流浪の月

#本屋大賞


▼流浪の月 / 凪良ゆう

2020年度の本屋大賞受賞作品
それだけをキッカケに、凪良ゆうという耳慣れない名前の作家の本を買い、
1ヶ月くらい前から読み始めたのだが・・・。

まず、僕が1冊の本を読むのに1ヶ月かかる、という事態が異常。原因は幾つ
か考えられるのだが、何よりも扱われている題材が「重い」こと。もちろん
重い小説は多々あり、どちらかと言えばそういう作品ほどのめり込んでしま
う場合が多いのだが、この本の題材は僕がいちばん苦手な種類。展開が広が
りを見せ始めると読む気が萎えてしまうのだから、かなり相性が悪いのかも。

そして若干イライラするのは、「特殊な愛情」が描かれているにも関わらず、
セクシャルなシーンが一切描かれていないこと。内容が内容だけに、生々し
く書かれていたらドン引きしていた可能性はあるのだが、ソレが無い所為で
物語のリアリティが著しく欠けてしまっている感。カンタンに言うと、すご
「不自然」なのだ。

この作家の経歴を調べてみると、ずっとボーイズラブ作品を書いていた人ら
しい。だとするなら、この不自然さも納得出来るのだが、もしかしたら苦手
なタイプなのかも。本屋大賞を取るくらいだから、才能はある筈なんだけど
なぁ・・・。

IKSPIARI RETURNS

#プレ再開


舞浜イクスピアリ6月1日より一部を除いて営業再開。
もちろんその中にはシネマイクスピアリも含まれているのだが、営業
時間短縮の上、座席は1列ごと・1席ずつ離しての販売となる。

ずっと映画館に行きたかった僕としては非常に嬉しいのだけど、上映
ラインナップを確認するとさすがに躊躇。新作が普通に上映されるの
はいつになることやら・・・。

年末くらいまでには普通に映画館に行けるようになるんだろうか?
ゆったりしたイスに座り、ホットドッグを食べながら大画面を観るの
が、無上の喜びなんだけどなぁ・・・。

お気に召すまま

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
「クライング・ナウ」「ドント・ストップ・ビリーヴィン」で日本
での人気を不動のものとし、「セパレイト・ウェイズ」世界を取っ
たバンド・ジャーニーの、爆発前の名曲。

Any Way You Want It by Journey. 邦題は「お気に召すまま」
僕の場合、「Escape」からジャーニーに入り、そのアルバムの曲しか
知らないままにライブを観に行った。そうなると半分以上が知らない
曲になっちゃって退屈しちゃう(^^;)のだが、この曲が演奏された瞬間
全てを持って行かれた

爽やかで覚えやすい派手なメロディにスピード感、そしてノリの良さ。
アメリカン・ハードロックの良いところだけをチョイスして出来た曲
で、2コーラス目からは見事に合唱に参加していた。

僕が初めて観た頃のジャーニー、記憶は定かでは無いが、確か中野サ
ンプラザか今は亡き新宿厚生年金会館のどちらか。お世辞にも満員と
は言えなかったが、会場の一体感はもの凄く、幸せな気分で帰宅した
ことを今も覚えている。

その後はチケットすら取れないくらいな人気バンドになったけど、僕
の中でのジャーニーはあの時の印象のまま。今もこの曲が流れ出すと、
絶対に一緒に歌っちゃうんだよなぁ、実は(^^;)。

▼Departure / Journey

複合機再手配

#二代目ブラザー


約4年前に中古で購入し、ずっとヘビーに使ってきたブラザーのインク
ジェット複合機が壊れたのは先日報告した通り。代替品として同じブラ
ザーのレーザープリンタを購入し、プリントアウトは問題なくなったの
だが、困ったことが一つ。

この複合機、実は電話・FAXとしても使用中。ある理由でFAXは無いと
困るし、ずっと留守電とはいえ、固定電話機が無いのも困る。そしてな
によりも、簡易的にコピーを取りたい時にどうすることも出来なくなる。

・・・ヤフオクで1,600円で購入した2代目MFC-930CDN(^^;)。
これまで使ってた初代機は、紙送り用のメカニカルに不具合が出てしま
ったのが引退の原因。そしてこのプリンタの交換用インクカートリッジ
を大量に所持しているため、同じインクを使用出来るプリンタを探した
ところ、結局同じモノに辿り着いた、ということ。

ヘッドクリーニングを何度も行い、テストプリントの結果も良好。
メカニカルには不具合は無さそうなので、2〜3年は保つ気がする(^^;)。
通常のプリントはレーザー、写真プリントやコピーはインクジェット、
と使い分ければもうちょっと長保ちするかな?

NEW SONG

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
1980年代前半、やたらと流行ったエレクトリック・ポップの代表作。
いわゆるお洒落系のカフェとかでやたらかかっていた曲。

NEW SONG by Howard Jones.
エレポップはおおよそが毒にも薬にもならない凡庸な曲ばかりだった
のだが、この曲はさすがにインパクトがあった。何よりもシンセでの
音色造りが秀逸で、この人に憧れたキーボーディストはわりと多かっ
たのではないかと。

もちろん一発屋では終わらず、その後何曲もチャートに作品を送り込
んだアーティストだが、個人的にはこの曲が最高傑作だと思う。現在
ももちろん現役。機会があれば、ライブを観たいなぁ、一度は。

▼HUMAN’S LIB / Howard Jones