大勝軒まるいち渋谷店・つけ麺with味玉

#それでもつけ麺が食べたい時


渋谷で打ち合わせ、その後に軽く一杯。
〆でラーメンでも食べましょう、ということになり、かなり久々に駅
前の↓↓このお店に。

大勝軒まるいち 渋谷店・つけ麺with味玉
金曜の夜とはいえこんなご時世、渋谷もいつもに比べたら人通りは少
なく感じたのだが、さすがにこのお店人気店だけありそこそこの客が。
こういう状況を見るとちょっと安心する。

これまた久しぶりに魚介系のつけ麺をオーダー。最近は呑んだ後には
魚介系を避けるようになっていたのだが、今日はそれ程大量に呑んだ
ワケでも無かったので、かなり丁度良い味に感じた次第。

美味しいラーメンを食べると、ちょっとだけやる気が溢れる気がする。
週明けもまた渋谷に来なければならないので、ちょっと他のお店も調
べておこうかな?

参考:大勝軒まるいち 渋谷店(RDB)

2000年の桜庭和志

#ただ一人期待に応え続けた男


▼2000年の桜庭和志 / 柳澤健(Kindle版)

柳澤健「XXXX年の○○」シリーズ最新作
満を持して登場するのは“世界が恐れるIQレスラー”、もしくは“グレイシー
ハンター”の異名でお馴染み、我らが桜庭和志。黎明期の日本の総合格闘技
界が偶然に産み落とした、歴史に残るプロレスラーである。

いつもはそういうことをしないのだが、今回読む前にAmazonのレビュー
を幾つか読んでしまった。この作者の作品にしては珍しく辛い評価のオン
パレード。引用が多い、桜庭に対する思い入れが無い、などの記述が多く、
ちょっと心配しながら読んだのだが・・・。

・・・いや、全然面白い
昨今の流行でUWFやPRIDEの裏話はもう出尽くした感があるが、この作品
ではその幅を大きく越えた人たちの談話が多々登場してくる。確かにその
中には書き下ろしのインタビューよりも引用が多いのだが、そこにかつて
のNWA世界王者であるダン・スバーンや、Uインターのスタンディングバ
ウトの選手だったボーウィー・チョーワイクンの言葉もある。Uインター
やサクのことを深く知る上で、非常に効果的な人選だと思う。

そして今もファンの間で「暗黒時代」と表現されるゼロ年代に、夢を魅せ
てくれたプロレスラーは桜庭和志ただ一人。格闘技側の人たちはサクをプ
ロレスラーとカテゴライズすることに抵抗があるかもしれないが、我々に
とって本当の意味での「救世主」。高田がヒクソンになすすべも無く敗れ
た時、大袈裟でなく自殺しかねないほどズタズタになった僕の心を大いに
救ってくれたのは、紛れもなく桜庭和志ただ一人だった。

そんな桜庭和志の全盛期、加えて現在・過去・未来
それが見事に一冊にまとまっているのだから、面白く無いワケが無い。

確かにこれまでにあったような「新たな真実」的な記述には乏しいかも
しれないが、不世出のヒーローを客観的にまとめた作品としては最高レ
ベルだと思う。僕の柳澤健の評価は、相変わらず高いままである。

最後に。
冒頭に記載されているUFC代表、デイナ・ホワイトの談話は必見。
あの時僕が感じていたことを、今をときめく世界最大の総合格闘技団体
の代表者が寸分の違いも無く語ってくれている。それが読めただけでも、
僕は本当に満足である。

JVC HA-XP50BT-R

#bluetooth #Victor


打ち合わせ終わりの秋葉原、ちょっと前まで毎日のように覗いていたヨド
バシアキバに寄った。ゴールドポイントが10,000ほど残っており、失効
しないうちに使ってしまおう、ということで。

で、訪れたのはイヤホン/ヘッドフォンコーナー(^^;)。
ちょうどいい価格で良さそうなのがあれば、と探していたら、見覚えのあ
ロゴマークが。そう、大好きな音を出すブランドのヘッドフォンをすっ
かり失念していた模様。

