Rodriguez vs. Nishida

#3人目


エディオンアリーナ大阪で行われた『LUSH BOMU vol.3』abemaにて。
目当てはもちろん↓↓この試合。

IBF世界バンタム級王者エマニエル・ロドリゲスに挑んだのは、“令和のアン
タッチャブル”こと、西田凌佑。正直言えば、僕の今回の注目はロドリゲスの方。
5年前にWBSS準決勝で行われた井上尚弥戦1Rがあまりに印象的だったので、
尚弥以外のボクサーを相手にするロドリゲスが、どんな強さを魅せてくれるか?
に期待していた。が!!

ここまで8戦全勝の西田だが、その殆どが判定であり、僕の琴線に触れる選手で
は無かった。が、今日の闘いぶりはすばらしく、あのロドリゲスを相手に終始
ペースを握り、4Rにはダウンを奪って魅せる大活躍。気が付けば、西田のテク
ニカルクレバーな戦法に魅了されていた。

凄かったのは西田だけでなくロドリゲスも。
致命的と思われた4Rのダウンから復活した後、テクニックで西田と最終ラウンド
まで互角に渡り合う姿は、世界王者に相応しい。やっぱり相手が怪物でなければ、
超一流のボクサーなのだな、と思った。

結果は判定3-0西田の勝利。
やはり4Rに奪ったダウンが効いており、最後までそれを守ったのだから凄い。
フライ級ユーリ阿久井政悟同様、難攻不落の王者になる可能性もアリ。今後
の活躍が非常に楽しみ。

これでバンタム級は主要4団体のうち、3人の世界王者が日本人、という凄まじ
い状況となった。6日の東京ドーム、武居が獲れば・・・。

SHO × DOUKI

#njsatsuma


新日本プロレス『レスリング薩摩の国』鹿児島アリーナ大会。
今日のメインイベント、個人的に注目度がかなり高い一戦だった。

IWGPジュニアヘビー級選手権王者SHOに挑んだのは、J5GDOUKI
DOUKIにとっては、新日本参戦以来初のシングルタイトルマッチ挑戦。そして
SHOに関しては、チャンピオンとして初の新日メインを張る日(おそらく)。

僕のこの二人に対する評価はかなり高い。このタイトルマッチに向けた認定書
云々の丁々発止は立派なプロの煽りになっていたことはもちろん、双方共に
自分で試合が組み立てられるタイプ。攻め・受け共に、このキャリアと思えな
いくらいレベルが高い。

試合は一進一退。しかし、ゲームメイクをしたのはヒールに徹したSHOで、
あのDOUKI見事なベビーフェイスに化けさせる悪役ぶりを発揮。喰らいつい
たDOUKIもすばらしく、内容だけ見ればDOUKIの全キャリアのベスト、と言っ
ても過言は無い気がする。

お馴染みのHOT大乱入を凌ぎ、スープレックス・デ・ラ・ルナが決まった時は、
すわ、タイトル移動!?とか思ったが、金丸・成田をタイミング良く乱入させた
SHOが絵に描いた様なバッドエンドを構築。いや〜、唸るな、コレは。

DOUKIはこの試合で新日ジュニアのトップの一角に食い込んだ。しかし注目す
べきはSHOのポテンシャル。辻・成田・上村・海野よりも、新日本プロレスの
“ヘビー級”でトップを取るべきなのは、SHOしかあり得ないと思うのだが・・・。

IWGPジュニアの一連が終わったところでのSHOの動きに期待。
長期政権?いや、それよりその先が観たいでしょ、やっぱり。

奇妙な乱入

#njDONTAKU #GLG


昨日、後楽園ホールで行われた新日本プロレス『Road to レスリングどんたく』
5月3・4日に福岡国際センターで行われるビッグマッチに併せ、各種前哨戦が
行われるシリーズなのだが、ここで奇妙な乱入者が。

L.I.J vs BC War Dogs5vs5シングル対抗戦の第四試合として行われたセミフ
ァイナル、内藤哲也vsドリラ・モロニーの終盤、なんとNOAH・GLGで活躍し
ている、ジェイク・リーがまさかの乱入。

