新日本プロレス真夏の本場所「G1 CLIMAX 27」が札幌きたえーるで開幕。
その開幕戦で、今大会一番の注目カードが組まれた。
Aブロック公式戦・内藤哲也vs飯伏幸太。
昨年から新日本を引っ張り続けてきた内藤と、これが1年半振りの新日本
復帰戦となる飯伏が久々にシングルで対戦。戦前から辛辣なコメントを
繰り返していた内藤に、飯伏がどう応えるか?がテーマ。
飯伏は相変わらず飯伏。
雪崩式パイルドライバーなどという危険過ぎる発想はおそらく飯伏からし
か出てこないし、簡単に実行できるのも飯伏だけ。この男の復帰を心から
歓迎する。しかし・・・。
飯伏のヤバすぎる技を受け切った上で、勝利したのは内藤。
終わってみれば横綱相撲と言っても良い試合ぶり、もう見事の一言。
最近の内藤は誰と闘っても高いレベルの試合を魅せてくれるし、内容も
鉄板。こういう男がIWGP王座に就くべきだと思う。
そして、今年もやっぱり心配なのは棚橋弘至のコンディション。
初参戦のザック・セイバーJr.に負傷箇所の右腕を攻められ、なんとギブ
アップ負け・・・。今年はぜひ決勝に行って欲しいのだけど、果たして?