NEW JAPAN CUP 2018 FINAL

新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2018 優勝戦」をテレ朝チャンネルにて。
決勝のカードは負傷明けの棚橋弘至と、鈴木軍のザック・セイバーJr.の闘い。
良いカードだとは思っていたが、想像以上に見応えのある展開に。


NOAHから移籍してきたザックは、新日本で水を得た魚のような大活躍
ジョイントプロモーション時代英国レスリングを思わせるスピーデイーな
グラウンドの攻防は、最近のファンには新鮮だし、我々にとっては懐かしい
というすばらしい相乗効果。しかし、見事なのはこの攻防に“ヘッドロック”
という古典的な技でアクセントを付けた棚橋の方なのかもしれない。

しかし、グラウンドでは一日の長があるザックが遂に棚橋を捕獲。負傷箇所
でもある足を極められた棚橋が遂にタップアウト初出場のザックが、あっ
という間に春の祭典を制覇した。

ザックは4.1両国で、IWGP王者・オカダへの挑戦を表明。このカードはなか
なか新鮮だし、状況によっては新王者誕生、なんてこともあるかも。なんに
せよ新日本はまだまだ突っ走る気配

心配なのは棚橋の体調
サポーターで固めた左腕は痛々しく、足もやや引き摺っている感じ否めず。
今ならきっと大丈夫だから、1年間くらいの長期休養に入り、痛むところを
徹底的に治した方がいい気がする。棚橋は我々の宝。身体だけは本当に大事
にして欲しいなぁ、マジで。