「水族館ガール」松岡茉優の天才ぶり

NHK金曜22時・ドラマ10枠で放送されている「水族館ガール」が、
文句無しで面白い。

大手商社から左遷され、系列の水族館勤務になったダメ系OL一念発起物語
徐々に水族館にハマり、仕事に対する姿勢まで変わっていく主人公を、
“天才”・松岡茉優最強に近いレベルで熱演。桐谷健太・西田尚美という
実力派と共演しながら、存在感で全く負けていないのだから驚く。

ドラマ部分の脚本もすばらしく、毎回必ずホロリとさせられてしまう。
特に先週金曜日のオンエア分は涙腺が崩壊するくらい、バカみたいに泣いた
動物モノはだいたいこういう傾向で制作される場合が多く、単純なモノでも
かなりやられる(^^;)のだが、このドラマの完成度はその中でも群を抜いてい
る感。やっぱ凄いな、NHKって。

今現在、この世でいちばん好きな女優である松岡茉優がなにしろ凄い
台詞と台詞の合間に見せる表情仕草があまりにも秀逸であり、彼女の
一挙手一投足から全く目が離せない。20台前半でこの仕上がり具合・・・。
末恐ろしい女優である。

問題があるとすればNHKの放送スケジュールくらい。
とにかく毎週楽しみにしてるのだから、堂々と放送を休止するのは止めて
貰いたい。こっちはカネ払ってんだから(^^;)。

全7回、残りは3回。
・・・泣くだろうなぁ、今後も(^^;)。

CWC #01

「WWE CRUISERWEIGHT CLASSIC」、昨日より配信開始。
32選手参加トーナメント10週で放送する模様。第1回目のプログラム
は以下の4試合。順番はメチャクチャになっちゃうけど、印象に残った順に
結果と併せて観戦記をば。

▼ 〇飯伏幸太(シットダウン式ラストライド)ショーン・マルタ×


とにかく飯伏の「大物感」が半端ない状況。
出てくるだけで観客は総立ち状態、試合中のコールも「イブシ!イブシ!」
日本式。対戦相手のショーン・マルタサモア系有望株だが、まだ飯伏
と対戦するのはちょっと早かったか?結果はもちろん飯伏の快勝
横綱相撲でした、マジで。

▼ 〇セドリック・アレキサンダー(ランバー・チェック)クレメント・プショー✕

元ROHセドリック・アレキサンダーがWWE登場。
いやぁ、この選手かなり良いかも。フランスのプショーもガンガン攻める
タイプの選手だったので、試合は白熱。しかし、技の破壊力も試合中の表情
最高なセドリックが貫禄勝ち。ROH出身者ハズレ無いな、マジで。

▼ 〇グラン・メタリック(ドラダスクリュードライバー)アレハンドロ・サエス×

グラン・メタリックは我らがマスカラ・ドラダ
サエスは格闘技系の選手の佇まいがあり、下手すれば噛み合わない試合
なるかと思いきや、ハイフライ系中心の闘いに。明らかに経験不足なサエスを、
ドラダが上手く転がした。やはり1年間の新日本所属はダテじゃない。

▼ 〇ホー・ホー・ルン(原爆固め)アリヤ・ダイバリ×

香港ホー・ホー・ルン怪しい雰囲気は最高なんだけど、それだけ(^^;)。
あまり美しくないジャーマンであっという間に終わってしまったのだが。
次で負けちゃうだろうなぁ、この選手(^^;)。

・・・ということで、#01は4試合。
トーナメント表によると、飯伏の次の相手はセドリック・アレキサンダー
この二回戦はマジで楽しみ。勝った方が決勝進出するな、きっと。

#02ではTAJIRI戸澤が登場しそう。毎週の楽しみが1つ増えた♪

MacBook Pro Late2008のバッテリー寿命

MacBook Pro Late2008の様子がオカシイ。
以前から挙動かなり不審であり、であるが故にMid2009を予備用に中古で
導入したくらい。なので、いつ壊れても不思議では無いのだが、症状がちょ
っと異様。文字入力作業中にパームレスト部分に手を置いただけでカーソル
がスクロールしまくる、という・・・。しばらくだましだまし使ってたのだけど、
昨夜原因が判明

バッテリーパック肥大化(^^;)。
リチウムイオン電池が寿命で膨らんでしまい、真上にあるトラックパッド
圧迫する、という状況。始終クリックがなされている状態になっちゃってる
と言えば解りやすい。

