K’FESTA.1

新生K-1となってから初のアリーナクラス・ビッグマッチ「K’FESTA.1」
をAbemaTVのライブ中継にて観戦。
あのゲーオ・ウィラサクレックをKOして完勝した平本蓮や、ウェイトオーバ
ーしたライト級王者、ウェイ・ルイに見事な制裁を加えた卜部功也など、語
るべき選手・試合が多々あったのだが、やはりココは・・・。

空位となっていたK-1スーパーフェザー級王座決定トーナメント
フェザー級王座を返上し、3階級制覇を狙ってトーナメントに参加したエース
武尊は、1回戦こそギリシャのスタロウスに粘られ判定に持ち込まれたもの
の、準決勝郷州征宜決勝小宮山工介KOし、格の差を魅せつけた上で
快勝。新生K-1初のビッグマッチのメインに相応しいカリスマを魅せつけた。

本人も最後のインタビューで語ったことなのだが・・・。
今現在、キックのファンがいちばん観たいカードを、早い内に実現すべき。
もちろん、武尊vs那須川天心の一戦である。

年齢で7歳の差(武尊が年上)がある武尊と天心。仮にこのカードが3年後に
実現し、天心が勝ったとしても、武尊が全盛期を過ぎていた、と見られてしま
うかもしれない。であるならば、天心がK-1に出向き、武尊に挑戦すべき。
K-1側ももし天心から参戦の希望があれば、四の五の言わずに武尊とのカード
を組むべきだと思う。

僕の見解は、現状ではやや天心に分がある気がするが、実力は拮抗。武尊に
とっても、ここ1年が天心に土を付ける最後のチャンスだと思うんだけど・・・。
明日、武尊の発言を受けた天心がどんなコメントを出すのか見物。
某総合格闘技イベントの人たちは、絶対に余計な口出しをしないで欲しい。

とにかく武尊、本当にすばらしかった。当分相手が居ないな、きっと。

スマッシュヒット!「海月姫」

として瀕死状態(^^;)のフジテレビ・月9
とにかく殆どの番組が過去最低視聴率を更新しまくりで、もしかしたらこの
枠でドラマの放送が無くなるかも、なんて噂も。今クールのドラマも発表さ
れた段階では全く興味が沸かず、これは最低記録更新か、と思っていたら・・・。

「海月姫」が、途中からやたら面白かった♪
原作は東村アキコの同名漫画で、講談社漫画賞少女部門受賞作。ただ、内容
的にはかなり読者層を選ぶ感があり、コレをあの月9に持ち込むのはかなりの
冒険だった、と思う。月9がこんな状態でなければ、おそらく承認されなかっ
た配置かと。

主演の朝ドラ女優・芳根京子がすっごく頑張った。
彼女本来のスペックはかなり高めなのは間違い無いが、よくもまぁこんなに
華の無い役を受けたなぁ、と。最終的に三つ編みメガネが愛おしいくらいに
なっちゃったのだから、この女優の才能はホンモノ。すばらしいと思います。

そして、男のクセに驚異的な美麗さを誇った瀬戸康史
時折「女装」を忘れるくらいカワイイ、ってのは、逆に問題かも(^^;)。
今後、この手の役しか来なくなる可能性もある気がします。とにかく拍手!

数字は振るわなかったらしいけど、月9史上最低は回避(注)。ただし巷の
評判は全然悪く無く、10%取れなかったのが不思議なくらい。こういうドラ
マで
数字が取れるのがいちばん良いんだけどなぁ、本当は。

(注)実は回避出来てない可能性あり!

固定電話アップデート

先週、自宅(会社?)の固定電話機を交換した。
原因。何故だかよくわからないけど元の電話機がコードレス子機を認識しな
くなり、リビングで電話が取れなくなったため。子機の故障と判断し、値段
を調べてみたらコレが馬鹿馬鹿しいくらい高い(^^;)。で、子機より安かった
↓↓を購入。

Panasonicデジタルコードレス電話機・VE-GDW03DL-W
購入価格は8,200円くらい、マジで子機を買うより安い。実はこの電話機、
お世話になってる会社で既に導入されており、買い換えるならコレ、と思っ
てたヤツ。