JVC HA-XP50BT-R
JVC最大の賛否両論ブランド「XX」シリーズのワイヤレスモデル。
“XX”とは、“XTREAM XPLOSIVE”の略で、ヘビーデューティーで堅牢な
デザインと、これでもか!というくらい鳴る低音が特徴。

僕はこのブランドが大好きで、普段使っているワイヤードのヘッドフォ
ンは同じブランドのHA-XM30Xというモデル。以前レビューしてからも
う5年が経過するが、未だに現役バリバリ。音楽に没頭したい時は確実
に登場してくる。

こちらはその後継機で、bluetoothを搭載したワイヤレスモデル
オーバーイヤーではなく、オンイヤータイプなのだが、店頭で自分の
iPhoneをペアリングして試聴したところ、まぁニヤリとする音が。
同じような価格帯の他機種も幾つか試聴したが、やっぱり好みはこの
ブランドであった。

XM30Xの時にも書いたのだが、正直原音には全く忠実ではない(^^;)。
何よりも低音を重視したチューニングはあまりに個性的であり、静かな
音楽を聴く人には絶対に向かないが、爆音で音楽を聴きたい人にはもう
これしか無い、という凄まじいヘッドフォン。やっぱりXXはいいなぁ♪

コレはしばらくヘビーに使うかも。
仕舞寸法がもうちょっと小さければ更に良かったんだけど。

Time(Clock Of The Heart)

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
かつて一世を風靡した「New Romantics」の中心に居り、日本で
も大ブレイクしたバンドの、隠れた名曲

Time(Clock Of The Heart) by Culture Club.
とにかく派手なカルチャー・クラブの楽曲の中では異色なミディ
アムテンポのバラード。AOR風のアレンジが施されており、この
曲で彼らを「ただのイロモノでは無い」と判断した人も多いかと。

ちなみに↑↑は1982年のカルチャー・クラブで、メインマンの
ボーイ・ジョージがやたら美しい。しかし、カルチャー・クラブ
未だ現役2016年の彼らも観て欲しい。

・・・違った魅力に溢れてるなぁ、ボーイ・ジョージ。
堂々と老いを隠さずにステージに立つ姿は神々しささえあるかも。
やっぱり僕の基本なんだよな、初期ニューロマ勢って。

▼Kissing to Be Clever / Culture Club

私説UWF 中野巽耀自伝

#しゃちほこ固め


▼私説UWF 中野巽耀自伝 / 中野巽耀

毎回興味深い書籍を出してくれるG SPIRITS BOOKの新作は、旧UWF
・新生UWF・UWFインターナショナルの「3つのU」に所属し、現在
もフリーとして時折リングに上がる中野巽耀の自伝。

湯水のように出てくるUWF関連の書籍はほぼ読んでいるのだが、ま
さかこの人が本を出すとは思わなかった、というのが正直なところ。

新生UWFの頃、いわゆる「密航者」であった僕は、その頃から中野
の試合を多々観ている。いや、旧UWFの後楽園ホールにも通ってい
たから、デビューの頃から、ということになるのだが、その観戦歴
の長さのワリには印象に残っている試合がそう多くない。しっかり
覚えているのは旧U時代の広松戦とUインター時代のベイダー戦くら
い。中野龍雄(旧リングネーム)というプロレスラーはちゃんと認
識しているのだが、何故かUWFと結びつかない

逆にそんな中野の書いた本だから、ちょっとだけ期待していた。
ところが、あらゆるUWF一匹狼的に活動していた中野には「あの
事件の真相」的な情報が一切無かったのではないか?と。
暴露的な要素は殆ど無く、淡々と自分のプロレスラー人生について
語られる内容は、残念ながら僕には響かなかった。

UWFにはもちろん思い入れはあるが、この手の書籍はもう頭打ちか
な、と感じた。次に読むつもりの柳澤健の作品の内容如何では、僕
U卒業も近いかも・・・。