お電話かわりました名探偵です リダイヤル

#変則安楽椅子探偵


▼お電話かわりました名探偵です リダイヤル / 佐藤青南(Kindle版)

佐藤青南『お電話かわりました名探偵です』シリーズ化した模様。
ちょうど1年前に読んだ【安楽椅子探偵モノ】続編、副題は「リダイヤル」

110番通報に対応する通信指令センター凄腕オペレーター万里眼こと
君野いぶきのロジカルかつ鮮やかな推理は本作でも健在。思わず唸ってし
まうレベルの謎解き劇は単純におもしろく、最後まで興味が切れずに読む
ことができたのだが・・・。

問題は前作でもちょっと触れた恋愛要素(^^;)。
ヒロイン・いぶきさんが魅力的なことは十二分に伝わるが、残念ながら主人
公である童貞イケボオペレーター・早乙女廉くんに圧倒的に華が無い
残念ながら以前感じた取って付けた感は払拭出来ず・・・。

せっかくシリーズになったのだから、次はぜひ早乙女くんがカッコ良く見
えるシーンを。そうでないといぶきさんが報われないので。

中国版ピクトグラム

#そこまで気にしない


↓↓、昨日のTBSニュース映像。

注目は1分37秒あたり、中国のweiboに投稿された“オリジナル動画”
中国の学生が東京五輪で好評だったピクトグラムパフォーマンス冬季五
輪版を制作し、投稿した模様。

インタビューで「東京大会のピクトグラムにインスピレーションされた」
と言っているし、なんか頑張ってる感もあって、個人的にはイヤな気分に
なっていないのだが、なんと中国国内で炎上している模様。

どうやらコレをオリジナルとして投稿したことが問題なようで、論調は
「恥を知れ!」的な。いや、今さらそんなこと言われても、と思うのは、
絶対に僕だけでは無い。

そもそも、著作権とか商標権とか、そんな概念を一切感じさせない国、
それが中国なんじゃないかと。そういうのに比べればまだ可愛い方だし、
意が見えないんだからソコで炎上させる必要は無い気がする。

そんなことより、開催まであと数日の北京五輪が殆ど話題になっていない
ことが問題。まぁ、冬季大会は個人的に羽生くん以外あまり注目してない
から良いんだけど。

Rasa Sayang

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
1990年ころ、突然僕の前に現れたシンガポールのアーティストの楽曲。

Rasa Sayang by Dick Lee.
ディック・リーは音楽だけに限らず、ファッションアートの面でも世界
にその名を轟かせたシンガポール人。何も知らずにこの人の初来日公演
スタッフに入った僕は、その不思議さに度肝を抜かれた。

一体何が始まるんだ?という妙な高揚感
バンドのメンバーは皆陽気なアジア人だし、中には一人高齢(失礼!)の
女性も。それでもリハーサルではかなりしっかりした音を出しており、ラ
イブ本番の盛り上がりも凄かった。正直、それまでは体験したことの無い
ノリだったのだけど。

このライブ初日で完全にやられた僕は、その日のウチに物販CDを購入。
当時の僕は人生でいちばん病んでいた頃で、このアルバムの得体の知れな
【明るさ】に幾度となく助けられた。

ちなみにこの曲の元歌はシンガポールの民謡らしい。
それをラップ風にアレンジし、自分の曲としてレパートリーに加えてしま
うのだから、ミュージシャンとしても只者では無い。

↓↓の『THE MAD CHINAMAN』は本当に名作
SpotifyやApple Musicにもあるので、是非聴いてみて欲しい。

・・・ところで、メンバーの高齢女性は、なんとディックのお母さん(!)。
「The Ding Dong Song」という曲のメインボーカルで、この曲の時に
ディックが「ママ〜!」と呼び込む、というステキな演出があった。

