NJPW is BACK!

#Together Project Special


新日本プロレスが遂に復活の狼煙。
明日開幕するNEW JAPAN CUP 2020の前夜祭的なイベントとして行わ
れたのは「Together Project Special」と銘打たれた無観客試合

冒頭に新日本本隊の選手が入場し、選手を代表して棚橋弘至が挨拶。
しっかりと言葉を選びながらも、嬉しさを隠しきれないタナの姿を観て、
思わず涙腺が緩んだ

子どもの頃から擦り込まれている新日本プロレスを、こんなに長期間観
ないことは無かった。タナの言う「プロレス貯金」は、あっという間に
満期を迎えていたらしい。久しぶりの新日本を、存分に楽しんだ。

一試合ごとの解説は避けるが、ほぼ全てがNJC前哨戦
ヘビーとジュニアが入り乱れる無差別なトーナメントは初めてだが、こ
れまでのどのNJCよりも心が躍っている

期待するのは高橋広夢とR3KのSHO。彼らのどちらかがもし決勝に進む
ことがあれば、こんなにエキサイティングなプロレスは無い。
こんな時だからこそ、必要なモノ。それが新日本プロレスだと思う。

明日よりNJC2020開幕!

カケラ

#旧・イヤミスの女王


▼カケラ / 湊かなえ(Kindle版)

湊かなえの新刊。
さて今回はどんな方式で来るかと思いきや、まさかの原点回帰イヤミス
展開されている。名作「告白」と同様の独白形式、否が応にも期待してしま
ったのだが・・・。

カリスマ女性美容整形外科医が、ある少女の自殺に纏わる話を関係者に順
にインタビューしていく話。それぞれが生々しくドロドロした人間臭い話
が展開される。インタビューが終了した段階で、彼女の中には一応決着が付
くのだが、果たしてそれが正しいのかどうか・・・という内容。

僕が湊かなえに惹かれたのは、当時日本一とも言われた「人間のイヤな部分」
描写力イヤミスというジャンルを切り開いたのは明らかにこの人であり、
その勢いに圧倒されてあっという間にマニアになり、ここまで全ての著作を
読んできたのだが・・・。

どうやら、僕はもう湊かなえにイヤミスを望んでいないらしい。
この人キッカケでイヤミスにハマった僕だが、その分野なら既に他の作家の
方がもっとテクニカルで心に刺さる文章を書いている。ソレに比べると今回
の作品の印象はあまりに中途半端奥歯にモノが挟まったかのような感じが、
読了後もずっと続いている。

湊かなえが好きな作家であることは一生変わらないと思うけど、出来るなら
「ブロードキャスト」の続編とか、「未来」テイストの作品が読みたい、と
強く感じた次第。まさかこうなるとは思わなかったなぁ、実際・・・。

Silent Voice on Amazon Prime

#エンマ様 on TV


BSテレ東でオンエアされていたドラマ、「サイレント・ヴォイス」
佐藤青南原作が大好きで、見逃していたことを大きく後悔していたのだ
けど、なんとAmazonプライムビデオにて配信開始!

行動心理捜査官・楯岡絵麻を演じるのは、栗山千明
以前の栗山千明と言えば「キレイなお姉さん」の定番だったのだが、良い
意味(?)で劣化した今、実に絶妙なキャスティングかと。相棒の西野
演じている白洲迅はちょっとカッコ良すぎる気がしないでもないけど(^^;)。

そして脚本・演出共にかなり優秀。原作のイメージを崩すことなく緊迫感
に溢れているし、それでいてコミカルさを強調しているのも絶妙。正直、
BSではなくて地上波WOWOWあたりでオンエアして欲しかった。そうだ
ったら見逃さずに済んだのに・・・。

・・・で、実はシーズン2がもうとっくにオンエアされていた、という事実。
大々的に告知してくれないかなぁ、テレ東さん(^^;)。

Goodbye Elenore

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
この世で僕が一番認めているバンドであり、その中で一番「燃える」曲。
もしかしたらこの曲で、人生が変わったかもしれない。

Goodbye Elenore by TOTO.
TOTOはメンバー各人が超絶テクニックを誇る職人バンドだが、いわゆる
「ひけらかし」をしないタイプ。普通の曲の中に流れでセンスの良いフレ
ーズを入れてくるタイプで、それがたまらなくカッコイイのだが・・・。

おそらく最初にヒットチャートに乗ったこの曲だけは
バンドのプロモーションを兼ねた曲だと思うのだが、まぁ普通のバンドで
は絶対に出来ない超絶テクの集合体。それをフツーに演っちゃってる上に、
やたらポップノリの良いハードロックに仕上げているのが凄い。

何度か書いたのだが、これまで僕の観た最高のライブはTOTO武道館
演奏中に始終微笑みが絶えず、終わってからもずっとニコニコしながら
帰路に就き、帰りの電車でライブを反芻しまくったのを今も覚えている。

それからずっとTOTOは特別なバンドで在り続けている。
鬼籍に入っている人も居るけど、TOTOを名乗れるメンバーが1人でも残
っている限り、新譜を待ち続けるつもりである。This is TOTO!

▼Turn Back / TOTO

I Ran(So Far Away)

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
ニューロマンティクスという徒花のようなジャンル。その末期
「ニューロマの申し子」のようなサウンドルックスで登場したバンド。

I Ran(So Far Away) by A Flock of Seagulls.
ボーカリストのカモメの羽ばたきのような髪型が強烈な印象として残っ
ているのだが、80年代を代表するようなやたらと軽いサウンド秀逸
正直、アルバムまで聴きたい、という欲求は沸かなかったのだが、この
曲だけは別。ラジオにリクエストを入れて、名前を呼ばれたこともあっ
た気がする(^^;)。

いわゆるチャートモノの曲に興味があったのは、この曲が最後かも。
幸せだったよなぁ、この頃は・・・。

▼A Flock Of Seagulls / A Flock Of Seagulls