こち亀の終焉によせて

「こちら葛飾区亀有公園前派出所」、通称“こち亀”が、先週土曜日に発売され
週刊少年ジャンプ最終回40年の間、一度の休載も無く続いた連載マンガ
が、遂に終焉を迎えた。

驚いたのは最終回に対する出版社の「演出」
ジャンプ本誌コミックス最終巻となる200巻を同時発売し、最終回の内容が
それぞれ違う、という、驚愕の仕掛けを施した。出版物としてはあまりに派手
既に国民的なマンガとなっているこち亀に対しての、集英社の「愛」を感じ、
思わずジ〜ンと来た。

ちなみにジャンプ本誌、そしてこの40周年記念特装版の200巻、双方共に軒並
売り切れ。僕は大手町駅構内の本屋でどうにか手に入れることが出来た。

最終回の内容については、多くを語る必要は無いと思う。
これまでのこち亀の在り方を考えれば、最後の回を無理に泣かせる必要は無い
し、物語にケリを付ける必要も無い。僕の考えでは、アレがベストだと思う。
あの終わり方ならば、あのメンバーがある日ひょっこり帰って来ても誰も文句
を言わないと思うので。

・・・ひとまず、ひとまず言わせて貰います。
秋本治先生、本当に40年間お疲れ様でした。もちろん休んで貰って全然構いま
せんが、今後こち亀を書きたくなるようなことがあれば、どの媒体でどんな長さ
でも構いません。書いてください
40年読んで来た我々は、普通にこち亀に再会出来ると信じているので。

▼40周年記念特装版・こち亀200巻 / 秋本治

いかがわしい経験をしまくってみました

▼実録!いかがわしい経験をしまくってみました / 藤山六輝(Kindle版)

昨年読んだ「海外アングラ旅行」の作者、藤山六輝の作品。
この手の実録モノは個人的に好き嫌いがハッキリ別れるのだが、この人の文章
はわりと僕に波長が合う模様。たまたまKindleストアでセールになっていたの
で、久しぶりに読んでみました♪

このノンフィクション、なんか凄いです(^^;)。
タイトルからすると雑誌か何かの企画で「いかがわしい体験」をし、それを
まとめたルポのような気がするのだが、ここに書いてある殆どの事実は著者自
らが自分で選択した状況(^^;)。エロ本の編集者になるのも、格闘家に本気で
殴られるのも、怪しい芸能事務所に所属するのも、ヤクザに軟禁されるのも、
自身の選んだ道であり、下手すれば著者の「半生記」みたいなモノ。それだけ
に内容はかなり生々しく、ある場面では著者に対するリスペクトすら生まれて
くる始末。まぁ、ある場面では「絶対真似したくない」と思った部分もあるの
だが(^^;)。

取り敢えず僕は、藤山六輝という作家をアングラ系フリーライターの見本のよ
うな人、と位置付けたく。実話系やウラモノ系、アングラ系の雑誌が大好物の
人は、買って損は無いと思います。

次回作も読んじゃうだろうなぁ、きっと♪

或る集落の●

▼或る集落の● / 矢樹純(Kindle版)

奈良出張からの帰宅時、新幹線に乗車する前にKindleストアで購入したモノ。
「ホラー」というキーワードで検索し、タイトル内の「●」に惹かれた結果。
矢樹純はもちろん読んだことも聞いたことも無い作家だったのだが、これが・・・。

青森県のある集落を舞台としたホラーで、形式は連作短編。章ごとに語り部は
変わるのだが、共通の登場人物がひとり。やや淡々とした心情描写で物語は進
むのだが、とにかくゾワっとした悪寒が治まらない。やたら怖い

名言こそされいが、タイトルの「●」にもちゃんと意味があり、そこらへんに
ゴマンとある同種の作品とは完全に一線を画す、気合いの入ったホラー
それだけでなく、最後にはちょっとした切なさすら感じる。最近読んだこの
ジャンルの作品の中では群を抜いた説得力を有する、凄い作品だと思う。

この作家、実の妹とタッグを組む漫画原作者らしい。
言われてみればこういう不思議な話は二次元での表現にも凄く向いている気が
するし、もしコミカライズされるのであれば間違い無く読んでみたい気が。

かなり良い作家を発見したかも。
取り敢えずKindleストア内の作品を片っ端から読むことにします!

