#内側が語る「天才」
気付けば全て購入してしまっている、宝島の「証言」シリーズ。
今回の素材は先日東京ドームで大々的に引退した武藤敬司。サブタイト
ルは『平成プロレスを支配した「天才レスラー」の光と影』。案の定、
と言うか、やっぱりと言うか(^^;)。
今回の証言者。新日本プロレス時代を船木誠勝、ジミー鈴木、永島勝司、
大仁田厚、全日本プロレス時代を川田利明、和田京平、TARU、諏訪魔、
大森隆男、そしてリングの外側を橋本かずみ、神奈月、小島和宏。
これまでの武藤の歴史を考えると、もっと関係の深そうな人物・・・例えば
蝶野とか・・・が思い浮かんでしまうのだが、よくよく考えてみれば非常に
興味深いメンツ(^^;)。コレが期待を裏切らないオモシロコメントを連発
しており、結果証言シリーズの中でも屈指の内容となっている。
引退興行のインパクトが強烈なこの時期、タイムリーなリリースかと。
宝島のこういう嗅覚、ちょっと見習った方がいいかもしれない。
ちなみに今回から著者が宝島プロレス取材班になったらしい。
レビューするにはこっちの方が楽でいいね、うん。