G1 CLIMAX 26・開幕戦

新日本プロレス真夏の祭典、「G1 CLIMAX 26」札幌きたえーるで開幕。
初戦からメイン・セミでかなり重要な試合が組まれたため、いつもの通り
NJPW Worldで確認した。

▼Aブロック公式リーグ戦 棚橋弘至vsSANADA

これが復帰戦となる棚橋の動きがイマイチピリッとしない。
要所々々で棚橋らしい動きこそ魅せるモノの、スタンドの攻防に精彩が感じ
られない。LIJSANADAはそこそこ良い選手だとは思うが、このあたりに
圧倒される棚橋の姿、正直観たくなかった
結果、見事に大金星を取ったのはSANADA。棚橋の場合は開幕戦の負けって
良くあることなのだが、長丁場の今後に不安を残す内容。う〜ん・・・。

▼Aブロック公式リーグ戦 オカダ・カズチカvs丸藤正道

プロレスリングNOAHから丸藤が久々のG1参戦。オカダとのシングルはおそ
らくコレが初めてであり、やたら注目を集めた試合。
さすがにIWGP王者は強く、あの丸藤を何度も攻め込んだのだが、全ては丸藤
手の中。オカダに出せ尽くした上でキッチリ勝利を掴んだのだから恐れ入る。
やや余裕の表情を浮かべる丸藤に思わず拍手。しかし・・・。

・・・エース王者が揃って初戦を落とした。
特に棚橋の状況はやや深刻な気がする。考えてみれば、棚橋の長期欠場なんて
ずいぶん長いこと観なかった。コンディショニングでは他の追随を許さなかっ
た棚橋に、僕は無茶な思い入れを持っていたのかもしれない。

今年のG1、僕の優勝予想は棚橋一択だったのだが、初戦を観る限りそれは変更
しないといけないのかもしれない。

100年に1人の逸材の身体が、本当に心配だ・・・。