#半沢まで行かない銀行員
▼メガバンク銀行員ぐだぐだ日記 / 目黒冬弥(Kindle版)
Kindle Unlimitedのリコメンドに出て来たノンフィクション。
この作品、いろいろな“お仕事”の実情をぶちまけて人気の【日記シリーズ】の
ウチの一作。以前から興味はあったのだけど、まずはUnlimitedのモノから読ん
でみることに。
2022年の発売時の段階でもメガバンク「M銀行」に勤務していた目黒冬弥氏
によるエッセイ。現役銀行員が実名でこんな本を出すワケにもいかないと思う
ので、おそらくペンネーム(^^;)。ちょっとズルいと思うのは、今現在、日本
で“メガバンク”と呼ばれる銀行は3つ、その全てが「M銀行」という事実(^^;)。
読んでいるウチにどの銀行かはなんとなく察することは出来るのだが、最初
からみ●ほ銀行とか書いてくれれば尊敬したかもしれない(^^;)。
内容は、出世コースから早々に外れた(外された?)銀行員のリアルな日常。
池井戸潤作品を多々読んでいる所為か、銀行という職場はかなり派手な場所
である、という印象があったのだが、まぁ普通に考えればこうなんだろうな
ぁ、と(^^;)。等身大の銀行員が過不足無く描かれており、思わずニヤッと出
来る事象が絶妙なタイミングで飛び出す。暇つぶしの読み物としては、◎を
付けても問題無い。
【日記シリーズ】、他にもヤバそうな作品が多々。
タクシードライバーやコンビニオーナー、テレビプロデューサーなんていう
のはかなりそそられるが、やっぱり興味がるのは『電通マン』(^^;)かな?
・・・金払うのはちょっと抵抗あるんだけど(^^;)。