2021・G1-31 at ゼビオアリーナ仙台 vol.2(15/19)

#G1 #G131 #ゼビオアリーナ仙台(2)


新日本プロレス『G1 CLIMAX 31』、仙台の2日目はAブロックラス前
全10選手中、脱落確定が2人しかいない、というのは考えてみると凄いこ
となのかも。ただ、さすがに今日は絞られる筈。リーグ戦の最終日は次の
横浜武道館、ここで突破の可能性がある選手が5人とかあり得ないので。


[本日の公式戦結果・Aブロック] ※左側が勝利予想選手


石井智宏<5勝3敗>【Brain Buster】<2勝6敗>高橋裕二郎×
KENTA<6勝2敗>【School Boy】<2勝6敗>タンガ・ロア×
×矢野通<4勝4敗>【Arm Bar】<6勝2敗>ザック・セイバーJr.
×グレート・O・カーン<4勝5敗>【Last of The Dragon】<6勝2敗>鷹木信悟
(○飯伏幸太<6勝2敗>【Get a Bye】<9敗>内藤哲也×)


[本日のピックアップ]


・・・なんというか、今日はちょっと全体的に低調だったかも。
間延びの原因は第二試合のバレットクラブ対決で、同一ユニット、しか
ヒール同士の試合はちょっと難しい、と改めて思った。今日はKENTA
タンガもいろいろ工夫していたのだけど・・・。

今日はメイン、グレート・O・カーンvs鷹木信悟
G1出場全選手の中でいちばんキャリアが浅いと思われるOカーンだが、
醸し出す「強さ」は他よりアタマ一つ抜けている感。実際、後半に入っ
て負けこそ混んでいるモノの、このG1で3試合もメインを取っている。
世界王者鷹木は、そんな怪物にうってつけの相手。

このシリーズ、全ての試合で対戦相手の得意分野に乗っかるOカーン。
今日も鷹木の土俵に上がり、ハイスパートでバチバチの打撃を交換しあ
消耗戦をチョイス。凄いのは、このスタイルなのにあの鷹木を上回る
場面を多々作ったこと。並みの新人では絶対にコレが出来ない。

全く互角な展開の後、後半はOカーンが鷹木の痛めている脇腹を狙う。
見ているだけで痛くなるような展開を鷹木はなんとか凌ぐ。その姿は痛
々しくも壮絶で、こりゃあチャンピオンになるよなぁ、とも思った。

両者共に持ち味を発揮した試合だが、最後は経験に勝る鷹木の勝利。
フィニッシュのラスト・オブ・ザ・ドラゴンの入り方には、ちょっと
感動を覚えた。

星取り的には12点4人が並び最終戦を迎える。
ブロック突破条件などに関しては横浜武道館のトピックにて。
いちばん有利なのはザックだけど、果たして・・・。


[本日までの星取表]