CASSETTE TAPE

#TDK最強説


昨日の続きですな、今日は。
SANSUIミニラジカセがあまりに楽しいので、今日は重要な機能チェック
そうです、「録音」でございます。

そもそも何故カセット再生がチェック出来たのかと言うと、手元に1本だけ
テープがあったから。コレはつい先週に捨てた古いCDラジカセの中から発掘
されたモノであり、別のラジカセで動作確認に使用した。このテープに上書
きするのはなんなので、昨日ダイソーへ行った折、新品のテープを買って来
たのだが・・・。

右上の青いのが古いテープで、TDK SF46。左下がダイソーの100円90分
見て解る通り、最新のテープは非常に安っぽい(^^;)。

取り敢えずSCR-B2bluetoothiPhoneを接続。
大瀧詠一「A LONG VACATION」を再生し、ソレを録音してみた。ちなみ
にBTでの再生は快適で、思った以上にクリアな音が出る。BTスピーカー
して充分に使えるレベルだった。

アルバム1枚分の録音を済ませ、すぐさまカセットでプレイバック。
・・・残念ながら、全く実用に値しない音質だった(^^;)。原因は2つ考えられる

1)ダイソーの100円カセットがどうしようもない

  • まぁ、今どきカセットを本気で作っているとは思えないし、本気のカセットは100円では買えないハズ。これはまぁしょうがないということで。

2)SCR-B2の録音機能がアレ

  • どちらかと言えばこちらの方が可能性が高い。よっぽどの物好きでなければ今さらカセットに音楽を録音しないから、機能的に手を抜かれてもメーカーを攻められない。

ちなみにSF46に入っていたのはP-MODEL『IN A MODEL ROOM』
コレは30年以上前アナログレコードを録音したテープなのにも関わらず、
普通に聴いていて「音質が悪い」とは感じなかったのだから凄い。

あの頃のカセットテープの品質って凄かったんだなぁ、と改めて。
取り敢えず今もあるであろう本気のカセットテープを購入し、改めて検証
するつもり。いやぁ、楽しくなってきた♪

SANSUI SCR-B2

#あの頃のデザイン


ビンテージ・ラジカセとしてPIONEER・SK-200を入手したことは既に報告
済みなのだが、同じくらいの時期に極地的に話題になっていた製品がある。
アマゾンでタイムセールになっていたので、思わずポチッと。ちなみにアチ
ラでちょっと書いた電子レンジ、トースターと同じタイミングで到着。

SANSUI SCR-B2
かつてオーディオマニアの憧れだったSANSUIブランドを背負ったラジカセ。
SANSUIブランドは現在ドウシシャなる会社が買い取っており、以前の山水
とは別物なのだが、その件はちょっと置いておく。

とにかくデザイン
間違いなく僕も使っていたSANYO MR-U4 MkIIIのオマージュ。横長の筐体
は我々の世代の【基本デザイン】であり、ワインレッドのカラーリングは
その元祖。当時モノに比べるとかなりチープなのは否めないが、少なくと
も僕は一発で気に入った。何故かと言うと・・・。

・・・小さい! ちなみに大きさ比較の為にiPhone6を置いてみた。
普通のラジカセよりも二回り小さく、まぁカワイイったらない(^^;)。
この大きさだと思った以上に置き場に困らないし、作業机の上に置いてあっ
ても邪魔にならない。いやぁ・・・。

肝心の音質に関しては、確かに良くは無い。でも、Amazonのレビュー欄に
載っているほど非道くも無い、という印象。BASSブーストを半分くらいま
で上げればそこそこ本格的な音が出てくれる。これは思わぬ収穫だった。

SDカードUSBメモリmp3再生も出来るし、今風にbluetoothにもしっか
り対応しているのだが、やっぱりカセット
手持ちのカセットテープは気になる回転ムラも無く、問題無く再生できた。

チェックしなければならないのはカセットテープへの録音。bluetoothの
音源はどうやらカセットへ録音が可能らしいので、明日以降試してみる!
思った以上にトキメくなぁ、このラジカセ♪

WRESTLING DONTAKU 2021 Day.2

#njdontakuDay2


新日本プロレス「レスリングどんたく2021」二日日。
ある選手(明らかにされていない)が発熱し、接触のあった選手全員が
出場停止。その余波で、セミファイナルIWGPジュニア選手権中止に。
こういうことがあると、改めてコロナに憎しみを感じる。

メイン、IWGP世界ヘビー級選手権
二代目王者ウィル・オスプレイが、鷹木信悟の挑戦を受けた。この2人
の絡みは以前からずっと“鉄板”。好試合は約束されていたに等しい。

昨夜のオールドスクールとは打って変わり、今風のハイスパートな展開。
感心したのは世界王者オスプレイが、そんな試合の中でもしっかりと
「間」を作り、新日本のメインイベントに相応しい消耗戦をチョイスし
たこと。消耗戦なら鷹木に分がある、ハズなのだが・・・。

