縄紋

#イヤミスの教祖 #新境地


▼縄紋 / 真梨幸子

真梨幸子の新作。遅れて販売される予定の電子書籍が待ちきれず、ソフ
トカバーの単行本を購入。手にするとかなりの。読むのに何日かかる
のか、と思いきや・・・。

・・・コレが正解かどうかは解らないが、なんと歴史ミステリー
それも、日本史の始まりとされる縄文時代にフォーカスしてきたところ
でまず度肝を抜かれた。縄文、そもそも中学以降の授業でも殆ど触れら
れない時代であり、知っていることと言えば土器竪穴式住居くらい。
普通は興味が持続出来ない題材だと思う。

が、読み進めるウチにその壮大なテーマから目が離せなくなってしまっ
たのだから凄い。この作品の中では「神社」が重要なアイテムとなって
おり、現存するモノも多数登場するのだが、それらに関する取材の細か
さが半端でない。思わず「ハァ〜・・・」と唸ってしまうような情報が多々
出てくる。女史の作品でこういう気分になったのは初めてかもしれない。
タイトルの「紋」の文字にも当然意味があるので念のため。

そして、最近更に研ぎ澄まされているミステリー要素、今回は凄まじい
までのどんでん返しが披露される。終盤で全体像が見えた段階で不覚に
息を呑んだ。結果、約2日で読破。この作家、やっぱり只者では無い。

もちろん教祖としての立場も忘れず、全編に渡って細々したイヤミス
展開される。熱狂的な真梨幸子信者の皆様の期待も全く裏切っていない
ので、同朋の皆様もどうぞご心配なく。真梨幸子ワールドでいちばんと
言っても良い壮大な作品、どうぞお楽しみあれ。オススメです!

New Japan Cup 2020・5th Day(BEST16)

#NJC2020


NJC20205日目、本日も無観客の後楽園ホールにて。
今日から二回戦が始まるのだが、昨日準々決勝とか書いちゃったのでちょ
っと恥ずかしい感じ(^^;)。ベスト16二回戦です。

本日のカード。
石森太二vs金丸義信石井智宏vs真壁刀義高橋ヒロムvs矢野通、メイン
オカダ・カズチカvs永田裕志左側が勝者棚橋がトーナメントから消
えた今、やっぱり今日はメインに注目せざるを得ず。

オカダ・カズチカvs永田裕志。二人のシングルはどうやら二回目らしい。
言われてみれば、な感じなのだが、二人とも一応同じ時間軸に居たハズ。
永田の求心力が薄れたのが早いのか、オカダの存在感が凄いのか、原因は
定かでは無いのだけど。

NJPW WORLDでの実況は青義軍所属野上アナウンサー。永田への
リスペクトに溢れた実況は、彼の真骨頂と言ってもよい。無観客で
その声が聞こえたのか、いつも以上に張り切る永田だったのだが・・・。

終始余裕の表情で、永田の厳しい攻めを受けきったオカダ。一回戦で行わ
れた外道との試合に引き続き、変形コブラクラッチで永田をタップさせて
勝利。このトーナメントでオカダはまだレインメーカーを出していない。
大物感が漂って来たなぁ、この男。

そして、コミカルマッチになってしまったが、高橋ヒロム矢野通勝利
次の石井戦が初戦みたいなモノだが、超えられない相手ではないような・・・。
楽しみだなぁ、ヒロム。

New Japan Cup 2020・4th Day

#NJC2020


NJC2020・4日目。今日も無観客後楽園ホール
今年のNJCは実に興味深いカードが多々組まれたのだけど、一回戦最後の
日の今日は、残念ながらピンと来ない試合ばかり。人の誕生日に、よりに
よってこのカード編成はどうかと思う(^^;)。

本日のカード
BUSHIvsYOHYOSHI-HASHIvs天山広吉後藤洋央紀vs高橋裕二郎、そし
てメインはEVILvs小島聡左側が勝者。全ての試合が予想通りで、番狂わ
せ的なモノは一切無かった。強いて挙げるのなら、第一試合

