#njpw52nd
3月6日は新日本プロレスの旗揚げ記念日。
毎年この日は旗揚げの地である大田区総合体育館(実際はリニューア
ル前の大田区体育館)で大会が行われるのだが、そのメインイベント
がIWGP世界ヘビー級王者 vs IWGPジュニアヘビー級王者のシングル
マッチになるのが通例。で、今年のカードは↓↓こうなった。
IWGP世界ヘビー級王者の内藤哲也に挑んだのは、ジュニア王者のSHO。
SHOの現在地は紛れもなくヒール、それも極悪(^^;)。ちょっとした
詐欺まがいの方法でジュニア王座を手に入れ、まんまとメインイベント
に漕ぎ着けた手腕には、正直恐れ入った。
予想出来たことだが、試合を支配して魅せたのはやはりSHO。
徹底的に悪いことをし、あの内藤にペースを握らせない、という試合
巧者ぶりを発揮。中盤のグラウンドの攻防では完全に内藤の上を行き、
もしかしたら?とまで思わせたのだから凄い。
しかし、試合は地力に勝る内藤の勝利。
ただ、極悪ヒールに徹し、自分の“仕事”を全うしたSHOが、僕には
神々しくすら見えた。
・・・オカダを欠いた今、新日本のキーマンとなるのはSHOなのでは?
と思う。実際、ヒールとしての立ち居振る舞いは完璧と言ってよく、
客を掌で見事に転がしている。さらに、デビュー時からSHOを知って
いるファンならば、SHOが実力者であることを充分に知っている。
いつ、どこでSHOをベビーターンさせるか、新日本の手腕に期待。
・・・個人的にはヒールのSHOが好きだから、そのへん複雑だけど(^^;)。