ。
半分くらいの国民が「必要無いです!」と言えば、予算200億円以上浮
いたと思うんだけど。

シュートマッチ

#10+1の対談


▼シュートマッチ・プロレス「因縁」対談10番勝負 / V.A

お馴染み、宝島プロレス本
以前は酷い内容の業界内幕暴露関係が殆どだったが、今ではそこそこ
優良系の読み物をリリースするようになった・・・のだが、ココに来て
ちょっとヤバそうなタイトルの作品。

これまでにプロレス界で勃発した「シュートマッチ」を集めて検証し
た本・・・ではなくて、関係者同士10(と、オマケが1つ)の対談
集めたモノ。因縁のありそうな人たち同士がシュートで語る、という
内容なのだが、特にヤバいモノは一切無い(^^;)。

逆に、清々しいというか微笑ましいというか(^^;)。
特に前田日明・ジョージ高野の昭和新日本ほぼ同期の2人による対談
は興味深く、前田が昔の新日本プロレスにどれだけ愛着を持っていた
のかがよく解る内容。プロレスラーとしての評価では完全に差が付い
た2人ではあるが、根っこのところでリスペクトしあっているのが嬉
しい。これが読めただけでもうOKかもしれない。

ただ、最近の宝島プロレス本と比較すると、若干パワー不足かも。
検証シリーズのような緊張感が見られないのは宝島らしくない。もう
ちょっとだけ下品になってもいいような気がするけど・・・。

sakura

#sakura


緊急事態宣言、正式に発令
その件はアチラに書いたのでご参照を。まさかこんなことが起こるとは、
ちょっと前の僕は思いもしなかったのだけど・・・。

そんな中、今年の春はさくら保ちが良い気がする。
↑↑は昨日役所に行った折に撮影した写真。もちろん葉桜にはなってい
るものの、花は未だに咲き誇っている。こういうさくらの花を目にする
たびに、少しだけ現状を忘れることが出来る。

もしかしたら、さくらも頑張ってくれてるのかなぁ、と。
だとするなら、頑張らないワケにはいかないよね、きっと。
まずは何を頑張れるか、考えなければならないのだが・・・。

WRESTLEMANIA 36・2nd day

#無観客の業界最大イベント #2days


さてレッスルマニア36・2日目
今年はレッスルキングダムでも「2日目」を書いている。不可抗力では
あるが、トレンドになっちゃったなぁ、2days

昨日書いたとおり、今日の注目は一点。セミファイナルで組まれた
「Firefly Fun House Match」ジョン・シナvsブレイ・ワイアット
命題でもある「無観客でなければあり得ない試合」をどう表現するか、
注目していたのだけど・・・。

・・・昨夜と比較して、更に「なんじゃこれ?」の度合いが増した(^^;)。
元々ワイアットのスキットはかなりの問題作なのだが、今回はちょっと
した前衛映画のような大作。もちろん完全事前収録な上にCGを多用した
大掛かりな編集、場面・・・というかセット(^^;)・・・は幾つあったか覚え
てないほど多種多様。いやぁ、ここまで振り切られると感心する。

もちろんプロレスファンのツボは完全に押さえられており、これまで
の名場面のパロディが多々登場。特にシナnWoコスチュームは貴重
だったと思う。

もちろん最後はFiendと化したワイアットがシナをフォール。
ハッキリ言えば、結果とかそういうのはもうどうでもいいんだけど(^^;)。

史上初・無観客のレッスルマニアは、NOAHの後楽園とは真逆の意味で
伝説になりそうな気配。しかしここまでやっちゃったWWE、今後の展開
がちょっと不安(^^;)。大丈夫かなぁ・・・。