『棚橋弘至』

#njcup


新日本プロレスの春の本場所、NEW JAPAN CUPが開催中。
今年は全48選手参加の大規模なトーナメントなため、さすがに全大会を
レビューするのは諦めたが、取り敢えず初日から全ての試合をCSや配信
で確認している状況。そして、今日だけは書きたくなった

棚橋弘至バッドラック・ファレを破り、三回戦への進出を決めた。
正直客入りのかんばしくない会場。それでもエアギターのパフォーマンス
をこなし、「愛してま〜す!」を叫び、リングサイドを一周して写真撮影
のサービス。出来うる限りのファン対応を行い、花道から控室に戻ろうと
したところ・・・。

通路脇の小さな女の子が、タナに握手を求めた。現状ではファンとのスキ
ンシップは許されていないため、子どもの目線まで視線を落としたタナは、
エアグータッチで対応。傍らの母親に「また今度、必ず!」と言葉をかけ、
控室に戻った。

インタビュースペースでタナは号泣
試合の総括も忘れ、子どもに対するしっかりした対応が出来ないことを詫
びた。その姿を観て、思わず貰い泣き。いや、僕もハッキリ号泣した。

だからみんな、棚橋弘至が好きなのだ
誰よりもファンのこと、そして会社のことを考え、自分を二の次にしてで
も過剰とも思えるファンサービスを行う。もし棚橋弘至の存在が無ければ、
僕はもっと前に新日本プロレスを見限っていた気がする。

タナが泣かなければならない状況、本当に早く終わって欲しい。
このクソみたいな状況が終わったら、必ずタナに大声援を贈るために会場
へ行くので。

NJPW 50th Anniversary

#旗揚げ記念日 #njpw50th


新日本プロレス「旗揚げ記念日」日本武道館大会テレ朝チャンネルにて
ライブ観戦。旗揚げ記念日自体は新日本の年間スケジュールに入っている
大会だが、今年は設立50周年を記念した豪華版。試合開始前、↓↓こうい
うすげぇセレモニーがあった。

オカダ・カズチカのすぐ横に前田日明、というある種恐ろしい図(^^;)。
やっぱりみんな年をとったけど、リング上に坂口・藤波・前田の居る画面
は本当に壮観

今日はある意味『お祭り』であり、バラエティに富んだカードが多々組ま
れたが、やはりメイン棚橋・オカダ藤波鈴木・ザック藤原が交ざ
る、という感涙モノの一戦。

何がすばらしいかと言うと、両チームの現在進行形メンバーが、レジェン
ドの2人をコレ以上なくリスペクトし、藤波・棚橋のドラゴンスクリュー
共演脇固めの三重奏など、たくさんの見せ場を無理なく構築したこと。
今の新日本、それなりに懐が深い

とはいえ、個人的に一番グッと来たのは藤波と藤原のグラウンドの攻防
時間にすればホンの1分〜2分だが、この手の動きで観る者を唸らせるの
昭和世代にしかできないのではないかと。昔の新日本もやっぱり良い。

最後はオカダが鈴木をレインメーカーで沈め、藤波組の勝利
オーラスで藤波に「1・2・3・ダー!」を任せるあたりも心憎い演出。
新日本プロレスは今日から51年目。僕が死んだ後も、ずっと続いて欲し
い、と心から願う。うん、良い大会でした!

KAIRI is BACK!

#QUEEN of PIRATES


昨日初めて知った件。
3月26日・27日日本武道館で行われるスターダムの大会にて、元WWE
カイリ・セインこと、KAIRI日本マットへの復帰を果たすことに!

復帰会見でもしっかり幾つかのスキットを展開。
・・・たたずまいすらが普通の女子プロレスラーでは対抗不可なくらいの
『大物感』を醸し出している上に、妖艶な雰囲気まで。更に圧巻と言って
過言の無いグッドシェープ。いや、これはもう・・・。

ちょっとだけ心配なのは、これまで必死にいろいろ積み上げてきた今の
スターダム勢が、KAIRI一人に喰われる可能性があることか?皆がすげぇ
頑張っているのはもちろん知ってるけど、それでも存在感で上を行くん
だよなぁ、KAIRI(^^;)。う〜ん・・・。

しかししかし、Welcome Back To Japan ,  KAIRI!
どっかであのダイビングエルボーだけはもう一度観ておかないと!

2022新春黄金シリーズ・札幌2日目

#njgolden


新日本プロレス「新春黄金シリーズ」札幌2日目にして最終戦
個人的には昨日の方が好カードが揃っている気がするのだが、まぁそう考
えてしまうのは古いプロレス者の悪い癖(^^;)かと。

IWGP世界ヘビー級選手権オカダ・カズチカvs内藤哲也
このシリーズで組まれた前哨戦で文字通り全勝している内藤。2度目の防衛
戦のオカダは早くもピンチ、という感じ。しかし、僕を含めたすれっからし
のプロレスファンは知っている。前哨戦は負け越した方が有利、という不文
律的な事実を(^^;)。

・・・なんて斜に構えて観るべき試合では無かった
両者共に相手の先を読みつつ要所を攻め、さらに受ける、というサイコロ
ジックなプロレスを展開。通常、こういう部分で上を行くのはおおよそで
内藤、今日の試合も精神的にオカダを圧倒にかかった。が・・・。

内藤が滅多に出さないスターダストプレスを決めた時、正直タイトル移動
かと思った。決まらないと見るや、トドメのデスティーノを狙った内藤に
対し、オカダはなんとデスティーノで切り返し。内藤に対してコレをやれ
るのが、オカダの非凡なところな気がする。

地力で上回って魅せたオカダが、世界王者らしい勝利
今日の試合を観てしまうと、オカダ政権当面安泰な気が。崩せるとすれ
飯伏だが、最低条件の完全復活も無いままだと厳しい。どうなるのかな、
今後は。

2022新春黄金シリーズ・札幌1日目

#njgolden


久々に復活した新日本プロレス「新春黄金シリーズ」
シリーズは札幌二連戦となるのだが、今日はその初日。ここで興味を
惹かれるカードが組まれた。

IWGP USヘビー級選手権、王者の棚橋弘至に、SANADAが挑んだ一戦。
両者共にレスリングを大事にするタイプの選手であり、久しぶりに見応え
のある『プロレス』が観られる、と狂喜した僕。その期待に、双方共見事
に応えてくれた

戦前に「コテコテのレスリングをしたい」とコメントした棚橋は、その通
りのレスリングを展開。SANADAもソレにしっかり付いていく。じっくり
したグラウンドの攻防“だけ”で、コチラを感心させてしまうのだから凄い。

最後は棚橋のハイフライフローを自爆させ、ジャパニーズ・レッグロール
・クラッチをズバリと決めたSANADAが、新日本でシングルタイトル初戴
。ちょっと遅い気がしないでもないが、ある意味生え抜き至上主義にな
らざるをえない新日本プロレス、ということを考えると妥当。今後は世界
ヘビー級戦線にも絡んでいきそう。

・・・しかし、棚橋はあと何回「踏み台」をやらなければならないのか。
本人も覚悟していた事態だろうが、正直棚橋が負ける姿を観るのは未だに
辛い。その分、勝った時のカタルシスも凄いのだが、この状況が続いてし
まうと、コッチのストレス(^^;)は相当なモノ。

もう一回だけでいい
棚橋弘至は、絶対にIWGP世界ヘビー級王者になるべき。その姿を観ないと、
この世に心残りができそう。キツいだろうけど、頑張ってくれ、タナ!