#獣神最後の突然変異
ちょっと前の話になるのだが。
9/22に行われた新日本プロレス「DESTRUCTION in KOBE」にて、結構
な事件が。YL杯のLA DOJO制覇とか、内藤のインターコンチ王座陥落と
か、本来語るべきことが多々あるのだが、今回の超弩級とも言えるイン
パクトは、第5試合で行われた正規軍vs鈴木軍の8人タッグマッチ。
執拗に獣神サンダーライガーを襲い続ける鈴木みのるだが、この日は逆
に鈴木の入場時をライガーが急襲。一時挽回されたモノの、後ろからの
スリーパーで攻める鈴木にライガーが渾身のローブロー。そして「命」
とも言えるマスクに自ら手を掛けた! これは・・・。
7年振りに「鬼神ライガー」降臨。
この姿のライガーの怖さと言ったら、もう尋常では無いレベル。幾つも
の顔を持つライガーだが、この「鬼神」に関してはヒール感が半端では
ない。下手すればグレート・ムタを余裕で上回る。
反則裁定のゴングが鳴った後、ライガーは凶器攻撃。
手に持っているのはリング設営用の金具で、先が異様に尖っているマジ
で「ヤバい」モノ。ライガーはこの凶器で躊躇せずにコーナーでグロッ
ギーの鈴木を一直線で刺しに行った。一歩間違えたら・・・。
・・・いやもう、鈴木には感謝しかない。
ライガーの引退前に、もう一度だけどうしても見たかった鬼神を降臨さ
せてくれたのだから。決着は10月の両国でのシングルだが、この時に
ライガーがどういうスタイルで闘うのか、今からワクワクする。
願わくば、バトルライガー!もしくは山田惠一でも構わない!
ライガー最終章から目を離すな!!