公衆電話の使い方

昼過ぎ、緊急ニュース「ソフトバンク携帯の通信・通話障害」を知った。
・・・まぁ、ソフトバンクのiPhoneに入って来たのだけど(^^;)。Wi-Fiさえ
繋がってればどうってこと無いね、実際は。

が、これはあくまで僕のように引き籠もっている場合
外で普通に仕事してる人たちは大問題だったらしく、久しぶりに↓↓こん
なアイテムがニュースに登場してきた。

「公衆電話に行列」のニュース。
・・・昔は普通にあったなぁ、電話ボックスに並ぶ状況(^^;)。
記事中にもあるのだけど、今の子たちって公衆電話の使い方知ってるのか
なぁ、という。一応使い方を書いておく。

1)受話器を上げる → ココ重要!
2)10円硬貨、ないしは100円硬貨、ないしはテレホンカード挿入
3)電話番号をプッシュ ※同一市区内なら市外局番押さずでOK
4)通話 ※残り10円分になるとブザーがなるので必要に応じて追加投入
5)受話器を置く ※未使用分の10円は戻るが、100円の場合お釣り無し

・・・バカバカしくなってきたんだけども(^^;)。
ただ、使い方を知ってるかどうかよりも、使ったことが全く無い人の方が
多いんじゃないかなぁ、とも。そして、テレホンカードなんてどこで買え
ばいいのか全く解らない(^^;)のも凄い。

とにかく、ソフトバンクは上場前大ミステイク
こういうことが起こると、やっぱりいろいろ考えちゃうので。

全身、コレ鋭利ナ刃物

・・・一人の「生き方」として。
ダイナマイト・キッド「今日を生きるために明日を顧みなかった」男。
将来のことなど微塵も考えず、その時・その場で最高であろう、と、フル
スロットで駆け抜けた。

そもそも、最初にTVで見た時のキッドは、ロングヘア王子様スタイル
贔屓目に見ても体重70kg台前半の細身、そして端正な顔立ち。それでも
目の鋭さだけは際だっており、一瞬で「ヤバいヤツ」だと解った。

いちばんビックリしたのは二度目のTV登場時。
カルガリー藤波辰爾の対角に立ったキッドは明らかに一回り大きくなっ
ており、当時日の出の勢いだった藤波と好勝負を展開。人間というのは、
短期間でここまで変われるのか、と恐ろしくなった。

三度目
身体は更に大きくなり、筋肉の塊となる。さらにアタマをスキンヘッド
剃り上げ、得意技はダイビング・ヘッドバッドスキップ・ヤングにこの
技を繰り出した時、仕掛けた側のキッドが流血。血を拭おうともせずに恐
ろしい目つきを魅せたキッドの下で、ヤングはピクリとも動かなかった。

そこから、ずっとキッドを観てきた。
タイガーマスクとの一連の抗争や、コブラ・スミスとの三つ巴決戦、全日
本に移籍してからはファンクスハンセン&ブロディに真っ向から立ち向
かう。WWE時代はステロイド(著書で「馬用を使用」と明言)を使い、
ヘビー級と遜色ない身体を作り上げ、超重量級の相手と毎日のように闘った。

・・・案の定、晩年のキッドは見るに忍びない姿に変わり果てた。
それでも自らの行為を決して否定しない。良いか悪いかはともかく、明日
を捨てた男の生き様はただただ「カッコイイ」としか言い様がなかった。

最後に、キッドのラストインタビューとされる記事を引用する。

ーーー身体を壊してしまったことについて、後悔していますか?

「別に後悔はしていない。すべては自己責任だよ。」

・・・ダイナマイト・キッド、2018年12月5日、60歳の誕生日に永眠。
鋭利な刃物にして爆弾小僧の人生に、最高の感謝と、最大のリスペクトを。
また必ず、どこかで。

高輪ゲートウェイ

2020年開業予定の山手線新駅名「高輪ゲートウェイ」に決定。
場所的には品川田町の間だから、僕には殆ど関係の無い場所ではある。

都内の「JR」で、漢字カタカナが混じった駅名というのはもしかしたら
初めてかも。東京テレポートとか天王洲アイルとか、最初に聴いた時は
新鮮でカッコイイと思ったけど、今となるとねぇ・・・(^^;)。

どうだろ、ゲートウェイ(^^;)。

衝撃の「国名わけっこゲーム」

昨夜放送の「M-1グランプリ2018」
優勝したのは伏兵霜降り明星。間違い無く面白かったし、優勝には何の
文句も無いのだが、個人的にはあまりにも衝撃的なネタを繰り出してきた
「天才」2人を評価したい。

ジャルジャル「国名わけっこゲーム」
とにかく↑↑でネタの内容を確認して貰うしか無いのだが、文字通り腹が
よじれるくらいの爆笑。1日経過した今でもそのインパクトは消えず、ずっ
思い出し笑いをしてしまうのだから凄い。

結局ジャルジャルはグランプリに縁が無いままに終わってしまったが、
圧倒的なオリジナリティは他の追随を許さない。僕のように大好きな人間
もいるが、完全なアンチも同じくらい存在する、という立ち位置も、何故
だか妙にカッコイイ。

これまた個人的な意見だが、ジャルジャルは「無冠の帝王」で良いと思う。
もちろん稼いでは欲しいのだが、人気者になってネタ作りの時間がなくな
ってしまうのも惜しい気がするので。
まぁジャルジャルに限ってはネタを手放すようなことは無いと思うけど♪

闘う君の唄を

▼闘う君の唄を / 中山七里(Kindle版)

中山七里作品。
相変わらず刺激的なタイトルで、どんな凄まじいミステリーを読ませてく
れるのか?と思いきや、なんと新卒保育教師(しかも)の熱血系お仕事
物語。周囲に合わせて「流す」ことの出来ない、しかし情熱と子どもたち
に対する愛情だけは人一倍ある、我々の世界ではちょっとだけ扱いの難し
い立場(^^;)と言わざるを得ないキャピキャピ系の女性が、モンスターペア
レンツたちに立ち向かい、徐々に信頼を得ていくお話・・・と思いきや(^^;)。

さすがはどんでん返しの帝王
終盤とは言えないとんでもない場所で、あまりに予想外のどんでん返し
仕掛けてきた。正直、中山七里の作品を読むときは、どんでん返しに備え
て伏線を取りこぼさないように注意しているのだが、今回は完全にしてや
られた。序盤で「コレだ!」と思ったエピソードが全く関係無かったのだ
から、思わず苦笑い(^^;)。氏の上を行こう、という考えが非常に甘かった。

というワケで、いつも以上に凄い中山七里の世界が読めることは保証する。
しかし、今回は敢えて「壮大な前振り」部分である熱血保育教師の活躍
注目すべき。中山七里は、ある意味こういう“普通”なお仕事を書かせても
一流であることが解ると思う。

読み応えたっぷりの快作。やられた!感を味わいたい方はぜひ!