新日本プロレス「G1 CLIMAX 27」最終戦・両国国技館大会をNJPW Worldで。
今年のG1、ここでは開幕戦にちょっと触れたくらい。しかし興味が薄れたワケ
では無く、出張先でも毎回NJPW Worldでチェックしていた程。
決勝戦は昨年覇者のケニー・オメガと、観客の圧倒的な支持を集めて上がって
きた内藤哲也。30分を超える熱闘を制したのは、L.I.Jの内藤であった。
・・・全く文句の無い、完璧な優勝だったと思う。
僕を含む新日ファンで今の内藤を否定する人間は殆ど居ないハズ。勝つべき
選手が最高の試合内容で優勝する、という、毎年必ずいろいろあるG1の歴史
からはちょっと外れた展開。でも、コレで良いと思う。
内藤の魅力は間違い無く受けっぷりの良さ。
ケニーのやんちゃで厳しい攻めをスカすことなく受けまくり、最後はキッチリ
自分の技で勝利する。だから内藤の試合は毎回面白い。
そして今では、そんな内藤にファンがしっかり付いて来ている。内藤が頂点に
辿り着くお膳立ては、もうすっかり出来ている。
来年の1.4東京ドームは、メインイベントで内藤がオカダを破ってIWGPヘビー
のベルトを巻く姿が観られる、と強く思う。「愛してまーす!」でも「金の雨」
でもなく、「・・・デ・ハポーン!」の大合唱がドームに響くのかと思うと、ちょ
っとワクワクする。来年は久しぶりに行こうかな・・・。