最大の売りはWi-Fi搭載電話機と同じネットワークにあるスマートフォン
専用アプリをインストールすることで、そのスマホを子機として使用できる
ウチにはSIMの無いスマホがやたらたくさんある(^^;)ので、今後子機に困る
ことは無いと思う。

・・・っても、実は固定電話なんてもう殆ど使用していない。あくまで体裁を
整えてるだけなんだけどね、実は。でも、便利は便利、な筈。今のところ、
固定電話に一切電話はかかってきて無いけど♪

第1回・萩中音楽祭

大田区民ホール・アプリコの小ホールで行われた、
「第1回萩中音楽祭ファイナルステージ」を観てきた。このイベント、いわ
ゆる「中の人」の中に古くからの友だちが居り、このファイナルに至るまで
にいろいろ興味深い話を聞いてきた。最後は結果をこの目で確かめたくて、
無理を言ってチケットを取って貰った。ここではとにかくファイナルに残っ
た3組のバンドをレビュー。

3ねん6くみ〜ず は、横浜銀蠅のカバーバンド。
平均年齢かなり高い模様(^^;)で、おそらく僕と大差無い気がする(^^;)。
横浜銀蠅を演る、というところに思い入れの深さを感じる人たち。完成度が
やたら高かったから、きっと凄く練習したのかと。こういうオトナって、実
は凄くカッコイイ気がする。

orcana は、かなりイキの良い4人編成のロックバンド。
足を運ぼうと思ったのは、このバンドがちょっと観たかったから。全員が
かなりのテクニシャンであり、既に自分たちのカラーをキッチリ持っている
ところに才能を感じる。ブレイクを効果的に使う楽曲は僕らの世代を盛大に
ニヤッとさせるし、Vo/G上谷はるかはちょっとしたカリスマ性があるかも。
客席とのジェネレーションギャップ(^^;)にめげず、圧巻のパフォーマンス。
このバンド、普通に30分とか1時間のステージを観てみたい。

Funky Chickens はベテラン・7人編成のビッグバンドで、JBフォロワー
出てくる音はさすがに重厚で、キャリアを感じさせてくれる本格的なソウル
パッケージショーを展開。3バンド中、唯一ノンストップ・ノンMCで持ち時
間の10分を突っ走り、予備知識の全く無さそうな観客の身体を揺らして魅せ
たのだから見事。こういうサウンド、非常に好きです、僕は。

・・・なんか、非常に新鮮
出演者の質、イベントとしての完成度などはイチ商店街が主催したモノとは
思えないレベルだったし、演ってる人たちも作ってる人たちも皆楽しそうだ
った。大田区羨ましいなぁ・・・。江戸川区でもこういうのがあるといいんだ
けど、無理なのかなぁ・・・。

参考:萩中音楽祭(萩中商店街オフィシャル)

Remember Me

Disney/PIXARの新作「リメンバー・ミー」をイクスピアリにて。
PIXARの作品は「トイ・ストーリー」以降、幾つかを除いて殆どを劇場鑑賞。
個人的にはどの作品も評価は高いのだが、この新作は・・・。

これまでのPIXAR作品の中で「No.1」なんじゃないか?と思わせる傑作。
メキシコの祭りである「死者の日」をすばらしくカラフルに表現したCG
加え、誰もが感動でき、そしてホロッと来てしまうストーリー。更に加え、
完成度満点の楽曲が溢れている。アニメーションという枠だけでなく、映画
として最高の完成度。鑑賞後にここまで清々しい気持ちになれた映画、ここ
数年では珍しいかもしれない。

今回は意図的に日本語吹替版をチョイス。
まずは主人公・ミゲルの声を担当した石橋陽彩に、大きな拍手を贈るべき。
とにかく重要な「歌」の部分が完璧。大袈裟でなく、この映画を傑作とした
大きな要因は彼の歌声にある気がする。将来が本当に楽しみ。

もう一人の主役・ヘクターを演じた藤木直人もすばらしかった。日本語を充
てるとするなら、もっと他の選択肢もあった気がするが、見終わった今では
藤木以外のキャスティングはあり得なかった、と思う。さすが実力者!

まだ3月だけど、もしかしたら2018年最高の映画になりそうな予感。
これは子どもから大人まで、誰もが観るべき傑作。バカなボクサーのおかげ
で下がりまくったメキシコのイメージを、一発で良いモノにしてくれます!
オススメ!