ジャングルでファン・ファン・ファン

本日は1月11日
日本語だと「ワン・ワン・ワン」だから、今日を「犬の日」とする団体もある
らしい。じゃあ、11月1日の立場はどうなるんだ、という気がしないでも無い。

英語では「BOW WOW」
それで思い出したのが↑↑の懐かしいバンド・イギリスのBOW WOW WOW。
バッキングヴォーカルにデビュー前のボーイ・ジョージが居たことで有名。

・・・今聴いてもそれなりに面白いんだけどなぁ、このバンド。
アナベラ、結構カワイイし。

 

▼Love, Peace & Harmony The Best Of Bow Wow Wow / BOW WOW WOW

『Z』>『S』

▼PASSENGER / THE ROOSTERZ

定期的に聴きたくなるバンド、というのが幾つかあるのだが・・・。
その中で定番中の定番なのが、このTHE ROOSTERZ解散ライブの音源。

1988年7月22日・渋谷公会堂
この日、渋公の2階最前列に僕は居て、数十メートル先から繰り出される
極上のバンドサウンドに、最初から最後まで圧倒されていたことを、昨日
のことのように思い出せる。

これはもう、人によっていろいろ意見の違いがあると思うのだけど、僕は
大江慎也が脱退した後、この解散時のメンバー編成花田裕之・下山淳・
穴井仁吉・三原重夫)になったルースターズこそが理想のバンド。この思
いは30年経過した今でも変わっていない。

このライブを収録したCD「FOUR PIECES LIVE」は、何度かの再リリース
を繰り返しながらも現在は絶盤状態。もちろん僕は所持しているから問題無
いのだけど、いろんな人が聴くべき名盤。もう一度再発して欲しいなぁ・・・。

公的抑圧

このところのヘビーチューンはY.M.O
基本、僕は音楽を「ながら聴き」が出来ない体質なのだが、何故かY.M.Oだけ
は大丈夫。これ、結構昔からそうなのが不思議

取り敢えずiPodにはほぼ全アルバム・全楽曲が入っていたりするのだが、
ちょっと気になってYouTubeでビデオを探してみた。で、この曲を発見。

1979年、LATHE GREEK THEATREでのライヴ、「COSMIC SURFIN’」
TUBESのオープニングアクトだったY.M.Oが、完全にメインを喰ってしまった
という伝説のパフォーマンス。細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏の3名はもちろん、
矢野顕子・松武秀樹、ギターは渡辺香津美なんだから、そりゃあそうなる(^^;)。
この6人、ビデオを見ちゃうともう目が離せない。圧巻とは正にこのこと。

Y.M.Oは、定期的に復活してくれるのも嬉しい。
メンバーの3人は今や“偉人”とか“達人”、下手したら“仙人”の域に達しているが、
今後もどこかで厳かなパフォーマンスを魅せてくれると嬉しい。
・・・なんなら、ニューアルバムとか。

 

▼PUBLIC PRESSURE / YELLOW MAGIC ORCHESTRA

HAMMER

32年前、この曲を最初に聴いた時の衝撃は生涯忘れない。
デモを終えて帰ってきた日比谷野音に、突然彼らは現れた

客は決して多くなく、そもそもライヴが主目的では無かった。
最初は後ろの席で体育座りで観ていたけど、1曲目の前半でステージ前に
飛び出した。その後、恐ろしいスピード日本最強のビートバンドとなる
ザ・ブルーハーツと僕の出会いは、日比谷公園野外”小”音楽堂だった。

「空っぽの言葉なら もう僕は聞き飽きた」
という歌詞、どんな説法や名言よりも、今も強烈に心に残っている。

・・・今だからこそ、僕にはブルーハーツが必要なのかもしれない。

▼SUPER BEST / THE BLUE HEARTS

Give Me “FXXin’” Up

現場のBGMロールの中に混じってたのが↑↑この曲
コレが流行ってたのって、巡ってみたらもう30年以上前なんだから驚く(^^;)。

あの頃はこの曲が流れるような場所とか、この曲を好きな連中とか、そして
この曲自体とも真逆の場所で生きており、聴くだけで虫唾が走った覚えが。
30年経った今も全く好きな曲では無いけれど、十把一絡げのBGMの中の1曲
として耳に入ると、以前のような不快感は薄れている事が解った。

でも、やっぱり・・・。
この曲が流行ったから、日本における洋楽の進歩が5年くらい停滞した、と
今でも思う。コレをすっ飛ばしてハウスの時代が来ていたら、今僕が聴いて
いる音楽にかなり変化があったかもしれない。

くだらねえ曲だけど、そういう意味で重要なのかもね。
乗り切れなかったディスコ世代として、心からそう思う。