笑いのカイブツ

▼笑いのカイブツ / ツチヤタカユキ(Kindle版)

各所で話題の「イッちゃってる構成作家」ツチヤタカユキのデビュー作。
単行本はちょっと大きめの書店で平積みになっているのだから、それなりに売れ
てる本だと思うのだけど、何故だかKindle Unlimited。取り敢えず読んでみた。

確かに、評価されるのは非常に良く解る。街でしばしば見かけるようなちょっと
オカシイ人の心情って、もしかしたらこんなんじゃないか?とか思う。圧倒的な
“人間臭さ”がそこらじゅうに漂う筆力は、異様な「圧」を感じざるを得ない。
こういう人が、本当におもしろいネタを書くんだろうなぁ、と。そういう意味で、
説得力は抜群の作品ではある。だけどね・・・。

そういうとこも含めて、お前らみたいな種類の人間が羨ましいんだよ、オレは!
と叫び出したくなる。お笑い以外は何も出来なかったとしても、その世界では
有名人になってるじゃねぇか! 世間に認められてるじゃねぇか! もしそういう
才能がオレに1つでもあったのなら、おそらく他には何もいらない。そんな生き
方が出来なかったから、こうなるしか無かっただけのこと。オレから言わせれば、
お前こそが全部持っているこれみよがしに自慢すんじゃねぇ!

・・・というのが、正直な感想(^^;)、かな。
おそらくこの作品を読んだ人は、良い評価だろうが悪い評価だろうが内容は絶対
「熱い」筈。僕ですらこういう熱い感想を持ったのだから、「凄い本」だとい
うのは認めよう。クセはすっごく強いけど(^^;)。
・・・あと、大阪弁がやっぱイヤ(^^;)。