#G1CLIMAX32
新日本プロレス『G1 CLIMAX 32』、東京・後楽園ホール2連戦。
今回もサムライTVの生中継。今年のG1、4ブロック制の弊害が出たのか、
いわゆる「捨て日」の存在が。昨日・今日の大会が正にソレで、ホール
での興行でなかったら惨憺たる入りになっていたかも・・・。
この2連戦に関しては、ちょっと問題提起をしようかと。
初日のメインでデビッド・フィンレーと闘ったジュース・ロビンソンに
ついて。
この試合、主役は間違いなくフィンレー。
前半をジュースが攻めに攻め、終盤で意地を魅せたフィンレーが大逆転、
というステレオタイプな展開だったのだが、コレがピリッとしない。
思うに、ジュースがヒールをやるのはまだちょっと早いのでは?という。
とにかく前半、ジュースは意識して極悪ファイトを展開したのだが、
ソレが全く沸かない。悪い言葉使いも取って付けたようだし、反則行為
も正直中途半端。というか、天性のベビーフェイスをヒールターンさせ
ることに無理があったのではないか?
終盤、おそらくダレを感じたフィンレーが「なんとかせねば!」と奮起
したおかげで、試合はそこそこまとまったが、残念ながらG1のメインと
してはかなり物足りない。う〜ん・・・。
ジュースの才能は以前から認めているのだが、適材適所を考えるべき。
オスプレイとのシングルで、振り切って残虐ファイトを展開すれば払拭
出来るかもだけど、ジュースには似合わない気も。困ったな、コレ(^^;)。