2020・G1-30 at エディオンアリーナ大阪 vol.2(02/19)

#G1 #大阪府立体育館(2)


『G1 CLIMAX 30』、大阪大会は開幕2連戦。今日はBブロック5試合が行わ
れたのだが、昨日に比較すると若干カードが弱いような気がしないでもない。
・・・言っちゃあなんだけど、消化試合と思われるモノが2つ(^^;)。まぁ、ハッ
キリどれ、とは言わないけど。


[本日の公式戦結果・Bブロック] ※左側が勝利予想選手


ジュース・ロビンソン<1勝>【Pulp Friction】<1敗>YOSHI-HASHI×
矢野通<1勝>【Ringout】<1敗>SANADA×
KENTA<1勝>【Game Over】<1敗>後藤洋央紀×
×EVIL<1敗>【Europium Cratch】<1勝>ザック・セイバーJr.
内藤哲也<1勝>【Destino】<1敗>棚橋弘至×


[本日のピックアップ]


2日目も好勝負連発のG1。今日は出来るだけメイン以外からピックアップしよ
うと思ってたのだけど、そういうワケには行かなかった。

内藤哲也vs棚橋弘至
タナを「特別な存在」に置いている僕としては、相手が誰であろうと棚橋の負
けるところを観たくない、というのが本音。体つきは相変わらず見事だけど、
実力・説得力飯伏・内藤といった後輩たちが既に上を行っているのだから、
それもしょうがない。

今日の棚橋からも、残念ながら「勝てそう」なオーラを感じなかった。代わり
に最近の棚橋から感じる「悲壮感」が如実に出る展開。悲壮感を醸し出したと
しても、勝てば全てがチャラになるのだが、結果を言うと今日も棚橋は負けた

・・・が、今日はそんな棚橋が初めて魅力的に見えた。やっていることはキャリ
ア相応に老獪なのだが、雰囲気がまるで新人選手のよう。その所為か、いつも
よりこちらの感情移入が激しく、最後まで本気で応援してしまった。

勝利した内藤、試合後のコメントまで余裕。二冠王だから当然なのだけど、
今後に足を引っ張られそうな選手が多々居るのがポイント。逆に棚橋はココ
開き直ることが出来れば、残り全勝という可能性も大いにある。
ダメだとは思うけど、それでも期待したい・・・。それが100年に1人の逸材の
真骨頂のような気がする。次も負けたら、もう諦めるけど(^^;)。


[本日までの星取表]


2020・G1-30 at エディオンアリーナ大阪 vol.1(01/19)

#G1 #大阪府立体育館(1)


今年は9月開催となった新日本プロレス『G1 CLIMAX 30』
文字通り30回目の記念大会なのだけど、第1回を生で観ている僕からすると
さすがに年齢を意識せざるを得ない(^^;)。あと何回観られるかなぁ・・・。

そして今年はコロナ禍によるボリューム縮小版で、基本的にはA・B両ブロック
公式戦”のみ”と、アンダーカード数試合が交互に行われる日程。カンタンに
言うと、Aブロックの選手が試合をしている日はBブロックの選手は休める、と
いう、結果的にコンディションに配慮したスケジューリングになっている。


[本日の公式戦結果・Aブロック] ※左側が勝利予想選手


ウィル・オスプレイ<1勝>【Storm Breaker】<1敗>高橋裕二郎×
タイチ<1勝>【Black Mephisto】<1敗>ジェフ・コブ×
鈴木みのる<1勝>【Gotch Style Pile Driver】<1敗>石井智宏×
×鷹木信悟<1敗>【Bladerunner】<1勝>ジェイ・ホワイト
飯伏幸太<1勝>【Kamigoe】<1敗>オカダ・カズチカ×


[本日のピックアップ]


最初に言わなければならないのは、今回のG1開幕戦は近年稀に見る当たり回
全試合ピックアップすべき大会なのだが、敢えて選ばなければならないのであ
るのなら、新日本のメインを張るに相応しい2人の試合をチョイスせざるを得ず。

飯伏幸太vsオカダ・カズチカ
今年の1.4ドームのメインイベントのカードが、G1開幕戦で実現。2人とも身体
をしっかり作った状態。特に飯伏の見た目がヤバイくらい研ぎ澄まされている。

試合の主導権は終始オカダが握っていた。オカダ・カズチカ、実はかなりオー
ルドスクールであり、派手な技を殆ど使わないまま試合を組み立て、それでい
て観客を唸らせることが出来るようになっている。かつての棚橋をアップグレ
ードしたかのようなスタイルは、新日本のトップに相応しいと思う。


だが、今回は飯伏がそれにしっかり対応アバンギャルドだった飯伏なのに、
今日の試合は緩急の付け方が抜群。オカダの変形コブラクラッチを再三喰らい
ながら、しっかりカミゴエまで持って行った。


飯伏、大一番を見事に突破。
これで優勝に近づいた気もするが、おそらくAブロックの台風の目は、見事な
ヘビー級の体格に変貌し、裕二郎に完勝したウィル・オスプレイな気がする。
10/5の高松び注目!