ジュニア同士の闘いとなった、BUSHIvsYOH
昨日、パートナーのSHO鷹木信悟から金星を挙げているだけに、YOHも
続きたいところだが、そうはさせてくれないのがL.I.JのBUSHI。

試合巧者ぶりを如何なく発揮したBUSHIは、終始必死に試合の主導権を渡
さない。YOHにとって悔しいのは、負けたことよりも試合をコントロール
出来なかったことだと思う。

・・・BUSHIのフィニッシュ・MXが、もっと完璧に決まっていれば、文句の
無いベストバウトだったんだけどなぁ・・・。そこがちょっと勿体なかった。

取り敢えず一回戦・全16試合が終了。
明日から準々決勝BEST16、やっぱり注目はヒロムSHOジュニア勢が優勝しち
ゃうNJC、観てみたいなぁ、マジで。

New Japan Cup 2020・3rd Day

#NJC2020


NJC2020・3日目
会場は間違いなく後楽園ホールなのだけど、やはり今日も無観客
実は全カードが発表された時点で、僕がいちばん注目していた試合
今日の3日目に組まれていた。

本日のカード
SANADAvs田口隆祐SHOvs鷹木信悟飯伏幸太vsザック・セイバーJr.
タイチvs棚橋弘至の4試合。今日も左側が勝者なのだが、メインで棚橋が
タイチに敗れる、というハプニング。しかし今日の注目は第三試合で組ま
れた因縁の一戦であった。

NEVER二冠王鷹木信悟に挑んだのは、ROPPONGI 3KのSHO勝ち逃げ
する形でヘビー級に転向した鷹木に並々ならぬ闘志を燃やしていたSHOが、
どこまで意地を魅せるか?がポイントだったと思うのだが・・・。

一貫して主導権を握り続けたのは、なんとジュニアのSHO。
あの鷹木を相手に怯むことなく真っ正面から立ち向かい、力負けしない、
という信じられない試合展開。しかし鷹木も意地を魅せ、最後はパワーで
押さえ込みにかかった。しかし・・・。

必死の鷹木を完璧に覆し、勝利したのはSHO
鷹木の側から見れば、自分の持ち味を全て出し切りながらも上を行かれて
しまったのだから、この上無い屈辱。タイトルホルダーとしては、このま
ま黙っているワケには行かない状況に追い込まれた。

SHOはこの試合でプロレスラーとしてのグレードが一つ上がった
現IWGPジュニアタッグ王者ではあるが、こうなったらもうヘビー級転向
を宣言した方が良い。今のSHOなら、誰とでも良い勝負をしそうなので。

プロ野球開幕三連戦終了!

#待ってたぜプロ野球!


もちろん史上初6月開幕となったプロ野球・開幕三連戦が終了。
いつもは結果を気にする程度なのだけど、さすがに今年は地上波で生中継の
あった巨人戦をライブでチェック。ちなみに他の試合もニュースその他で深
いところまで観てしまった。

巨人は何年ぶりかの開幕三連勝。それも、宿敵・阪神を相手の快挙。エース
菅野に若干の不安こそ残るモノの、岡本を始めとする打撃陣は相変わらず
強烈。しかも、この三戦は勝ち方も非常に良い。今年はぶっちぎりで優勝
というのもアリかもしれない。

千葉ロッテ、開幕こそ不覚を取ったモノの、アウェイでソフトバンク勝ち
越し。マリーンズの試合はトリッキーで面白いのだが、昨シーズンは結果が
付いて来なかった。でも、今シリーズはイケそうな予感リーグ優勝してく
れないかなぁ、久しぶりに。

無観客の中継はやっぱり寂しいけど、その分「球場に行きたい!」という欲
は増している。去年は1回しか行けなかったけど、今年は数試合数カ所
観たいなぁ・・・。チケット販売枚数は少なくなる筈だから、競争率は高くなり
そうだけど。