新日本プロレス・3.6大田区体育館大会「旗揚げ記念日」のメイン、スペシャル
シングルマッチのオカダ・カズチカvsタイガーマスクWをNJPW Worldにてよう
やくチェック。周囲からは「凄かった!」の声が多々。それを確認すべく、期待
充分で観戦!
まずはタイガーマスクWの登場時のテロップ。
・・・“ゴールデン”を入れちゃマズいだろ、とかちょっと思ったが、虎Wの正体は
既にバレバレ(^^;)。それならまぁいいか、と思い直す。あの人の“別名”ってこ
とでいいね、もう(^^;)。
開始前、この2人が睨み合うとさすがに絵になる。
両者共に長身でマスク(?)も良く、見ているだけで華やかな気分になる。
しかし、旗揚げ記念日のメインは楽しいだけではダメ。果たして・・・。
前半から中盤に渡り、終始ペースを握ったのはIWGP王者のオカダ。
最近のオカダは、前半に相手のスタミナを奪う時間をたっぷり取る、という
王者の闘い方が板に付いてきた感じ。細かな技をキッチリ決める、という基本
は、以前のオカダに欠けていたモノ。それが出来るようになったのは凄い。
しかし、虎Wも後半戦で怒濤の攻め。打撃を中心とした攻防は確実に王者を上
回っており、説得力も抜群。途中、オカダのエルボーを受けた後に“覚醒”し、
タコ殴りにした上での踏みつけ。まぁ、あの人のパターンだが、それが虎Wの
スタイルでも見事に映える。このキャラも自分のモノにしたかな、飯●。
最後にレインメーカーをズバリと決め、27分の熱戦を制したのは王者・オカダ。
新日本のメインは最近やたら長くなる傾向があるのだが、決して退屈しないの
が驚異。全日本やNOAHの四天王スタイルとはまた違った消耗戦はメインに相応
しいとは思うのだけど、ちょっとだけ身体が心配でもある。連発するのはヤバ
いんじゃないかなぁ・・・。
試合後、握手をせずに今後への含みを持たせたのは見事。
タイガーマスクWはいわゆる「企画モノ」だが、中身があの人だからいつでも
本物に化ける。素顔の●伏も良いが、虎Wもなかなか。歴代のタイガーマスク
の中でも、初代に匹敵する力量がある。どこまで続くのかなぁ、コレ。
他の試合は改めてチェックするつもり。
確かに凄かった。こういう試合してれば、そりゃあ客入るよな、新日本(^^)。