BEST OF THE SUPER Jr.32・後楽園ホール(1)

#BOSJ32 #ROPPONGI 3K


新日本プロレス『BEST OF THE SUPER Jr.32』、気が付いたら既に開幕
から三戦目後楽園ホール大会(^^;)。今日は個人的に思い入れの深い対
戦カードがラインナップされていたため、NJPW WORLDでライブ観戦。

注目は第七試合SHO vs YOHROPPONGI 3K対決
昨年の両国で同じカードがタイトルマッチとして組まれていたのだけど、
序盤でYOHが左肩を負傷、試合がほぼほぼ中止になってしまった過去が。
この二人の対決は、僕の中で間違い無く「特別」。せめて今日は、普通
試合終了のゴングが鳴ってくれれば・・・と思って観ていたのだが!

SHOYOHも、実に見事
あの頃からはちょっと考えられないが、今のSHOはHOTいちばんしっ
かりしたヒール。対するYOHは長い低迷を“サイコキャラ”に扮すること
で抜け出した。両者共に自分のキャラクターをしっかり貫き、今の自分
たちを強烈にアピールして魅せた。今日のところは、大拍手を贈りたい。

・・・あくまで『今日のところは』である。
僕は今でもSHO新日本のトップに立つべき、と思っているし、YOH
ジュニア王者になる姿を見ることを諦めていない。田中翔小松洋平は、
近い将来キャラクターから外れた真っ向勝負を魅せてくれるハズ、と僕
は信じている。観れるといいなぁ、その試合・・・。

そしてさすがはBOSJ、今日も捨て試合が一切無いすばらしい大会。
メインでヒロムを破った藤田、石森に完勝したDDTのMAO、Jr.王者の
デスペを攻略して魅せたニック・ウェインの3名は、特に注目すべき。
誰がどこで何を言おうと、最高で最強なのは新日ジュニアである、と、
僕はずっと信じ続けているよ!

SABU

#MASTER OF HARDCORE


本日飛び込んできた、あまりの突然の訃報
4月にGCWジョーイ・ジャネラとの有刺鉄線デスマッチを最後に引退
表明していた“インディーの帝王”ことサブゥー死去。死因は今のところ
不明。享年60

初来日は1991年FMW『世界最強総合格闘技タッグリーグ戦』と銘打
ったあまりに胡散臭いシリーズに、叔父であるザ・シークのパートナーと
して出場したのだが、この時既にインパクト絶大。晩年で全く動けなく
なっているシークの代わりに試合の9割9分を動き続け、我々の度肝を抜い
てくれたのだから。

このFMWでの活躍を皮切りに、程なく全世界ブレイク。特にECWでの
徹底したハードコアスタイル芸術の域で、プロレスの世界に“テーブル
クラッシュ”という概念まで持ち込んで魅せた。この時のサブゥーに影響
を受けてプロレスを始めた選手がどれだけ居たことか・・・。

ECW世界ヘビー級王座は二度奪取。第24代IWGP Jrヘビー級、第90代
NWA世界ヘビー級王者。ほか、獲得タイトル多数。間違い無く唯一無二
のプロレスラーであり、最高のパフォーマーだった。

アチラでは、きっとシークが手ぐすね引いて待っているかと。
アラビア師弟コンビの復活はとんでもない旋風を巻き起こすだろうし、
最高のライバルであるテリー・ファンクとの再戦も要注目。これは見逃
すワケには行かない。だから、敢えてサヨナラは言いません。

また必ず、どこかで。僕も近いウチに、最前列を陣取るので。

プロレス深夜特急

#Japanese Buzzsaw


プロレス深夜特急 プロレスラーは世界をめぐる旅芸人 / TAJIRI(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リアルワールドフェイマス元WWEスーパースターTAJIRIの著作。
携帯サイト『プロレス/格闘技DX』での連載をまとめたモノで、4年前にリリー
スされた作品だが、Unlimitedに登録されていたので読んでみた。

TAJIRIの「文才」に関しては、WWE在籍時週刊プロレスで持っていた連載
で既に明らかになっている。読みやすく、解りやすい文章に加え、読む側に対
して“伝えたい事象”明確。そこらへんのエッセイストを軽く上回る“作家”
あり、この才能はもっと一般に認知されても良いと思うのだが・・・。

