恋塚

#妖艶純文学


恋塚 / 花房観音(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

おそらく「フェイタル」を読んだ所為でKindle Unlimitedリコメンドに登場し
たモノ。花房観音作品は花びらめくり以来、実に8年ぶり

全6篇からなる短編集
相変わらず気合の入った官能小説で、さすがは団鬼六賞大賞受賞作家
この手のジャンルはそれほど大量に読んでいるワケでは無いのだが、作品によっ
クオリティ天地の差がある。花房女史の作品はエロ描写が妙に艶めかしく
“官能”という部分だけ切り取っても太鼓判が押せるのだが、作品内でのエロ比率
はそれほど高いワケでも無い。各篇冒頭のトーンは純文学的で、そこから徐々に
エロを高め、最終的に切なめなエンディングに落とす、という手法は、ちょっと
した職人芸。官能小説なのに、読後感は一般作の長編を読んだ時に感じるモノに
近い気がする。

印象に残ったのは、タイトルロール「恋塚」
偶然再会した幼なじみと関係を持ってしまい、最終的に殺人まで犯してしまう男
の話なのだが、この展開があまりにゾッとするモノ。ハッキリ言えばオチは読め
るのだが、そこに至るまでのプロセス描写が凄まじく、解りきった結果にすら呆
然としてしまったほど。

花房観音、実に恐ろしい作家
この手のジャンルにアレルギーが無ければ、ぜひご一読を。おもしろいので!

フォノプリアンプ

#China Power


こないだ報告したヘッドフォンアンプと一緒にアリエクで購入した物件。

フォノプリアンプ。型番はPP500で、メーカーは安定の不明(^^;)。あ、840円
コレが何をするものなのかというと、レコードプレーヤーゲインを上げるため
のモノ。その昔、家庭内で音楽を聴くための機器がほぼラジカセだった頃に、
ナログレコードプレーヤー出力とラジカセの外部入力の間に接続し、レコード
録音・再生するためのユニット。以前はフォノイコライザーと呼ばれていた。

どうしてコレを今さら手に入れたのかと言うと、自分の部屋のレコードプレーヤ
ーを活用するため。僕の部屋には購入から余裕で40年以上は経過するレコード
プレーヤーが存在するのだが、そのアンティーク今でも動作することが判明。
このプレーヤー、同じくアンティーク(?)のアンプに接続されているのだが、
このアンプが左チャンネルから音が出ない状況。なので、アンプからプレーヤー
の結線を外し、このプリアンプを通しでいま使用しているオーディオシステムに
接続すれば、部屋でもアナログレコードの録再が可能になる。

・・・しかし、しばらく動作確認出来ないかも(^^;)。
プレーヤーを接続するためにはオーディオラックを動かす、という大工事(^^;)
が必要で、ソレをやっているヒマも気力も無い(^^;)。しかし、やたら音質の良
いプレーヤー・・・コレの詳細は後日!・・・を埋もれさせておくのも勿体ない。
どうしようかなぁ・・・。

イロモノの野望

#リアルな天才


イロモノの野望 / 男色ディーノ(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DDTのアイコン”こと、男色ディーノの著作。
ディーノは3日後、DDT後楽園ホール大会にて新日本プロレス棚橋弘至との
シングルマッチに臨む。カード発表と同時にチケットがソールドアウトになった、
という、ある意味で「夢の対決」の前に、どうしても読んでおきたかった作品。

いわゆる「プロレス頭」良さに於いて、ディーノは国内プロレスラーの中でも
1・2を争う天才。そもそもディーノがDDTに上がるきっかけになった試合とい
うのが、インディ団体で行われた『透明人間』との一騎打ち。この試合の完成度
に唸った高木三四郎がほぼ三顧の礼でDDTに迎え入れた、というまるで都市伝説
の様な事実。この作品のサブタイトルが『透明人間と戦ってわかった自分の商品
価値の上げ方』なのは、その“奇跡”に由来しているハズ。

“ゲイ”という取り扱い注意なキャラクターを20年に渡って演じ続け、そのキャラ
のまま“ここぞ!”という場面では絶対的なエースとしてファンの期待を一身に背
負って魅せる。ゲイキャラのままファンから絶対的な信頼を得ている、というの
は、考えてみればかなり凄いこと。そんな芸当はディーノ以外の誰にも出来ない、
と心から思う。

