#TEXAS BRONCO
WWEは8月23日、同団体のHALL OF FAMERである“テキサスの荒馬”こと、
テリー・ファンクの逝去を発表。詳しい死因は今のところ明らかになって
いないが、近年は認知症の治療を受け、施設で暮らしていたらしい。
享年79。
第51代NWA世界ヘビー級王者。
兄であるドリー・ファンクJr.とのタッグチーム『ザ・ファンクス』は、
今や伝説となっている世界オープンタッグ選手権でのブッチャー&シーク
との死闘で大ベビーフェースとしてブレイク。83年に一度大々的に引退し
ているが、復帰後は『ハードコアの生ける伝説』として晩年までファイト。
世界中から愛されたプロレスラーである。
僕はワイルドスタイルのテリーが大好きだった。
状況を全く見ず、好き勝手に暴れているハズなのに、終わってみれば試合
全体がおもしろい。テリーと試合をすることで成長した選手も多々居る。
晩年のカリスマ懸かった格好良さはあまりに見事。こういう老人になりた
い、と心から思っていた。
これでやっと、引退試合が出来ますね。
あなたの希望したNo Holds Barred形式の試合で、アントニオ猪木と最高
の試合をしてください。でも、そんなに急がないで。出来れば僕も観に行
きたいと思っています。
だからまた必ず、どこかで。