そんなTAJIRIが、プロレスラーとして呼ばれた世界各国を巡った経験を記した
紀行文。各国の状況はもちろんのこと、すれっからしファンの僕でも想像する
ことの難しい国の“プロレス状況”が手に取るように解る。特にイタリア・ポル
トガル・オランダなどの欧州でのエピソードはおもしろく、思わず行ってみた
い!と思ってしまったほど。この人、プロレスだけでなくエッセイストとして
超一流だ、と改めて思った。

そして、巻末書き下ろしで描かれたスターダム・朱里との特別対談が絶妙
今改めて思い出してみると、TAJIRIや朱里、KANAKUSHIDAで構成されてい
た団体・SMASHは、本当にすばらしいプロレス団体だった、と改めて。
もしSMASHが今も続いていたら、日本のプロレスは今とちょっと違った方向
に進んでいたかもしれない。

コレ、当然手に取るのはプロレスファンだけだと思うが、可能ならそうでない
一般の人にぜひ読んで欲しい。エッセイのなんたるか?が、全て詰まっている
作品だと思うので。

WRESTLING DONTAKU 2025 day2

#njDONTAKU


新日本プロレス『レスリングどんたく 2025』二日目。
4月19日から約2週間に渡って繰り広げられたどんたくシリーズ最終戦
でもあるのだが、まぁ本当にいろいろあった。そして今日、新日本を心か
ら愛していた男が、セルリアンブルーのマットに別れを告げる。

本当なら、メイン&セミに触れるべきだと思うのだけど、今日はさすがに
第六試合10人タッグマッチにフォーカスするしかない。再編成となった
新日本本隊海野翔太&石井智宏&タイチ&TAKAみちのくに対するのは、
内藤哲也&BUSHI&高橋ヒロム&鷹木信悟内藤BUSHIは、コレが新日
本最後の試合になった。

正直言うと、試合内容はあまりよく覚えていない
内藤が久しぶりにほぼ完璧なデスティーノを決めたこと、TAKAからフォ
ールを取って試合を決めたのは鷹木であったこと、くらい。内藤の今後が
どうなるのか、今は全く見当が付かないが、今後も活躍してくれることを
願っている。

・・・セミファイナル上村優也との大熱戦を制し、IWGPグローバルを防衛
した辻陽太の元に、もう一度登場した内藤&BUSHI&ヒロム&鷹木L.I.J
最後の儀式は、ちょっとくるモノがあった。

新日本の今後も、内藤&BUSHIの今後も、大いに気になる。
今日は満員になった福岡国際センターが、来年も人で溢れますように。
そして内藤とBUSHIが、もう一度大きく輝けるような未来が来ますように。

WRESTLING DONTAKU 2025 day1

#njDONTAKU


新日本プロレス『レスリングどんたく 2025』初日。
さすがに大会場福岡国際センター観客8分の入りだったが、大会内容
かなりのモノ。印象に残った2試合を集中レビュー

まずは第5試合・棚橋弘至ファイナルロード~縁(えにし)
引退を控える棚橋弘至が、これまで対戦成績7勝6敗で勝ち越している難敵、
ザック・セイバーJr.と一騎打ち。正直、棚橋が勝ち逃げしてもいいんじゃ
ないか、とも思ったのだが、コレがとんでもなくエモい試合になった。
全盛期には及ばないが、タナのコンディションはここ最近でいちばん良か
ったのではないか?と。正しく今が全盛期のザックを向こうに回し、棚橋
らしいテクニックで対抗。読み合い・切り返し合いの応酬は見応え充分で、
僕の好きなプロレスらしいプロレスを堪能することが出来た。
結果は完敗、対戦成績も五分に持ち込まれてしまったが、これは棚橋弘至
だけが可能な、棚橋弘至らしいプロレス。コレがもうすぐ観れなくなっち
ゃうんだよなぁ・・・。

そしてメイン、DOG POUND CAGE MATCH
デビッド・フィンレー率いるWAR DOGSが、EVIL率いるHOT5vs5
全面対決。負けた方のチームがBULLET CLUB追放、という金網マッチ
かつてこの形式でUnited Empireととんでもない試合を行ったWDが有利
と思っていたのだが、HOTの対応力もなかなかのモノ。特に成田SHO
ハードコアっぷりは凄まじく、新日本の生え抜きとは思えないほどの狂気
を発揮。結果こそWD勝利で終わったが、逆にBULLET CLUBの縛りが外れ
たおかげで、今よりもさらに徹底したヒールになれそう。この抗争、以外
に長く続くかもしれない。

さて、明日は最終日大会二日目客入りも含め、どうなるか・・・。