ONE PIECE #1000 「麦わらのルフィ」

#ONEPIECE1000LOGS


1月4日売り週刊少年ジャンプ・2021.5-6合併号
『ONE PIECE』、記念すべき第1,000話のタイトルは「麦わらのルフィ」

発売日にジャンプを買い、それ以降もう繰り返し100回は読んでいると思う。
1,000話到達記念のエピソードは、これまでのワンピースのエッセンスが全
て詰まった、あまりにも相応しいエピソードである。

物心がついた頃から、ずっとマンガを読んできた。
でも、1,000話を超えるような壮大なストーリーマンガに出会ったのは、
おそらくコレが最初で最後になると思う。

ルフィの【夢の果て】は、見られるかどうかが本当に微妙
それでもこのタイトルの付いた1,000話を読んでいると、そこまではなんと
か頑張ってみよう、という気になる。

ワンピースがあって、本当に良かった。

WRESTLE KINGDOM 15・2nd Day

#wk15day2 #Golden Star


新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 15」2日目
昨日に比較する参加メンバーが明らかに弱い。おそらく新日本プロレス
“果敢な実験”、内容は「棚橋・オカダ・内藤抜きのビッグマッチ」
成立。これがどうだったのかと言うと・・・。

そういう意味で言うと、今日はメインを取り上げればOK。
昨日ようやくIWGP王者となった飯伏幸太が、どのような内容で初防衛
を果たすのか?が命題。ここでインパクトを残さないと、昨日のメイン
も昨夏のG1も、全てが無駄になってしまうのだから。

結論から言えば、そんな心配は全くの杞憂。
前半、飯伏はジェイ・ホワイトダーティーな攻めを全て受け止める、
という危険な賭けを実行する。

とにかくまぁ、ジェイが上手い
呆れるくらい高度なゲームメイクで観客をイラつかせた上で、随所に
自分の強さを魅せつけてくる。こういうタイプのヒールはおおよそで
「小狡い」で片付けられてしまうのだが、今のジェイにはその手の悪
口を凌駕する説得力がある。

ジェイの攻撃を必死で受けきった飯伏は、後半に【モード】に入るこ
とで復活。よく考えてみるとこの動きはベビーフェースのステレオタ
イプなのだが、飯伏がコレをやるとヒーロー感が半端ない。

粘るジェイをヒザの乱れ打ちで撃破。特にフィニッシュ前、リバース
の状態で繰り出したカミゴエには、寒気を感じた程。

試合後「オレは神になった!」と絶叫した飯伏。陳腐な言葉のように
思えるが、今までの飯伏幸太を考えると、正に感無量な言葉。今日の
試合で、飯伏は新日本の本当の主役の位置まで上り詰めて魅せた。

今年の新日本プロレスは飯伏幸太を中心に回る。その事実が素直に嬉
しいし、この先が楽しみでもある。神、ついに降臨!

WRESTLE KINGDOM 15・1st Day

#njwk15 #Golden Star


新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 15」初日。
緊急事態宣言が今にも発令されそうなタイミングだったが、ギリギリで
有観客興行開催。もちろん動員はこれまでのドームで最低の数字だが。

ダークマッチこそあれど全6試合、ドーム大会としては寂しい編成。
しかしその分各試合の時間は長くなり、興行の密度が濃くなる、という
好循環。今日はセミメインの感想を。

スペシャルマッチ、オカダ・カズチカvsウィル・オスプレイ
G1から抗争状態に入った二人の決着戦である。余計なお世話ながら、
新日本の今後を考えるとオスプレイが勝つべき試合、と思っていた。
実際、身長以外の殆ど・・・スピード・パワー・テクニック・・・でオカダを
上回って魅せたオスプレイ。いわゆる“今風”の試合をさせたら、おそら
新日本最強なんじゃないか、と正直感じた。

しかし、インサイドワークスタミナで上回ったオカダが後半からペー
スを掴む。新必殺技のマネークリップで何度もオスプレイを捕獲したが、
ギブアップは奪えず・・・。

結局、数ヶ月ぶりに伝家の宝刀・レインメーカーを抜いたオカダの勝利。
見応えのある好試合だったが、セミ前の試合で棚橋弘至に敗れたグレー
ト・O・カーンも含め、オスプレイ新ユニット・THE EMPIREの今後がち
ょっとだけ心配。巻き返せるといいんだけど・・・。

