クドリャフカの順番

#文化祭


▼クドリャフカの順番 / 米澤穂信(Kindle版)

米澤穂信古典部シリーズ第三弾
三作目で古典部は遂にカンヤ祭(いわゆる文化祭)本番へ突入。
製作された文集「氷菓」もギリギリだが無事に完成、後はカンヤ祭で
販売するのみ。ところが、発注ミスが原因で絶望的な量の在庫を抱え
てしまうことに。一方、カンヤ祭では【十文字】を名乗る何物かが、
犯行声明付きの連続窃盗事件(まぁ、冗談で済むレベル)を繰り返す。
古典部のメンバーはこの犯人を突き止めることで、在庫をなんとかし
よう、と躍起になるのだが・・・という内容。

・・・うむ、凄く良い
まず、高校の文化祭という舞台設定にノスタルジックな何かを感じる
し、各種の文化系クラブが程よいバランスで躍動するのもおもしろい。
個人的に高校の文化祭は3年分をバンドに費やしてしまったので、他の
出展をしっかり観ることが出来ず、ちょっとした後悔があったりした。
ここで描かれるカンヤ祭はかなりの規模の文化祭であり、その空気感
が充分に感じられたのが妙に嬉しかったりした。

ミステリー部分はちょっと難解ではあったが、最終的に充分納得出来
る人間ドラマにしっかり昇華。正直、その後が気にならないでも無い
のだけど(^^;)。

さすが人気シリーズ、しっかり読ませてくれる。あと4冊!

Owner Of A Lonely Heart

#ONGAKU-SENKA


『今日のiPod「POP」から流れた曲』
60年代から活動していたプログレの雄が、83年に突然売れ線(^^;)に走る。
そして、目論み通りバカ売れした大ヒット曲

Owner Of A Lonely Heart by Yes.
イエスは後にASIAを結成するスティーヴ・ハウが在籍していたバンドで、
ハウ脱退後しばらく活動を休止していた模様。僕も知識としてイエスを知
っていた程度で、巡って聴きたいとまでは思っていなかったのだが・・・。

・・・突然、チャートを駆け上ったやたらカッコイイ曲が↑↑コレ。
曲調はかなりポップながらも、イントロやブレイクの部分にはしっかりと
「プログレだぜ!」という主張が感じられるのが良い。

残念ながらこの曲の後、イエスとして商業的成功はほぼ無かった。僕の中
でも「一発屋」という印象だが、その一発のインパクトは異邦人なみに高
く、今現在でも頻繁に聴く曲。聴いたこと無い人はぜひ!

・・・ところで、イエスというバンドはまだあるらしい。
しかも、スティーヴ・ハウ居るし(^^;)。

▼90125 / Yes

BLOOD MOON

#442年


皆既月食。今回は『天王星食』も併発、月食と惑星の「食」が同時に
見られるのは、日本ではなんと442年ぶりらしい。

・・・もちろん、ちゃんと写真は撮れなかった(^^;)。
しかし、異様に明るかった月が、赤い影にどんどん隠れていく姿は
しっかり観た。

凄い天体ショーだったのは間違い無いけど、やっぱり月が消えて行く
様子はちょっと寂しい感。というか、終わり頃にしっかり元の明るさ
を取り戻した月にホッとしたくらい。

次回はもう少し撮影装備を。まぁ、322年後なんだけど(^^;)。

サポート終了・・・

#今後


深夜、dropboxのサポートからメール。
明日を以て、MacOS10.10および10.11サポート対象外になる。

・・・うむ、どうしたモノか(^^;)。
僕がメインで使っているMacは2台あって、両方とも10.11運用。
10.11のママなのはもちろん理由があってのことで、コレはまだ当分
動かせない状況。なんとか誤魔化せないモノか・・・。

OS上げるとしてもSierraが限界かなぁ・・・。困った・・・。

サムソン宮本の素敵な遺言

#新根室の将来


北海道・UHBのニュースサイトにて、ちょっと目を惹いたトピック。
YouTubeにもアップされていたので、↓↓にて確認。

新根室プロレスは、完全なるアマチュア団体。とはいえ、一世を風靡
したアンドレザ・ジャイアントパンダが所属している団体でもあり、
知名度はけして低く無い。そのアンドレザを産み出したのが団体の長
でもあるサムソン宮本。残念ながら、2年前に難病でこの世を去って
いる。

その新根室が、3年ぶりに新木場1stリングで興行を打ったのが先月。
生前のサムソンの新木場での発言、「必ずココに帰ってきます!」
受けてのモノ。

・・・9分弱のニュース映像を観たら、改めてプロレスっていいな、と。
新根室はアマチュア団体なので、(アンドレザ以外)オーバーグラウ
ンドに出てくることは無いと思う。だけど、地方の名物として残って
いくことは充分に出来るハズ。

宮本さん、すばらしい団体を残してくれてありがとう!
根室に行くことがあれば、新根室の大会は絶対に観たい。定期興行
復活するよう、祈っています。