そういえば、ディックのお母さんのお買い物のお供もしたなぁ・・・。
懐かしい思い出だ、コレ。

▼THE MAD CHINAMAN / DICK LEE

ROAD of the DRAGON

#炎の飛龍


▼藤波辰爾自伝 ROAD of the DRAGON / 藤波辰爾

デビュー50周年を迎えた藤波辰爾自伝。サブタイトルは「プロレス50年、
旅の途上で 」。藤波さんの自伝はこれまでも何冊かリリースされているが、
今作はそれらの集大成と言って良い内容。とにかく束が厚く、ボリュームが
凄い。

僕のプロレス観戦人生は、藤波辰爾のプロレスラー人生同義である。
アントニオ猪木は別格として、藤波さんほど僕の人生に影響を与えてくれた
プロレスラーは居ない、と断言できる。この人がいなかったら、これだけ長
い間プロレスを観続けることはなかった、と自信を持って言える。

藤波辰爾の功績は数えられないほどあるが、中でも賞賛されるべきは3つ

  1. 容姿端麗・女性人気の高いカッコイイレスラー像の構築
  2. ジュニアヘビー級という現代プロレスに必要不可欠な概念
  3. 相手の技を全て受ける試合スタイル

今現在のプロレス界を見返してみれば解ると思う。
今人気のあるプロレスラーの殆どはイケメンでカッコイイし、相手の技を受
けた上で逆転する力が無ければファンの支持は得られない。そして藤波さん
がジュニアという概念を持ち込まなければ、プロレスラーにすらなっていな
い選手が多々居たハズ。

同世代のジャンボ鶴田天龍源一郎長州力らと比較するとやや地味な感は
あるが、個人的には彼らより藤波辰爾の方が明らかにすばらしいプロレスラ
ーである、と思う。

そんな思い入れたっぷりのプロレスラー・藤波辰爾の自伝だから、ここに書
かれている内容のほぼ全てを「知っている」。内容に過不足は無く、押さえ
るべきポイントは全て押さえてある重要な書籍。これがすぐに理解できるく
らい、長く深く藤波辰爾を追い続けた自分を、誇っても良いような気がする。

そして、今も現役でリングに上がり、シングル王座二冠を保持する炎の飛龍
藤波辰爾。少しでも長く、リング上で活躍する姿を魅せ続けて欲しい。

・・・ちなみに、現役プロレスラーのことを書くときは極力敬称略にするのだ
が、藤波さんだけは勘弁して欲しい(^^;)。尊敬度合が凄すぎるので(^^;)。

怪人開発部の黒井津さん on dアニメストア

#ホワイト秘密結社


またもやAmazonプライムリコメンドに出て来たアニメ。
1月からテレ朝系で開始された作品で、現在2話までオンエア済み。

『怪人開発部の黒井津さん』
悪の秘密結社【怪人開発部】に勤務する若き女性・黒井津燈香が主人公。
ヒーローと闘うための怪人企画・開発・制作をする人で、ダメ人間だけ
ど天才、という博士が直接の上司、という設定。

悪の秘密結社なのに、しっかりとした企業の体。新しい怪人の開発はプレ
ゼンから始まり、しっかりとした予算計画を立てた上で制作のGoが出る。
全員が仕事に実直で常に全力投球、与えられた条件の中で最高の怪人を創
り出すのだが・・・という感じ。

悪の秘密結社なのに、とにかく漂うホワイト企業感(^^;)。
普通の会社並みにトップのワガママや強権発動はあるが、超強面幹部
勤務状況や有給、福利厚生に異様に気を使う「理想の上司」だし、業務に
対する夢や希望が漂うすばらしい職場。まぁ、悪の秘密結社だけど(^^;)。

とにかくそこらじゅうに漂うギャップが楽しい、笑えるアニメ。
さらに注目なのは、毎回各地のローカルヒーロー(実在)が登場すること。
秋田の超神ネイガーが出て来た時は、思わず叫んだほど。

今クール開始のアニメはマジで豊作。
明日以降でもう一本、注目のアニメを。