思い出探偵

#捜し物はなんですか? #京都大原三千里


▼思い出探偵 / 鏑木蓮(Kindle版)

某所からの推薦図書
鏑木蓮という作家が全くピンと来なかったのでネットで著作を検索した
ところ、なんとなくでも知っている作品が一つも無し。こういう状況は
今やかえって珍しい。久々に新鮮な気持ちで読んでみた。

タイトルから容易に予測出来る通り、ミステリー作品である。
ただし、基本人は死なないし、これはあんまりだ、という残酷な展開
無い。それもそのはず、主人公の元刑事・実相浩二郎が探偵として取り
扱う案件は「思い出」。浮気調査や身辺調査ではなく、「思い出」に纏
わる人やモノを探す、という状況なので、もちろん派手な展開は皆無。
なのだが・・・。

なんとうか、非常に暖かいお話
仕事の性質上、長い年月を掘り返さなければならない事態が多く見られ、
その中にはもちろん重い事実もあったりするのだが、それを踏まえた上
で依頼人をハッピーにしよう、という誠実さが随所に感じられる。ハー
ドなミステリーも大好きだが、こういうしっとりした展開の作品も時に
は必要なのかも。不思議と心が洗われ、ひさびさにホンワカとした緩や
かな読後感を堪能した。

思い出探偵はシリーズ作品らしく、続編が数冊ある模様。心がくたびれ
た時、もしくはいつも読んでいるハード系の作品に疲れた時に読んでみ
よう、と思った。

しかし一つだけ、非常に苦手な部分が(^^;)。
舞台は京都であり、当然登場人物の何人かは京都弁を喋る。残念ながら
僕は文字で書かれた関西系の方言があまり好きでは無いらしく、会話の
部分で読書のテンポがちょっと狂ってしまったかも。
人が喋る京都弁は決してキライではないんだけどなぁ・・・。

傷だらけの改造

#保証対象外の改造 #危険なD.I.Y #DMR-BWT650


↓↓このパーツ、以前のトピックで似たようなのを見た覚えのある人
も居ると思うのだが、機種名VXY2181という。Panasonic製BDドラ
イブで、もちろんパソコン用ではなく、民生型のBDレコーダーの内部
パーツ。

これはウチの1号機と呼ばれるBDレコーダー・DMR-BWT650の中に入
っていたドライブ。これが剥き出しでココにある、ということは、中身
入れ替えた、ということ。650も気が付いたら5年も使用。さすがに
ヘビーデューティーな光学ドライブでも、寿命を迎えてしまった模様。

BW690でも同じような光学ドライブ換装を行っており、当初は余裕で
分解したのだが、これがとんでもない作業。この機種、コンパクトに出
来ている分シャーシ内複雑で、いろんなネジを外したり、プラスチッ
クパーツをパキッと外したり、もう色々手を尽くした上でようやく取り
出しと交換が出来た。まぁ、ネジとパーツが幾つか余ったけど(^^;)。

正直、もう二度とやりたくないし、三度目があっても成功させる自信は
無い(^^;)。ドライブが元気なウチに必要な中身を全部ダビングして、
早めに買い換えした方が健全だな、コレは(^^;)。

↑↑こういうが増えました・・・。

「ULTRAMAN」一挙配信開始!

#ULTRAMAN on NETFLIX #はじまりの敵 #ベムラーの出世


NETFLIXで遂に配信開始となったオリジナルアニメ「ULTRAMAN」
週1本くらいの配信になるかと思いきや、なんと1シーズン13エピソード
一挙に放出、というまさかの展開。

・・・13エピソードをほぼ一気鑑賞。
完全デジタルなCGアニメーションはちょっと酔ってしまいそうになるく
らいのリアルさで、戦闘シーンの迫力は実写を上回る程の臨場感。しかし、
本当に凄いのは、そのストーリーにあると思う。

このシーズンは、ウルトラマンの宿命を背負った少年がそれを受け入れる
までのお話、つまり「序章」に過ぎない。登場キャラ(宇宙人・怪獣・超
獣含む)の全てが人間的魅力に溢れ、何かを背負いながら生きている様が
切なく、いろいろなことを考えさせられてしまう。先般鑑賞したゴジラ
アニメ映画の時にも感じたことだが、「特撮全盛期のエースキャラ+練り
まくった深いストーリー」は、世代である我々にビシッと刺さる。

揺るぎなく「傑作」と評価する。
この1シーズンでほぼ完結する内容だが、コレを序章だけで終わらせてし
まうのは本当に惜しい。どれだけかかっても構わないから、ぜひ2ndシー
ズンの制作を。「はじまりの敵」の正体も気になるし。

東京ドーム開幕戦!

#Let’s Go GIANTS #TOKYO DOME #闘魂込めて


東京ドームにて伝統巨人-阪神戦。
今年の巨人、ペナント開幕は広島球場でコテンパンにやられたが、ホーム
の初戦ではぜひ意地を魅せて欲しいところ。何故なら、チケットがあった
から(^^;)。

今回の座席は2階席ながらなんとネット裏。今まで何回となく野球観戦し
ているのだが、ネット裏は投球コースがしっかり見れる、というのが
最高に楽しい、というのも初めて知った。最高じゃねぇか!と。

しかも、珍しく初回から巨人打線大爆発。開幕戦では散々だった広島
から移籍のにも一発が飛び出す、というすばらしい展開。先発山口
は苦戦しながらも6回まで阪神打線を0に押さえ、ドームは大熱狂
願掛けで5回までビールをガマンしてたのだけど、その後は1イニングに
1杯のペース。途中から今日の勝ちは動かない、と信じたのだが、裏切ら
れることなく試合終了を迎えた。

いやぁ、楽しかった!
今年初の野球観戦、しかもドーム、そして帰って来た原監督。巨人は今日
の段階で単独首位に立ったが、もうこのまま突っ走って欲しい。

・・・ロッテが連敗してるのは、ちょっと心配だなぁ(^^;)。

「令和」

#新元号 #R指定 #時代を駆け抜けた男


2019年4月1日、予定時刻より11分押し新元号確定
新しい元号は・・・。

「令和」。さすがATOKクラウド、あっという間に一発変換可能に(^^;)。
万葉集の『梅』より引用したもの、とのことで、やっぱり賛否両論に。

個人的には妙にしっくり来てしまったから不思議。
やっぱり元号は四音節(例:ぶんきゅう・へいせい・たいしょう)よりも、
三音節(例:かえい・めいじ・しょうわ)の方がなんとなく言いやすいし、
漢字に「和」の文字が入っているのも昭和世代の僕としては親しみやすい。

ただ、幾つか問題が。
フォントによっては「令」の文字の下がカタカナの「マ」で表示されるし、
イントネーションをどこに置くかも問題。官房長官はアタマアクセント
を付けた「冷夏・明治」と同じ発音で発表していたが、若者には「平和」
と同じように平坦に読んだ方が馴染む気が。正しいのはどっちなのかな?

取り敢えず、高輪ゲートウェイみたいな元号にならなくて良かった(^^;)。
いや、もしかしたらそっちの方が楽しげになったかもしれないけど。
行川アイランド元年とか(^^;)。

とにかく、5月からは令和元年、またはR1年
時代を駆け抜けた男は、3時代目に突入し、4時代目到達を目指す!!