なんかムズムズするぜ!

ちょっと前にポケモンGOアップデートされ、細々とした機能が追加された。
中でも「ポケモンをしらべてもらう」機能が、どうもなんかアレなのだが。
・・・とにかく見て欲しい。

・・・いやもうね、タマタマを調べて貰うと凄く刺激的なことを言われる(^^;)。
僕のタマタマは全体的にとても強いそうだ。自分では特に意識しなかったけど。

・・・攻撃力抜群、そして胸が熱くなるそうな(^^;)。
いやいやいや、そんな大したモンじゃ無いってば(^^;)。今まで褒められた事
は特に無いし(^^;)。

そういう感じで調べてくれる。まぁ、あんまり重要な事は言わない傾向ある
けど(^^;)。

CWC #10 Episode Final

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」、シーズンファイナル
日本に縁のある選手ばかりが残った準決勝2試合決勝1試合をライブで配信。
もちろん、優勝候補大本命飯伏幸太に注目が集まったのだが、果たして・・・。
今回は準決勝2試合と決勝1試合のみレビュー。

▼ 〇グラン・メタリック(ドラダスクリュードライバー)ザック・セイバーJr.×

元新日本プロレスマスカラ・ドラダことメタリックと、元NOAHザックの一戦。
立体殺法のエキスパート欧州スタイルのレスリングマスター、完全に対極に居る
と見られる二人が正面から激突した。

ザックの関節技にドラダは苦戦する・・・と戦前は予想していたのだが、どうしてどう
してドラダが完全にザックの動きに付いていく。メキシコ流のジャベと新日スタイル
グラウンドのミックスでザックに劣らない動きを魅せるのだからさすが。

熱戦に終止符を打ったのは必殺のドラダ・スクリュードライバー
両者共に持ち味を出し尽くした上での名勝負であり、これに勝利したドラダに
大拍手。3カウントが入った瞬間に大声を出してしまった! ドラダ、決勝進出!

▼ 〇T.J パーキンス(リバース足四の字固めwithフェイスロック)飯伏幸太×

元DDT・新日本飯伏元新日本LA道場TJ。期せずして双方新日本系であり、
これまでの両者の試合内容から期待値がかなり高かった試合。もちろん、期待に違わ
ぬ最高の試合となった。

いわゆる“噛み合う”試合。雰囲気的にはDDTで話題になった飯伏vsエル・ジェネリコ
の雰囲気に酷似した、レベルの高い空中戦。リアルに一進一退の攻防であり、両者へ
のコールが鳴り止まない凄い試合。飯伏2発目シットダウンの体制で、正直イヤな
予感がしたのだが・・・。

飯伏のフィニッシュを見事に切り返したTJが鉄壁のリバース足四の字。各社の記事で
「ニー・バー」と表記されているが、紛れもなく裏四の字。さらにフェイスロック
を加えた拷問技で飯伏、無念のタップTJが決勝に進出! 正直、残念・・・。

▼ 〇T.J パーキンス(リバース足四の字固め)グラン・メタリック×

各国から集まった32人の頂点は共に元新日勢。どちらを応援していいか迷った末に、
どちらも応援するのを止めた(^^;)。そして試合前にHHHが登場し、この試合の勝者
がWWEクルーザー級王者となることをアナウンス、ベルトまで披露。じっくり見せ
て貰いました!


準決勝がハードだった両者だが、疲れ微塵も見せず。初開催のCWCで王者になる、
ということは、WWEの歴史に名を残す、ということ。共に死力を振り絞った削り合
であり、本当に手に汗を握った。こういう試合、もうしばらく無いかもしれない。

最後はTJが完全無欠のリバース足四の字を極め、ドラダはタップアウト・・・。
TJCWC覇者になると共に、新設のRAW/WWEクルーザー級王座を獲得。NXT
経由せずにRAW進出となるTJ。考えてみれば、彼ほどWWE向きな選手は居ない。

10週に渡って放送されたCWC、内容的にはほぼ文句無し
正直、ココに出ていいの?的な選手も何人か含まれてはいた(^^;)が、16ヶ国から
集まった選手たちの「成り上がってやる!」感バリバリの試合は本当に面白かった。
こうなると二回目に期待するべきなのだが、今回を超えるのは難しいだろうなぁ・・・。

とにかく、充実の10週間でした! ありがとう、WWE!