ALI vs INOKI

#MMAの始まり


▼アリ対猪木–アメリカから見た世界格闘史の特異点 / ジョシュ・グロス

以前からずっと読みたいと思っていた本をようやく入手。
日本では色々な作品で語られている【世紀の一戦】アントニオ猪木
モハメド・アリ異種格闘技戦を、アリ側・米国側の視点に立ち、その
実現の背景から試合内容その後に及ぼした影響までが細かく記述され
ているドキュメンタリー

この試合のことを考える度に、「ボクシングの”現役”世界ヘビー級王者」
が、【”真剣勝負”の他流試合】に臨んだ『奇跡』を意識せざるを得ない。
今では絶対にあり得ない状況であり、こんなことを「やりたい!」と言
える世界王者が存在するのなら、心の底から応援したいくらい。それく
らい、モハメド・アリは今を以て特別であり、唯一無二。だからこそ、
アリ側から書かれたドキュメントを、しっかり読んでみたかった。

・・・その希望は、しっかり叶った
あの異様な試合は、アントニオ猪木はもちろん、モハメド・アリも自ら
が望んだ闘いであった、ということが感じられたのが本当に嬉しいし、
その後に世界的に発展していくUFC・PRIDEを始めとする【MMA】
大きな影響(ほぼ反面教師ではあるが)を与えた事実も嬉しい。

解説柳沢健氏は、この作品を「1976年のモハメド・アリ」と評した。
出来れば氏の名著である「1976年のアントニオ猪木」と併せて読むこ
とをオススメする。

なんちゃらジュニアとは、レベルが違うんだよ、アリは。

映画 ゆるキャン△

#完成度


シネマイクスピアリに上映スケジュールが無かったので、ウチからいちば
ん行きやすかったTOHOシネマズ市川コルトンプラザへ。ニッケコルトン
プラザにTOHOシネマズが入っているのを初めて知りました、ええ(^^;)。

鑑賞したのは『映画 ゆるキャン△』
あのゆるキャン△が映画になるのなら、観ないワケには行かない、という
ことで。ちなみに何週か前にこの予告編を観るまでは、本編のストーリー
の一部映画化するのかなぁ、と思っていたのだが・・・。

なんと、完全オリジナルストーリー
いつもの面々は皆が社会人となり、立派に仕事をこなす毎日。イベント
会社から山梨県観光推進機構Uターン転職した千明は、閉鎖された
施設の再開発を任されることに。名古屋で久々に会ったリン「キャン
プ場にでもすれば?」の一言に触発された千明は、高校時代のキャンプ
仲間に声をかけ、手造りキャンプ場の創設を目指す・・・という感じ。

まず感心したのは、映画をしっかり【特別篇】としたこと。
TVアニメは今後シーズン3・4と続いて行く筈で、ソレを楽しみにして
いる人は僕を含め多々居る筈。どこかのストーリーを端折ったカタチで
提示されたら、ちょっと複雑な思いになった気がする。

新たに製作されたストーリーは、これまでのゆるキャン△のイメージを
一切崩さないすばらしい物語オトナになった野クルの面々も思わず
唸ってしまうくらい魅力的で、一作品としての完成度異様に高い

これはもう「最高」と言っていいんじゃないかと。
TVアニメや原作と同じく、癒やされ度も凄いレベルなので、何かに疲れ
ている人は是非! いや、まいりました!

MIYABI

#高級食パン


本日は実家へ行ったのだが、最近は途中で必ず市原S.Aに寄っている。
目的は、↓↓このパンを買うため。

MIYABI・デニッシュ食パンLサイズ
普通の食パンで言うと2斤分で、お値段は税込みで1,320円
いわゆる高級食パンで、市原S.Aに直営店が入っている。通常、実家へ行く
時は市原出口を使うのだが、コレを買う為にわざわざ姉崎袖ヶ浦出口まで
足を延ばしてしまう(^^;)。高速代を考えると、かなりの値段。

デニッシュだけあって、食べ応え抜群。8枚切りと同じくらいの厚さで
切り、バターをたっぷり塗って食べれば充分満足出来る。

このパンを2個・4斤分を一度に買い、1つは実家、1つは自宅で食べる。
一度実家へ持って行ったら両親が盛大に気に入ってくれた所為(^^;)なの
だが、もちろん自分のため(^^;)でもある。

ここのところ、コレを始めとした『高級食パン』を試す機会が多い。
やっぱりパンは美味い方がいいよね、やっぱり。

JBL 431X

#かつての憧れ


最近、妙に気になっているスピーカーが↓↓コレ。

JBL・4312M II WX
JBLの4312と言えば、小型スタジオモニタースピーカー花形モデルで、
コレをSANSUIのアンプで鳴らす、というのが個人的な夢だった。まぁ、
SANSUIのアンプまではなんとか手に入れたモノの、結局スピーカーには
手が届かずに今に至っているのだが・・・。

このMシリーズは、4312を更に小型にしたモノ。
このデザイン、やっぱりかつてを思い起こさせる。価格は8万円弱とかな
り微妙なのだが、手に入れようと思えば手に入る。が・・・。

実は、いちばん欲しい431Xシリーズは、↑↑の4311B
ウーファーに配置された大胆なスタイルで、コレを逆さに置いて使う
のが通っぽい(^^;)、と当時は思っていた。どうせならコレが欲しい、と
思うのは自然なことかと。ちなみに4312はコレのウーファーを下にして、
ツイーター・スコーカーをシンメトリーとし、普通の中型スピーカーとし
ての使用を前提にしたモノ。

時々オークションなどで4311の中古を当たっているのだが、程度の良い
モノは殆ど存在せず、あったとしてもベラボウに高い(^^;)。やっぱり夢で
終わるんだろうなぁ、きっと。

勇者、辞めます on Amazon Prime

#理想の企業運営術


Amazonプライムのリコメンドに出て来たアニメをまたもや(^^;)一気見。

「勇者、辞めます」
2022年の春アニメ、ということは、ついこないだ最終回が終わった作品。
今クールのアニメは注目作が多かったので、こういうラノベ系アニメ
正直ノーマーク。しかし、まとめて観ると結構凄い作品だった。

勇者に敗れた魔王が、自らの軍の建て直しを図り、広く人材(?)を募集。
そこに応募してきたのが、その魔王を打ち破った勇者本人。もちろん魔王
は激高し、勇者を追い返すのだが、なんだかんだで魔王軍に入り込んだ勇者
は、身分を偽った状態で魔王軍の業態改善に着手、コレを次々に成功させ
て行く・・・というのが前半

ファンタジーの名を借りたお仕事系アニメ、という軽い感じでニヤニヤし
ながら観ていたのだが、中盤からやたらと話が重くなる。そこからはもう
姿勢を変え、なんなら正座しながら観てしまった。

残念ながら僕はラノベが読める体質ではないので、アニメで見せてくれた
方が理解度は絶対に深い。侮れないんだよなぁ、ラノベ原作のアニメって。