緊急とも言えるスケジュールで決まったWBA世界ミドル級王座決定戦。
12戦12勝0敗9KO、現在WBAミドル級ランキング2位の村田諒太(帝拳)が、
元WBO同級世界王者・現WBA同級暫定王者のアッサン・エンダム(フランス)
と拳を交える。
会場は有明コロシアム、日時は5月20日(土)。
正直、この日に仕事を入れてしまっていることを、心から後悔している。
ところでこの試合にちょっとミソを付けているのが「王座決定戦」であること。
実際、現在のミドル級はカザフスタンのゲンナジー・ゴロフキンの一強状態。
WBC・IBFの統一王者であると共に、WBAはスーパー王者として別格扱いする
チャンピオンで、彼のスーパー昇格で正規王者に空きが出来たからこそ実現し
たタイトルマッチ。そりゃあボクシングファンは突っ込むよなぁ・・・。
しかし、エンダムは元WBO王者でもある強打者。
村田はこの強い暫定王者に是非とも完封勝ちして貰い、ゴロフキンとの統一戦
に持ち込んで欲しいところ。これまで強い相手と闘っていない、と揶揄される
村田だが、ここで完勝すれば誰も文句は言わなくなる筈。イケると思うんだけ
どなぁ・・・。