2020・G1-30 at 後楽園ホールvol.2(07/19)

#G1 #後楽園ホール(2)


『G1 CLIMAX 30』、後楽園ホール2日目。
今年のG1、決勝戦を除く日程は全18日、各ブロック9日ずつなので、今日か
中盤戦に突入することになる。2敗以上の選手はもう負けられない状況なの
だが、その中にオカダが入っているのがちょっと意外な感じ。さて今日は・・・。


[本日の公式戦結果・Aブロック] ※左側が勝利予想選手


鈴木みのる<3勝1敗>【Gotch Style Pile Driver】<4敗>高橋裕二郎×
飯伏幸太<3勝1敗>【Kamigoe】<1勝3敗>ジェフ・コブ×
オカダ・カズチカ<2勝2敗>【Money Clip】<3勝1敗>タイチ×
ウィル・オスプレイ<3勝1敗>【Storm Breaker】<3勝1敗>ジェイ・ホワイト×
石井智宏<1勝3敗>【Brain Buster】<1勝3敗>鷹木信悟×


[本日のピックアップ]


今日のメイン、リーグ戦の成績が振るわない鷹木石井の一騎打ち。
この試合をメインに持ってくる、という狙いは解らなくも無いのだけど、個人
的にはもう少しリーグ戦の星取を考慮した試合順の方がいいなぁ・・・。

今日のピックアップはウィル・オスプレイvsジェイ・ホワイト
すっかり大物感が漂って来たジェイだが、このG1で別人のような身体を作っ
てきたオスプレイも全く見劣りがしない。今の新日本の二大外国人エース
と言い切って問題無いと思われる。

態度は悪い(^^;)が、年の割にオーソドックスオールドスクールなレスリン
グを展開するジェイが試合をリード。緩急の付け方が絶妙な上に、観客をイラ
イラさせる才能に満ちているため、試合が妙に盛り上がるから凄い。

しかし、一回り大きくなりながらもスピードが全く衰えていないオスプレイ、
ノラリクラリのジェイを向こうに回して躍動。スピードはもちろん、全体的
パワーでもジェイを上回った。驚愕、と呼んで差し支えない。

外道の乱入をモノともせず、ヒドゥン・ブレイドからのストーム・ブレイカー
を決め、オスプレイが完勝。オスプレイ、とんでもない選手に育ってくれた。

出来ることなら、今年のG1はオスプレイに取って貰いたい、と思っている。
今のオスプレイはかつての外国人エース、プリンス・デヴィットAJスタイ
ルズケニー・オメガよりもポテンシャルは高い。早いうちにIWGP王者
なるべき。

・・・今日の大会で全勝は消え、全敗高橋裕二郎のみ。
腰の調子が悪そうなオカダはおそらく消えるから、ブロック突破候補はジェ
イ・飯伏・オスプレイの3人に絞られた感。タイチはどうだろうか・・・。


[本日までの星取表]