徹底的なチャンスを幾つも作った鷹木だが、最終的に勝利したのは王者
のオスプレイ。当たりの強い鷹木の攻めをほぼ受けきった上で、パワー
ですら鷹木を上回った。『完勝』と言って差し支えは無い。

オスプレイは世界で初めてIWGP世界王座の防衛に成功
昨年のG1あたりから個人的にオスプレイがIWGP王者になるべき、と思
っていたが、実際にそうなって改めてそれが間違いでは無いと確信した。
スピード・テクニック・スタミナ・パワー、どれを取っても他に引けを
取らない。次はドームでオカダ・カズチカの挑戦が決まっているが、僕
にはオカダが勝つ、というイメージが全く持てない。

チャンスがあるとすれば全くスタイルの違う内藤ジェイ、本命はやっ
ぱり初代王者の飯伏か? 強い王者が軸にいると、その先の展開を考える
ことすら面白い。長期政権を希望。なんなら来年のドームまで、ぜひ。

WRESTLING DONTAKU 2021 Day.1

#njdontakuDay1


新日本プロレス「レスリングどんたく2021」初日。
まずは今年、福岡でのビッグマッチが開催されたことに感謝。場合によ
っては2年連続の中止も充分にあり得る状況だったので・・・。

初日のメインはNEVER無差別級選手権
王者棚橋弘至に、ジェイ・ホワイトが挑んだ一戦。棚橋のシングル、
それもタイトルマッチが新日本のメインになるのはかなり久しぶりかと。

双方共に作り込んだ肉体を披露。若いジェイはもちろんだが、既に40を
超えた棚橋が、この身体をキープ出来るのは驚異的。棚橋の足の具合が
悪いのは動きを見ていれば解るのだが、下半身がダメでも上半身をこれ
だけ鍛えられる、というプロ意識。尊敬に値する。

試合は・・・。
いやもう、完全にオールドファンが唸るようなプロレスらしいプロレス
二人とも基本に攻撃の的を絞り、そこからヒリヒリするような削り合
を展開。最近の選手なのに、棚橋がすれっからしのファンからも支持
されるのは、相手の技を受けるだけ受けた上で得意技で逆転、という、
アントニオ猪木から続く【風車の理論】を実践出来ているから。こうい
「色気」は、棚橋ならではのモノだと思う。

しかし、挑戦者のジェイにも僕は同等の評価を持っている。
ジェイも相手の技をスカすタイプではなく、おおよそを受ける。しかし、
致命的と思われる攻撃だけはしっかり回避し、最後は汚い手を使ってで
も勝ちに行く。いわば【昔の世界王者】のプロレス。あれだけの若さで、
こういう試合の出来る選手を、僕は他に知らない。

結果、外道の介入をキッカケにブレードランナーを決めたジェイの勝利。
ジェイはこれで新日本のグランドスラム(IWGP・IC・US・NEVER)
達成したことになる。 現在ではUS王座が本当にアメリカで稼働するタイ
トルになっている上に、IWGP王座・IC王座が消滅しているが故に、コレ
を達成できる可能性のある選手はもうほぼ居ない。

おそらくジェイのNEVER王座も長続きはしないが、グランドスラマー
勲章は消えない。ジェイとオスプレイ、どちらが新日本の外人エースに
相応しいのか、これから先1〜2年の彼らに注目すべき。

そして百年に一人の逸材・棚橋弘至は、今後どこに向かうのか?
あまり寂しいことにはなって欲しく無いなぁ、本当に。

日本ローカル鉄道大全

#老後の目標


▼日本ローカル鉄道大全 / 櫻田純

いろんなジャンルの【オタク】を経験している僕が、これまでにただの一度
もハマっていないのが「鉄道」。子どもの頃にブームだったNゲージHOゲ
ージにもハマらなかったし、カメラが趣味だった頃も鉄道写真には手を出さ
なかった。もちろんこれから先も鉄道との縁は薄いと思うのだが、唯一興味
があるのがこの本に描かれている世界

日本全国の有名(?)ローカル鉄道が紹介されている本で、その数なんと
78路線(たぶん)。これだけの数を入れるので、それぞれの路線の紹介は
殆ど1ページ、多くても見開きなのだが、どこの路線も写真が非常に秀逸
たった1ページだけで、どの電車にも乗ってみたくなるくらい。

著者の櫻田純氏は、鉄界では超有名な偉人らしいのだが、皆に尊敬される
理由が本当に良く解る。コレは乗ってみたい!、と全部思っちゃったのだ
から凄い。

現実、ここで紹介されている78路線の中で乗ったことのあるのは会津鉄道
のみ。多感な時期に小湊鐵道のそばに住んでいたにも関わらず、あの電車
を利用したことはただの一度も無い(^^;)。だって、クルマで行った方が早
んだもの、全然(^^;)。

ということで、老後の目標が出来た。
この本をガイドにして、スタンプラリーの様に北から完全制覇を目指す!
ソレの紀行文をブログに書いたら、楽しいだろうなぁ、きっと♪

・・・お願いだから、それまでは廃線にならないで欲しいです、各線。