[本日までの星取表]


帰らずの海

#はるばる来たぜ・・・


▼帰らずの海 / 馳星周(Kindle版)

強化月間シーズン2、題して馳星周アンリミテッドの2本目。
今回は北海道・函館を舞台にした警察小説主人公を始めとした全ての
登場人物がワケアリ、という、馳星周ならではのノワール感の漂う作品。

ただ、これまで読んだアンダーワールド系と比較すると、ドロドロこそ
しているモノの、ややとっつきやすい人間ドラマが展開されている感。
かつて栄華を誇った地方都市陥りがちな状況も解りやすく描かれてい
る上に、あまりに根の深い恋愛小説の要素もある。読み応えはタップリ、
けして退屈しないタイプの良作、だと思う。

若干納得が行かないのは、今現在も「北海道第二の都市(※)」とされ
函館が、既に終わっている街のように描かれていること。3年前に初
めて行った函館は、贔屓目無しで観光都市としての勢いが失われている
とは思えなかった。夜の飲み屋街もそれなりに盛況だったし、海街とし
ての雰囲気も良好。機会があれば、もう一度行きたい街のベスト3に入
っているのだけど・・・。

ということで、函館出身の人以外(^^;)にオススメ。
馳星周作品、今のところハズレ一切無いです。すげぇな、やっぱり。

※人口だけで言うと【札幌・旭川・函館】の順番らしいです!

甲羅干しの日

#日向の風景


こないだ自転車で出掛けた凄く暑かった日、近所の川で珍しい風景が。

いつも通勤で利用する親水公園に架かる橋のあたりはカルガモの溜まり場
彼らは半分水に浸かりながら呆けていたのだが、その少し先にちょっと変
わった動物の気配が。

拡大してみるとこんな感じ。
どうもこの辺はカメにとっても都合の良い場所らしく、周りをちょっとよ
く見ると、悠々と泳いでいるカメが多々いることに気付く。

ほっこりした風景ではあるのだが、きっと彼らは外来種(^^;)。
おそらくアカミミガメであり、それがこんなに増えちゃっている、という
ことがちょっと怖くもある。

外敵がそれほど存在しないカメって、結構最強なんだよなぁ・・・。
見た目は凄く可愛くて、鑑賞する分には良いのだけど。

日本懐かし夏休み大全

#なつやすみのこども


▼日本懐かし夏休み大全

買いだめした「懐かしシリーズ」、取り敢えずラストの1冊。
ちなみにこちらは今までの作品と違い、A4変形サイズの純粋なMOOK
従って著者名がクレジットされていない。

昭和生まれの子どもたちの「夏休みの思い出」を集めた一冊。
ラジオ体操・昆虫採集・夏祭・花火などは、考えてみれば確かに夏休み
のアイテムである。この夏休みアイテムを二学期まで引き摺ってしまう
と、妙に空しくなったなぁ、あの頃は(^^;)。

取り敢えずザッと読んでから考えたのは、この中で今も生き残っている
モノがどれだけあるのか?ということ。早朝のラジオ体操は既に死滅し
ていそうだが、昆虫採集は今でも時折捕虫網と虫かごを抱えた親子を見
掛けるし、町内会の夏祭や花火を楽しむ子どもたちもわりと見掛ける。
僕は全篇に「懐かしさ」を感じたのだが、もしかしたら今も残っている
モノが多々あるのかもしれない、と思った。

特筆すべきは「現存する(であろう)最後の室内釣堀」、我が区・篠崎
つりぼり金ちゃんが、かなりのページ数で紹介されているところ。
最後に行ったのはもう5〜6年前になると思うのだが、今も健在なようで
一安心。近いうちにもう一度行かなねば!と強く感じた。

ちなみに僕の夏休み定番ドリンクペプシコーラ一択。
王冠裏くじはなかなか当たらなかったけど♪

・・・テーマソングは↓↓コレだな、絶対。