#Fイズム
映画ドラえもん「のび太の新恐竜」をDVDにて鑑賞。
劇場でドラ映画を観なくなってからもう余裕で20年以上が経過。原作者で
ある藤子・F・不二雄先生もお亡くなりになり、声優陣も全員が変わった。
3D系のSTAND BY MEシリーズはともかく、オリジナルシリーズはもう観る
ことは無い、と思っていたのだけど・・・。
正直、ドラえもん映画の第一作にして最高傑作とされる「のび太の恐竜」の
リメイク版だと高を括っていたのだが、驚いたことに完全オリジナルストー
リー。のび太のパートナーとなる恐竜、今回はどうやら始祖鳥の模様。
キュウ・ミュウと名付けられた双子の始祖鳥がやたらカワイイ。
最近の恐竜モノはやたらリアルなモノが多いし、ソレが嫌いなワケでは無い
のだが、ドラえもんの世界で描かれる恐竜はこうであって欲しい、という
理想の姿。彼らの為に頑張るのび太とその仲間たちの一喜一憂に引き込まれ、
上映中に何度も大粒の涙が流れた。
・・・が、いちばん泣いたのが↑↑このシーン。
海に落ちたのび太とキュウを助けた首長竜は、かつて「ピューイ!」と鳴い
ていたのび太の弟分(に違いない)。カメオで突然登場したピー助はさすが
に卑怯(^^;)。そりゃあ泣くわ!という圧巻のシーンだった。
F先生がいなくなっても、その意思は下の世代にちゃんと引き継がれている。
ドラえもんはこの先もずっと、Fイズムと共にそこに居続けてくれる、と信じ
ることが出来る、最高の映画だった。
・・・もしかしたらこの後、ドラ映画を遡ることになるかも(^^;)。