#THE GREATEST DRUMMER at ALL TIME
・・・チャーリー・ワッツ逝去のニュース。
2021年8月24日、ロンドン市内の病院にて、家族に看取られなが
らこの世を去った。享年80。
まもなく始まるTHE ROLLING STONESのツアーへの不参加を表明
しており、もしかしたら自らの最期を悟っていたのかもしれない、
と思った。そうでなければチャーリーがあれだけ愛していたストー
ンズのステージに「出ない」という選択肢は無い。
若くして亡くなったスティーブ・ジョーンズはもちろんのこと、
ミック・テイラーやビル・ワイマンという『大物』が脱退しても
全く揺るがなかったローリング・ストーンズ。でも、チャーリー
の【離脱】は次元の違う大事件。今後のストーンズを、僕は果た
してストーンズとして認識できるのだろうか?
力尽きてもおかしくない年齢なのは解る。
ストーンズは僕らの親の世代からずっと愛されていたバンドであり、
僕の人生にも本当に大きな影響を与えてくれた。極端な話、僕が死
ぬまでメンバー全員が生きていてくれる気がしていたのだけど・・・。
チャーリーのビートを「抜く」叩き方が好きだった。
世界中であの技をあんなにカッコ良く出来るジジイを、僕はチャー
リー以外に知らない。絶対にもう一度、チャーリーのドラムを観な
ければならない気がする。
だから・・・。だからまた、必ずどこかで。
だってチャーリーは、これからもストーンズのビートを刻み続けな
ければならない偉人なのだから。