そしてディーノは、プロレスに於ける「物語」の作り方が圧倒的に上手い。
リング上で行われるのは”通常のディーノの試合”だが、試合に至るまでに自ら
の思想や過去の因縁などを解りやすくファンに伝え、期待を煽りまくる。プロ
レスの魅力が『プロセス』であることを誰よりも解っており、我々はディーノ
の掌から動くことが出来ない。こういうのを、普通に「天才」と呼ぶ。

そんな天才、男色ディーノは、文章でもやっぱり天才だった。
元々ゲーム系のフリーライターとして活動しており、その文章力には定評があ
ったのだが、1テーマで一冊を仕上げられると、その説得力圧倒的。ディー
ノ本人はこの作品を『ビジネス書』としているのだが、そこに偽りは全く無い
自らの経験を事例とし、他分野でソレを生かせる方法が懇切丁寧に記載されて
いるのだから、正直舌を巻いた

僕は男色ディーノというプロレスラーを心から尊敬している。そして、それと
同じレベルで棚橋弘至というプロレスラーにも絶大な信用を置いている。その
2人が、遂にシングルで・・・。いやぁ、楽しみでしかない、本当に。

ミニデジタルステレオアンプ

#簡易キット


すっかりシリーズ化しているアリエク・よりどりの件。
僕の場合、電動工具部品PC関連周辺機器、そしてオーディオ系が出てくると
触手が動く場合が多いのだが、今回引っかかったのが↓↓コレ

50W+50WミニデジタルステレオアンプYS-AP50L
50mm四方コンパクトサイズで、電源別売りボリュームコントロール
ツマミ一つあるだけのシンプルな設計だが、ヘッドフォン端子の他にちゃん
左右スピーカー出力がある。入力ステレオミニAUX端子USB3.0
後はBluetooth5.0入力にも対応している。

コレのおもしろいところは、自分で組み立てなければならないこと。
↑↑こんな感じで基板パーツ裏表2枚パネルネジ・工具がセットになって
いる。2枚のパネルで基板を挟んでネジ止めすればOK。もちろん、半田ゴテ
作業は不要。ちなみにボリュームは無限式に押し込むとミュートがかかる。
このアンプだけでは音色の調節は出来ないが、ウワサによれば内蔵のチップに
イコライジングパターンを書き込めるらしい。

取り敢えずAUX入力ウォークマンを接続し、ヘッドフォンにて動作確認
無事に音は出て来たのだが、なんというか・・・音、わっる(^^;)。ヘッドフォン
をウォークマンに直差しした方が明らかに音が良い。まぁ、520円だからしょ
うがないんだけど(^^;)。スピーカー出力だともう少しマシなのかなぁ?
どこかで改めてテスト!

ちなみに、コレとは別のタイプのアンプキットをもう一つ購入している。
そのレビューはまた改めて。

Hello, Goodbye

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
前回のこのお題目に引き続き、今回も世界中の殆どの人名前くらいは知ってい
る伝説のバンドの楽曲。

Hello, Goodbye by The Beatles
僕がビートルズを知ったのは、おそらく小学校に上がるか上がらないかの頃。
さすがにビートルズは僕が物心が付く前に解散しており、残された楽曲の一部が
『スタンダード』とされた。コレが「イエスタデイ」不幸なことに、この時の
風評“ビートルズ=イエスタデイ”で、もちろん美しいメロディだとは思ったの
だが、この手のバラードは僕に大きなインパクトは与えず。故に、かなり長い間、
僕の中でビートルズが動き出すことは無かった

しかし、ある程度の年齢を重ねると、ビートルズを無視し続けることが不可能
なる。好きになるアーティストが影響を受けたバンドはおおよそがビートルズ
ストーンズであり、そのルーツとしてようやくビートルズを聴きまくったのが
高校生の頃。その中でいちばん心に刺さったのが、この“ハローグッバイ”という
名曲であった。。

かんたんな英単語羅列だが、この歌詞がメロディに乗るととてつもない美しさ
を感じる。おそらくこの曲の歌詞は計算され尽くした語呂で、一度聴くとどこの
国の人間だろうが口ずさみたくなる、と思う。

もしあの頃最初に聴いた曲がイエスタデイではなく、この曲であったとしたら、
僕の人生は違う方向へ行ったのかもしれない、と思うと若干悔しいかも。
・・・それも含めて、運命だったんだろうなぁ、とも思うけど。

Magical Mystery Tour / The Beatles