#G1CLIMAX35
新日本プロレス『G1 CLIMAX 35』、大田区総合体育館・2daysの1日目。
今日はG1をレビューする前に、かつて新日本プロレスで大活躍した偉大なプロ
レスラー、ハルク・ホーガンを追悼。ホーガンに関するトピックは、このG1の
合間に記載したい、と思う。
まず、ゲイブ・キッドに関して。
深刻な足の負傷で欠場の続いていたゲイブだが、結局はこのG1残り全戦の欠場
を発表。残念ではあるが、万全で無い状態で強行出場し悪化、などという事態
に陥るよりはマシだと思う。まずはしっかりオーバーホールして欲しい。
今日のピックアップは、やっぱりメイン。
おそらくコレが最初で最後のシングルになるであろう、棚橋弘至とデビッド・
フィンレーの一騎打ち。序盤、地味だがじっくりとした本格的なチェーン・レ
スリングの応酬は「見事」の一言。それでも、若さで勝るフィンレーが徐々に
攻勢に転じ、試合を優位に進める。タナのハイフライフローで決まらなかった
時は、さすがにもう終わりか!と思ったが、逆にタナも意地を魅せ、フィンレ
ーのオーバーキルをなんとかクリア。二発目を狙ったフィンレーの隙を突き、
正に電光石火な首固めを見事に極め、タナが2勝目をゲット!!
棚橋ファンとしては最高の結果になったのだが、実質勝ち星ゼロのまま3敗目
を喫したフィンレーもちょっと心配。何かおかしいな、今年のG1。