まぁ、買ってから8年も経つのだから、こういう事態も当然あり得る。
気づかなかった僕が悪いな、コレは。んで、昨夜のうちにAmazonに注文し
たのが↓↓コレ。

サードパーティ製の交換バッテリーパックWorld Plus製
本当は純正が欲しかったのだけど、基本もう在庫が無いし、あったとしても
凄く高い。そうなるともうチョイスはコレしか無くなる。ちなみに、今所有
しているほぼ全てのMacBookで稼働しているバッテリーはWorld Plus製品
ったりするなぁ、僕の場合(^^;)。

純正は8年保ったが、コレの寿命はきっと1-2年。在庫がなくならないうちに、
もう1本くらい買っておいた方がいいのかなぁ?
できればその頃には新しいMBPを使っていたい、というのが本音だけど(^^;)。

深夜からのサウナは・・・

昨夜、予定に無かった作業発生。
思いっきりの肉体労働系で、帰宅時には生ぬるい汗がダクダクの状態。
お腹もすいていたのだが、とにかく身体の気持ち悪さが我慢できず、思わ
ず↓↓に来てしまった。

お馴染み、船堀健康ランド・まねきの湯
到着時刻は23:30だが、深夜割増料金となるのは午前2時を回ってから。
遅くなってから来ても、時間的に余裕があるのが嬉しい。

久しぶりにハードコア系のサウナ展開。
本日のタイムは12分×5回のかっちり1時間。暑い時期のサウナは下手す
ると熱中症になるので、水風呂の時間を長く取る。16℃前後の水風呂って
最初はかなり心地良いのだが、3分を超えると身体が痺れる(^^;)。
・・・これもまぁ、サウナの醍醐味なのだけど♪

そういえば、今年はまだ配布されてないなぁ、割引券・・・。
毎年じゃ無いのかな、アレって。

陸王

▼陸王 / 池井戸潤(Kindle版)

池井戸潤待望の新作はお得意の企業再生モノ
タイトルの「陸王」とは、埼玉県行田市老舗足袋製造メーカー「こはぜ屋」
が新規事業として参入・製作したランニングシューズの商品名。この奇抜な
シューズを軸に展開する、痛快なビジネス物語である。

ハッキリ言うが、これは「下町ロケット」の初作と全く同じタイプの話。
完全なる二番煎じであり、二匹目のドジョウを狙っているとしか思えない。
ところが、この二番煎じがメチャクチャ面白いのだから非常にタチが悪い(^^;)。

要因はいくつかあると思うのだが、まずは会社の規模感
ロケットの佃製作所も下町の中小企業ではあったのだが、いくつもの特許を所有
するハイテク系であり、従業員も数百人は居る会社。ところが、埼玉県行田市
いう微妙な地域に本社を構えるこはぜ屋は、社歴こそ100年を超える老舗ではあ
るが、従業員数はお針子のお姉様方を含んで20数名の中小にも満たない零細企業
主力商品は足袋もしくは地下足袋であり、今この時代に爆発的に売れる商品では
ない。無論、業績はジリ貧。そういう意味で言うと、佃製作所よりも我々庶民
シンパシーを感じやすい会社であるところがまず一つ。

そして、アイテムに対する親近感
ランニングシューズジョギングシューズはロケットエンジンのバルブシステム
や心臓の人工弁よりも確実に身近であり、思い入れを持ちやすい。試行錯誤を重
ねて形になっていくランニングシューズの形状を想像するのは楽しいし、実際に
は存在していない靴に妙な肩入れすら(^^;)。

つまり、下町ロケットよりも全てに於いて「等身大」な話であるところが、
最強の二番煎じを成立させている由縁。いや、やっぱりすげぇな、この作家♪

そして、内容はもちろんワンピースを彷彿とさせる「仲間たち」の物語。
終盤では「足袋屋」を小馬鹿にされると腹が立つくらいのめり込んでしまい
ましたよ、ええ。

ワンピースと言えば、タイトルの「陸王」“奇跡の王”こと、ドレスローザ
リク・ドルド三世(リク王)を連想。そう言えばあちらのリク王も庶民の英雄
だった。もしや池井戸潤、そこまで計算してたのか??
・・・もちろん、考えすぎだとは思うんだけど(^^;)。