#njHIZEN
新日本プロレス『レスリング肥前の国』SAGAアリーナ。
どんたくシリーズの別タイトルビッグマッチ、新設のSAGAアリーナで
のマッチメイクは、セミ・メイン共にジュニアのタイトルマッチ。
まずはセミファイナル、IWGPジュニアタッグ選手権。
王者のTMDK、ロビー・イーグルス&藤田晃生に挑んだのは、コンビを
組んで日の浅いYOH&マスター・ワト。気になるのは、もちろんYOH。
せっかくキャラチェンジに成功したのに、SHOとのタイトルマッチでの
負傷が響き、結局ずっと低迷しているYOH。しかし、僕の中でYOH・・・
小松洋平の存在は大きく、どこかで浮上して欲しい、とは思っていた。
今日の試合も、安定感たっぷりのTMDKの攻撃に苦しみながらも、地力
の差を魅せ付けての大勝利。コレを機に、YOHもワトも殻を破れるとい
いのだが・・・。
そしてメイン、エル・デスペラードの持つIWGPジュニアヘビー級王座に
挑んだのは、United Empireに加入したメキシコCMLLのテンプラリオ。
デスペの技量は既に疑う余地も無いし、テンプラリオのセンスもファン
タスティカマニアで証明済み。試合内容は保証されたも同然、と安心し
た状態で試合を観た。
・・・予想通り(^^;)。
いや、下手すれば予想を上回る好勝負。何よりもルチャの癖が微妙に残
っているテンプラリオを上手く引っ張り、名勝負のレベルにまで持って
行ったデスペの妙技。これはもう、IWGPジュニア史上に残る名王者が
誕生した、と言って良いのでは?
これで次のBOSJにも弾みが付く。
どんたくシリーズの中で「ジュニアが主役」の大会を組める新日本、ま
だまだ捨てたモンでは無い、かと。逆風が吹いているけど、ココを踏ん
張れば、またきっと!