そしてメイン、IWGPダブル王者内藤哲也飯伏幸太が挑戦した試合。
正直、セミファイナルがかなりの好勝負だったため、前半はやや退屈。
ちょっとヤバくないか?と心配したのだが・・・。

中盤からかなり白熱した消耗戦となる。
徐々にエンジンを暖めていく内藤の戦法は秀逸で、観ている方も自然に
ヒート。メインイベンターに相応しいな、内藤は。

終盤、両者が得意技をぶつけ合った結果、カミゴエ3度に渡って決め
飯伏が勝利。この瞬間は、思わず涙が出た

新人時代からゴールデンスターと呼ばれ、ずっと期待されてきた飯伏だ
が、IWGPだけは辿り着くまでにかなりの時間を要した。盟友のケニー
も先を越され、ずっと悔しい思いをしてきたハズだが、最高の舞台で遂
頂点に到達。2021年は、飯伏幸太中心の新日本プロレスが展開されて
いくことになる。

・・・そして、明日の対戦カードが全確定したワケだが、そこで凄い事実に
気が付いた。明日のドームには、棚橋もオカダも内藤も居ない・・・。
早くも飯伏の正念場。明日の観客を満足させることが出来るのか!!
乞うご期待

のんのんびより on Netflix

#軽い鬱を治すアニメ


ゆるキャン△新シーズンがまもなくオンエアされる模様。この件を調べて
いたら、同系統の作品としてやたらヒットするモノが。

『のんのんびより』
舞台は架空のド田舎旭丘。主人公はこの地に転校してきた小学5年生女子
全校生徒5名旭丘分校に通うことになるのだが、同じクラスには年齢も学
年も違う3人の女の子と、1人の男の子。面食らう主人公だが、自然に囲まれ
る暮らしにすぐに慣れて・・・という感じ。

・・・「ほのぼの系極地」と表現して問題の無い作品。
描かれるのはなんてことの無い女の子たちの日常なのだが、そこに【田舎】
というファクターが加わるだけで居心地の良いのんびり感が溢れる。CGは
高精細で美しいし、声優陣のキャスティングも秀逸。この作品をして「観る
だけで軽い鬱くらいなら治る」と表現する人が多々居るが、確かにそんなこ
とも起こるかもしれない、と感じた。

配信では2シーズン分がある上に、コレも新シーズンがまもなくオンエアさ
れるらしい。のんのんびよりとゆるキャン△で癒やされよう、今年は。
ゆるキャン△の件は後日!

ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人

#This is the Mystery!


▼ブラック・ショーマンと名もなき町の殺人 / 東野圭吾

11月末日に発売されていた東野圭吾新作
実は発売日近くに買い、その日から読んではいたのだが、ギターの練習(^^;)
に時間を取られ、珍しくロングラン読書になってしまった次第。

久しぶりに「王道」と言えるミステリー
絶対的な【探偵】役が存在し、ソレに翻弄されながらも一生懸命に動きつつ、
語り部をこなす【助手】役が居る。誤解を恐れずに言えば、シャーロック・
ホームズ的、非常にトラディショナルなミステリー構成なのだが、それらを
現代的なアイテムに見事にアダプト。この手法は正に「絶妙」、怪しい人間
が何人も出てくるのだが、僕のスキルでは最後まで全く犯人が解らない
久しぶりに「ミステリー」を堪能させていただいた。

何よりも主人公が魅力的。
設定「ラスベガスでも評判を呼んだ元マジシャン」で、ケレン味たっぷり
のいかがわしくもクレバーな男。捜査過程で時折マジックを仕掛けるのだが、
その描写はまるで目の前でマジックを見ているかのような臨場感。もしかし
たら、東野センセには今マジックブームが来ているのかもしれない、とか思
った。

ある意味で東野圭吾の最も魅力的な部分が詰まった【ザ・ミステリー】
気合いの入ったミステリーが読みたい人は、是非ご一読いただきたい。

・・・シリーズ化、あるかも。
この一作で終わらせるには勿体ないキャラクターが少なくとも1人は居るし。