マルチレコードプレーヤー

↓↓ネット徘徊中に発見した新製品ニュース

レコード・CD・FMラジオがこれ1台! アンプもスピーカーもいらない一体型
マルチプレーヤー(GetNavi web)

こちら、小泉成器という会社の作った新製品。こんな感じのモノがあるのね、
ということで、該当商品をAmazonで調べてみた。

▼コイズミ マルチレコードプレーヤーKOIZUMI SAD-9801-K

各種ニュースサイトで紹介され、そこそこ売れているらしく、「即納」で購入
出来るワケではなさそう。現在14,400円と手頃で、昭和中期チックデザイン
悪く無いのだけど、「マルチレコードプレーヤー」で検索したらこんなのも。

▼ベルソス マルチレコードプレイヤー MP9260

こちらはレコード・CDに加え、カセットテープにも対応。ダイレクト録音用の媒体
USBメモリだけでなく、SDカードも可(スロットあり)。これで9,680円なら、
こっちの方がちょっとお得感あるかも。まぁ、問題はどちらが音質がいいか?だと
思うのだが・・・。

ただ、どちらの製品も可能なのは“ダイレクト録音のみ”っぽい。
具体的には60分収録のCDを録音するには60分かかってしまう(^^;)ので、そういう
時間的なストレスがあるかも。CDをMP3に変換する時だけでいいから、PCのように
高速でデジタル取り込みが出来る機能があれば、もう少し高くても売れる気がする。
おそらく、何らかの規制があるんだろうけど。

ただ、こういうオールインワン的なオーディオ機器はキライでは無い。
特に「レコード」を知らない世代のファーストタッチには最適。びっくりして欲し
いな、アナログレコードの音の良さに。

MBP大手術作戦

2008年に購入し、何故だか2013年(^^;)からずっとメイン機として使用して
いるMacBook Pro Late2008 15インチモデル。起動してしまえばかなり使い
やすいマシンなのだが、数年前から挙動不審な状態が続いている。

症状的には「リンゴループ」と呼ばれるモノ。
電源ボタンを押すと、起動音と共にリンゴマークが出るのだが、それ以降沈黙
結局電源長押しでもう一度起動を試みるより方法が無くなってしまう。
この動作がコンピュータに良いワケが無い(^^;)。数年前に一度「デスクトップ
が壊れました」的なアラートが出て、その復旧に四苦八苦。なんとか復旧した
のだけど、文字通りデスクトップに保存していたファイルは全て逝ってしまわ
れる、という恐ろしい状況・・・。

いろいろ調べてみると、これは内蔵のグラボが異常、もしくはHDDが故障、の
どちらかの場合が多いとか。デスクトップが壊れる、ということはHDDに問題
がある、と判断し、新たに1TBのSSHD(ハイブリッドドライブ)を入手した。

これを機に、遂にOSのアップデートを執行することにした。
OSはずっとLIONのまま使っていたのだが、サポートがストップし、firefox
始めとする主要アプリもLIONでの動作を保証しなくなった。決定的だったのは
iOS10がLIONのiTunes12をサポートしなくなり、いわゆる「母艦」としての
使用が事実上不可能になったこと。こうなってしまっては・・・。

ということで、前回のMacBook Late2008でやった作業を繰り返す。
CCCでMacBookのSSDクローン(Yosemite)をSSHD上に作成し、取り敢えず
外付け状態で起動を確認。音楽データを新iTunesに全て読み込み、基本作業は
完了した。後はこのSSHDを内蔵するだけなのだけど・・・。

・・・軽くていいんだけどなぁ、LION(^^;)。
この環境から抜けるのは、本当に勇気が要る。しかし明日以降で決行!
不具合無ければいいんだけど。

しかし、SSHDって今投げ売りだな、やっぱり(^^;)。

福家警部補の報告

▼福家警部補の報告  / 大倉崇裕(Kindle版)

大倉崇裕福家警部補シリーズ第三弾。
このシリーズ、完璧にハマってしまった模様(^^;)。とにかく「ミステリーを
読んでるぜ、オレ!」という気分にさせてくれるのが良い。細かく言うのなら
サスペンスなんだけど(^^;)。

今回は3篇を収録。
1話が長くなってしまったのだが、相変わらず途切れない緊迫感はさすが。
第三弾の登場人物、つまり“犯人”は、少女漫画家昔ながらのヤクザ、そして
現代版必殺仕事人の老夫婦。どれも違った意味で興味を惹くキャラクターであ
り、それら全てのディテールを深く理解した上でしっかりと書き分けているの
が凄い。トリック暴きの説得力にも磨きがかかり、最早敵無しの状態。

このシリーズの問題点があるとすれば、スーパーヒロインである筈の福家警部
をどうしてもヒールとして見てしまう(^^;)こと。出てくる犯人に純度100%
の悪人、というのが居らず、どちらかといえば止むに止まれぬ状態で殺人を犯
してしまう人が殆どなため、大胆かつ的確な推理で犯人を追い詰める福家が
たら憎らしい場合がある。「お前、空気読めよ・・・」と何度呟いたことか(^^;)。
しかし、今作に関してはその部分に一工夫のある篇が。ちょっとした清涼感
感じました!

いわゆる「倒叙型」(犯人は最初から判明・物語内で追い詰められる)を書く
作家にはこれまで全く当たりが無かったのだけど、大倉崇裕だけは認めるべき。
とにかく面白いし、無駄や無理の無い腑に落ちる構成は本当にすばらしい。
まとめて読んでしまったおかげで残りはあと1作を残すのみ。ちょっとシリーズ
から外れた作品で小休止しようかな?