HTB開局50周年ドラマ「チャンネルはそのまま!」を観た。
ちなみにまだ本放送の前なのだけど、NETFLIXで全話先行配信される、
というある種太っ腹な企画(^^;)。
総監督にヒットメーカー・本広克行の名前こそあるが、プロデューサー
や監督陣の中には藤村忠寿・嬉野雅道・多田健・坂本英樹・福屋渉とい
ったバカの皆様(^^;)にはお馴染みの名前が。今や日本でいちばん有名な
ローカルTV局が、全精力を傾けて本気の作品を作った、ということ。
視聴前からいろいろな情報を読み漁った上で観たのだが、良い意味でも
悪い意味でもHTBらしい攻めたドラマ。芳根京子という最終兵器彼女に
恐ろしい芝居をさせると同時に、バカならお馴染みの北海道キャラたち
が大挙出演。特にオクラホマの2名がかなり良い演技を見せてくれたの
には驚いた。
そして、影の主役はやっぱり大泉洋。今やアカデミー俳優なのだから当
たり前なのかもしれないが、演技で人を泣かせることの出来る俳優なの
が凄い。もっとも、NACSは5人全員にその素養があるのだが。
そして・・・。
いちばん泣けたのは全5話を見終わった後。
このドラマはHTBの旧社屋を使って撮影されている。平岸・高台公園の
側にあるこの建物は、ある意味で聖地。もうあの場所にHTBが無い、と
思うと、何故だか妙に泣けてきた。一度行きたかったな、あそこは・・・。