TERRY FUNK

#TEXAS BRONCO


WWEは8月23日、同団体のHALL OF FAMERである“テキサスの荒馬”こと、
テリー・ファンク逝去を発表。詳しい死因は今のところ明らかになって
いないが、近年は認知症の治療を受け、施設で暮らしていたらしい。
享年79

第51代NWA世界ヘビー級王者
兄であるドリー・ファンクJr.とのタッグチーム『ザ・ファンクス』は、
今や伝説となっている世界オープンタッグ選手権でのブッチャー&シーク
との死闘大ベビーフェースとしてブレイク。83年に一度大々的に引退し
ているが、復帰後は『ハードコアの生ける伝説』として晩年までファイト。
世界中から愛されたプロレスラーである。

僕はワイルドスタイルのテリーが大好きだった。
状況を全く見ず、好き勝手に暴れているハズなのに、終わってみれば試合
全体がおもしろい。テリーと試合をすることで成長した選手も多々居る。
晩年のカリスマ懸かった格好良さはあまりに見事。こういう老人になりた
、と心から思っていた。

これでやっと、引退試合が出来ますね。
あなたの希望したNo Holds Barred形式の試合で、アントニオ猪木と最高
の試合をしてください。でも、そんなに急がないで。出来れば僕も観に行
きたいと思っています。

だからまた必ず、どこかで。

G1 CLIMAX 33・FINAL

#G1CLIMAX33


新日本プロレス『G1 CLIMAX 33』、昨日と同じ両国国技館にて決勝戦
・・・個人的に全く盛り上がらなかったのだけど、さすがに決勝だけは確認
しておこう、ということで、急遽実家・テレ朝チャンネルにて。

優勝オカダ・カズチカを破った内藤哲也
大歓声の中でのG1決勝全然悪い試合では無かった。しかし、冷静に昨日
準決勝2試合と比較すると、若干内容が落ちる気が。まぁ、オオコケしな
かっただけで良しとするべき・・・かな?

問題はこの優勝を受け、年始の1.4ドームまでどのような流れを作るのか?、
ということ。内藤とSANADAで上手くストーリーが展開出来ればいいのだが、
正直ちょっと不安ではある。盛り上がればいいんだけど・・・。

で、個人的に決勝よりインパクトが大きかったのが、セミ前8人タッグ
L.I.J辻陽太が、なんとウィル・オスプレイから完璧なフォールを奪って
勝利する、という大アップセット。実際のところ、世界王座戦線よりもこの
二人の今後の方が気になる。辻はここからが正念場だ!

G1 CLIMAX 33・SEMI FINAL

#G1CLIMAX33


新日本プロレス『G1 CLIMAX 33』両国国技館にて準決勝
やはり今年のG1には納得が行かないのか、開催を思い出したのが18時頃
セミ・メインの二試合のみ、テレ朝チャンネルにて。

そういうワケで興味の薄かったG1だが、個人的に今回のトップ2とも言え
る活躍をした選手が、双方共惜敗した。

オカダ・カズチカと対戦したEVILは、自分のセコンド陣を次々に乱入させ
徹底した悪役っぷりを披露。ヒールターンからこれまで、その中途半端
さを苦々しく思っていた僕だが、このG1のEVILは本当にすばらしかった
G1初のバッドエンドがあってもいい、と思わせてくれたのだが、やっぱり
そこまでの冒険は出来なかったのかな、新日本・・・。

そして内藤哲也と対戦したウィル・オスプレイに関しては、どの試合もこ
ちらの想像を超えてくるタフマッチ。彼の出る試合だけが、どれも飛び抜
けて面白いのだから、脱帽せざるを得ない。今日もG1のメインに相応しい
すばらしい展開。内藤は勝利こそしたが、正直オスプレイに付いていくの
が精一杯、という印象を受けた。

・・・結果、オカダ内藤2023・G1 CLIMAX決勝を闘うことに。
この二人のクオリティに関して、もちろんある程度の信用はあるのだが、
オスプレイの試合を超えられるかどうかは微妙なところ。そしてこの前も
言った通り、今回はどちらが勝っても特に興味は持てなさそう・・・。

1.4ドームでSANADAと闘うのであれば、内藤かな?
一応明日も観るつもりだけど、コレでコケたらマジでヤバいかも・・・。

G1 CLIMAX 33・QUARTER FINAL

#G1CLIMAX33


新日本プロレス『G1 CLIMAX 33』準々決勝はなんと千葉・船橋アリーナ
しかしG1、開幕日以来ここまで触れてこなかったのは近年で初めてかも。

準々決勝は↑↑この4試合
正直言うと、昨日の浜松大会の流れがあまりにあまりな内容(–X)だったので、
思い入れも期待もそれほど無い状態。内容に信用がおけそうな試合は2試合目
オスプレイvsフィンレーくらいだったのだけど・・・。

・・・予想通り(^^;)。
リーグ戦無敗のSANADAEVILに負けるのも、内藤が無難に勝つのも、ザ
が紙一重で惜敗するのも、全て予想の範疇。想定外だったのは、オスプレ
イとフィンレーの試合内容が思った以上にすばらしく、この試合だけで元が
取れた気分になれたこと(まぁ、金は払っていないが^^;)くらい。

開幕時に予感した通り、今回のG1は低調
新星が下剋上を起こすことも無いし、かと言って温故知新があるワケでも無
い。個人的にリーグ戦の20分1本勝負は納得出来たのだが、結局これまでと
変わらないメンツが勝ち上がってしまうのだから、何の意味があったのか・・・。

おそらく決勝オカダvs内藤。この二人が残った場合、もうどちらが勝って
も構わない。停滞しきったまま終わっちゃうんだろうなぁ。今年のG1・・・。

もし、だ。
1.4東京ドームまでの流れを気にせず、EVILが優勝するような事が起これば、
僕は新日本を見直すかもしれない。暴動が起きるくらいの大反則やってくん
ないかなぁ、EVIL・・・。

SPENCE Jr. vs CRAWFORD

#PFP


ラスベガスで行われたウェルター級世界四団体統一戦WOWOWにて。

WBA/WBC/IBFの世界ウェルター級王座を保持するエロール・スペンスJr.
に対するは、WBO同級王座を保持するテレンス・クロフォード。数年前か
ファン待望であったカードが、遂に実現したワケだが・・・。

とにかく、テレンスが強すぎた
同じくテクニシャンとして評価されていた筈のスペンスが、ほぼ何もさ
せて貰えない。辛うじて勝負になったのは1Rのみで、後は完全にテレン
スの世界。ここまで実力差があるとは、さすがに予想しなかった。

テレンス・クロフォード、完勝で統一王者に。
テレンスはスーパーライト級でも四団体統一を果たしており、これで
2階級で四団体統一、という偉業。ちなみにコレは世界初で、井上尚弥
の先を行ってしまったことになる。

ちょっと悔しいが、次のPFPテレンスだろうなぁ、と。
フルトンを完封した尚弥の上を行くボクサーは居ない、と思ってたけど、
あのスペンスを相手に尚弥とほぼ同じ事をやってのけたのだから。

・・・佐々木尽、ウェルター級で世界を取るなら、相手はテレンスだぞ!
テレンスが王者の内に挑戦権が取れれば、すっげぇ応援する!