#G1 #後楽園ホール(2) #シールド
新日本プロレス「G1 CLIMAX 29」、東京・後楽園ホール大会2日目。
今日は仕事があり、かなり遅くなってから朦朧とした状態でWORLDを観たのだ
が、眠気が一気に飛んだ試合が2つあった。
第5試合、つまり今日のリーグ戦の最初に組まれたタイチvs鷹木信悟。
共にG1初参戦だが、新日参戦からジュニアを経てすぐにG1に出場した鷹木と、
10年以上経過してようやく参戦したタイチ、というコントラスト。
戦前の舌戦では、「スーパージュニア準優勝でG1に出られるのか?」と毒づい
て魅せたタイチ。鷹木にだけは負けたくない、という意地が随所に感じられる
気迫のこもった攻撃に終始。鷹木も同じくらいのレベルでやり返すのだから、
この試合が面白くならないワケが無い。
両者共に見事だったが、勝利したのは鷹木。
そもそもジュニアには無理がある(^^;)と思っていたのだが、やっぱりヘビー級
で全然通用する。内藤とのLIJ対決が楽しみ!
もう一つはメイン、石井智宏vsジョン・モクスリー。
日米ピットブル対決と目された試合だが、個人的には石井の究極のゴツゴツに
モクスリーがどこまで付いて行けるのか?とか思っていたのだが・・・。
・・・謝ります。すげぇぞ、MOX。
付いていくどころか、肉弾戦であの石井と互角以上に渡り合った上に、得意の
ハードコア展開にまで持ち込み、観客を大熱狂の渦に落として魅せた。MOXは
上背こそそこそこあるが、けっして頑丈な体型には見えないのに、打撃で石井
を上回る場面すらあった。
フィニッシュのデスライダー(ダーティーディーズ)は説得力抜群。
MOXはこれで3連勝、充分に決勝進出が望める位置に居る。AEWとの契約が
どうなっているのか解らないが、正直このまま新日本に定着して欲しいくらい
すばらしい。こうなったら決勝進出、マジで期待しようと思います、ええ。
ちなみに今日は内藤vs後藤、ジュースvsコブなど、他にも注目するべき試合が
あった筈なのだが、残念ながらこの2試合に内容で及ばず。開幕戦で期待した
後藤にはやっぱりガッカリさせられた(^^;)が、イマイチピリッとしない内藤に
も大いに不満。後半で切り返せるのかなぁ、この2人・・・。
※リーグ戦結果
○鷹木信悟(2勝1敗) vs. タイチ(1勝2敗)×
×ジュース・ロビンソン(2勝1敗) vs. ジェフ・コブ(1勝2敗)○
○矢野通(2勝1敗) vs. ジェイ・ホワイト(3敗)×
×後藤洋央紀(1勝2敗) vs. 内藤哲也(1勝2敗)○
×石井智宏(2勝1敗) vs. ジョン・モクスリー(3勝)○