ジェイクはGLGのTシャツを着用しており、雰囲気的には“NOAH離脱”では無い
感じ。どうやら27日広島大会で行われるイリミネーションマッチにも出場す
るらしいのだが・・・。

どうもスッキリできない乱入
個人的にジェイク、ルックスやフィジカルは良いのだが、プロレスラーとして
はあまり評価していない(^^;)からなのか。なんにせよ、この乱入を線にする
のなら、ジェイクの新日本継続参戦が必須。NOAHとの関係も含め、すっごく
微妙なんだけど・・・。

HANEY vs GARCIA

#どうして・・・


ニューヨークで行われたボクシング・スーパーライト級12回戦
WBC世界王者デヴィン・ヘイニーに、“KINGRY”ことライアン・ガルシア
が挑む世界タイトルマッチ・・・なのだが。

前日計量でガルシア3.2ポンド体重オーバー
この段階で変則タイトルマッチとなり、ヘイニーは勝つか引き分けで防衛、
ガルシアが勝てば王座空位、という試合になった。

試合は大方の予想を覆し、ガルシアが王者のヘイニーを圧倒。
フルラウンドのほぼ全てをガルシアが支配し、3度のダウンを奪って判定
勝利。コレが普通の試合ならば、単に「凄い試合」だったのだが・・・。

最終ラウンドには↑↑この態度(–X)。無茶苦茶腹立つわ、コイツ(–X)。
ガルシアとヘイニーはアマチュア時代からのライバルであり、好勝負が期
待されただけに、残念。ガルシアは計量会場でビールをラッパ飲みするな
ど試合前の態度も悪かった。1.4kgの体重ハンデがあるのだから、ガルシア
はある意味で勝って当然。インタビューとか受けるなよ、とか思った。

嫌いな選手じゃなかったんだけどなぁ、ガルシア・・・。
僕は体重の合わせられないボクサーなんて死んでも認めたくない。コミッ
ションは厳罰を与えるべき。なんなら永久追放でもいい。残念だけど。

Evolution #13

#Evo女


女子プロレス『Evolution』第13戦・新木場1stリング。
所用で観戦が叶わなかった10周年記念大会を終え、今日は新しい試みを入れた
カタチで新展開。Evo女の興行で全7試合、というのは初めて。プロレス団体と
しては、まぁ普通(^^;)なのだが。

まずはセミ前、Chi ChiがプロレスリングWAVEの狐伯とシングルマッチ。
Evo女の中では何故か共感し難い存在だったChi Chiだが、今日の試合は凄く良か
ったかも。一年間、いろいろな団体で揉まれたことで、試合運びに「上手さ」
出て来た感。あとはZONESやソイのように、感情が表に出るようになれば化ける
かもしれない。そもそもエースの第一候補。何かキッカケがあれば・・・。

そして、現状のEvo女エース・ZONESは、マーベラスの彩羽匠とメイン。
新人らしからぬオーラと、気迫溢れるファイトで一皮むけた気がしたZONESだが、
今日は諸々を完封された上で彩羽に完敗。彩羽の「女子プロレス公開セミナー」
にZONESが参加しているような試合で、悉く上を行かれた。ZONESは今後も彩羽
のようなベビーフェイスタイプと試合をしなければならないハズ。この壁を打ち
破れないと、この先がちょっとキツいかも。まぁZONESなら大丈夫だと思うが・・・。

そして、レギュラー参戦オーディションに参加したウナギ・サヤカが、異次元の
存在感を発揮。入場し、リング内に居るだけで目が止まってしまうのだから、も
う完全にモノが違う感。ウナギのスター性、Evolutionとして利用しない手は無い
例えばChi Chiタッグを組んで他団体に参戦、とかあればおもしろいんだけど。

今年度から月2で定期大会を行うEVOLUTION。
内容がどんどん良くなっているだけに、やはりもう1〜2名の生え抜きが必要かと。
セコンドに付いていた新人の子、どうなんだろうなぁ・・・。