JOKER

#盗人ニモ五分ノ魂


JOKER@舞浜シネマイクスピアリ。
バットマンを良く知らない(^^;)のに、何故に観に行く気になったのかは謎。

「永遠の悪役」として映画史に名を残すジョーカー
コメディアン志望のしがない若者が何故に“JOKER”にならざるを得なかった
のか、その原因がハッキリ究明されているGENESIS的な映画。

今やジョーカーと言えばバットマンの敵ではなく、ドンキホーテ・ドフラミ
ンゴにその座を奪われている感はあるのだが、こうやってスポットライトが
当たると俄然その輝きを取り戻す。極端に口角の上がった道化師メイクはや
っぱり稀代の悪役の「顔」であり、絶対悪としての存在感は抜群。そういう
誰にでも出来るキャラクターではない大役を、ホアキン・フェニックスがケ
レン味たっぷりに怪演。演技で背筋が寒くなったのは久しぶりだった。

これまでジョーカーにシンパシーを感じることは一切無かったのだが、今後
バットマン映画を観る時にジョーカーを憎めなくなりそう(^^;)。このサイド
ストーリー、今後に大きな影響を残すな、きっと(^^;)。

かなり重い映画だけど、一見の価値アリ。ロバート・デ・ニーロの壮絶な散
りっぷりにも注目!

プロレスまみれ

#ケーフェイ?関係ねーよ!


▼プロレスまみれ / 井上章一

タイトルに「プロレス」と付いており、しかも宝島からのリリース。
井上章一という著者が全く知らないのだが、だとするなら一応購入して
おいた方がいい、ということで入手した新書なのだけど・・・。

井上さん、なんと京大の教授らしい(^^;)。
この偉い先生が、主に「プロレスとTVの関わり」について書いている本。
最近の出版物らしく、ケーフェイとかを全く気にしていない内容(^^;)。

とはいえ、かなり好感は持てる。
少なくともこの人はプロレスに対してかなり「愛情」を持っていること
がよく解るし、訳知り的なイヤな印象も無い。思っていることをストレ
ートに表現した、と解釈する。

でも、それが面白いかというとちょっと(^^;)。
こういうのは本で読むのでは無く、居酒屋とかで同好の士たちと語るべ
きことで、文章で読むほどのことは無い気が。さらにひらがなを多用し
た文体、きっと「狙い」なんだろうけど正直読み辛い(^^;)。

惜しかったなぁ、コレ(^^;)。
邪推流のプロレスの楽しみ方、という着眼点は良かったんだけど・・・。

なべとん・味玉醤油ラーメン

#上りvs下り


ちょっとした急用が出来、夕方から実家方面
夜になって用事は終わり、そのまま帰路に就いたのだが、途中で1日何も食
べていないことを思い出し、市原SAに寄った。で、↓↓コレ。

なべとん・味玉醤油ラーメン
これまでの経験からの格言「サービスエリアのラーメンに大きなハズレ無し」
時々すっごく美味しいラーメンに出会うこともあるが、おおよそは可も無く
不可も無く、という場合が多いのだが・・・。

市原SAは上り・下り両側にあり、下りの方はそこそこラーメンに力を入れ
ている感があるのだが、上りは正直「そこまで一生懸命ではない」感じ(^^;)。
この醤油ラーメンもけして不味いワケでは無いし、もし食事時に立ち寄った
らまた食べてしまうかもしれないが、特にセールスポイントがあるワケでも
無い「ザ・サービスエリア」なラーメン。事情があり、ちょっと食欲が無い
ところでも完食出来たのだから、問題があるワケでは無いんだけど・・・。

上りvs下りラーメン勝負は、下りが勝ってるかなぁ、いまのところ。
巻き返しに期待。いやまぁ、そんなには期待してないんだけど(^^;)。

参考:なべとん(RDB)

スシロー・松茸塩らぁめん

#秋の味覚


そういえばこないだスシローに行った折、期間限定のラーメンが出ていたの
で迷わず食べてみた。秋の味覚の王様と言えば・・・。

スシロー南葛西店・松茸塩らぁめん
そう、松茸をベースにした塩ラーメン。スシローの限定ラーメンはいつも
イイ線を突いてくれるのだが、ここでまさかのマツタケ。しかも適当にマツ
タケを混ぜてお茶を濁しているのでは無く、わりと大きな粒がいくつも入っ
ており、香りもかなり良い。

コレをラーメンにしちゃう、という発想が非常に良い。味噌汁とかお吸い物
の代わりに頼んでもいいし、昼時ならコレと寿司2〜3皿でランチにしてもOK。
やるね、スシロー。近くにあって本当に良かった♪

参考:スシロー南葛西店(official)

COVER

#時をかける新人 #東京駅クロニクル


▼COVER 東京駅おもてうら交番・堀北恵平 / 内藤了(Kindle版)

一昨日第一弾のレビューを書いたばかりの堀北恵平シリーズ、さっそく
第二弾のレビューをば。

新人女性警察官堀北恵平(ケッペー)ちゃん、新たな研修先は「鑑識」
ココで下っ端として捜査のイロハを学ぶ恵平が、またもや「体の一部を切
り取られた女性の遺体がラブホテルで発見される」という猟奇的な犯罪
遭遇。(^^;)の警官、柏村のアドバイスを仰ぎながら、先輩刑事・平野
共に捜査に乗り出すのだが・・・という内容。

犯罪の内容は相変わらずエグく、厳しい捜査現場は容易に想像出来るのだ
が、基軸が「成長する警察官」なため、強い感情移入を以て読むことが出
来る。さらにこのシリーズ、ファンタジーの要素が無理なく効果的に使わ
れているため、物語のエグさを上回るホンワカした感じが全編に溢れ、氏
の一連の作品の中ではいちばん読みやすい作品となっている気が。

正直、ミステリーとしての組み立てはそれ程でもなく、愛好家であればか
なり最初の段階で犯人を特定出来ると思うのだが、コレはそこに至るまで
「行程」を楽しむべき。ケッペーちゃんの更なる成長を、今後も見守り
たいと思います。

そして内藤了、巻末に必ず次作の冒頭をオマケしてくれるのが嬉しい。
次回作もかなりヤバそう。このシリーズ、かなり期待しています!