王道ブルース

#Taking Bump


王道ブルース / 渕正信(Kindle版)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2025年現在71歳の今も現役としてリングに上がり続けるいぶし銀プロレス
ラー『赤鬼』こと渕正信の自伝。渕のキャリアは既に50年を超えているのだ
が、凄いのは一貫して「全日本プロレス所属」であること。おそらく全世界の
プロレスラーで、50年以上単一団体に上がり続けたプロレスラーは、渕正信し
か居ない、と思われる。

そんな渕が、自分のキャリアを振り返りながら「全日本プロレス」歴史を語
る、という内容。全日本はライバルの新日本プロレスと比較し、波風があまり
立っていない雰囲気。実際、ジャイアント馬場さんが亡くなるまでの間に起こ
ったスキャンダルらしいスキャンダルと言えばSWS騒動程度。この本の中にも
“クツワダクーデター騒動”などの些事(^^;)に関する記述があるが、やはり
全日本は概ね平和だったんだなぁ、と。これがプロレス団体として良いのか悪
いのか、僕には判断が難しいところ。

そして、いちばん印象深かったのが「道場」での練習内容
やっぱり全日本のトレーニングの中心は「受身」であり、それが全日本プロレ
スのスタイルを構成していた、という事実。確かにこのおかげで全日本のリン
グは“堅実”ではあったのだが、前座戦線に一切派手さがなく、地味に感じたの
も事実(^^;)。猪木信者の僕としては、派手な技こそ無いモノの、感情剥き出
しで意地を張り合う新日本の前座の方がおもしろかった。受身の交換、となっ
てしまうと、やっぱり・・・。

その中でもいちばん地味だったのが、だった気がする。
もちろん渕にも輝かしい実績・・・インタージュニア・世界ジュニア奪取など・・・
もあるのだが、ソレが目立ったかどうか?と考えると・・・。

しかし渕が凄いのは「地味」なまま存在確立し、現在に至っていること。
本人はソレを幸運と感じていそうだが、渕のキャリアの殆どは馬場の意向に沿
ったモノで、我が儘な動きは一切無かった。しかしソレを貫き、気が付いたら
ファンが渕正信というプロレスラーを「特別」としたのだから凄い。

どんな世界でも、「継続」は実は誰にでも出来ることではない。
それを成し遂げた男が語る半生、共感する・しないはともかくとして説得力
あることは間違い無い、と思う。

こちらはUnlimitedで読むことが出来るので、馬場派のプロレスファンは必読
猪木派もかなり楽しめたけど。

WRESTLEMANIA 41

#WrestleMania41


結局、昨日・今日二日間で全部観てしまったレッスルマニア41
昨日こそabemaの配信をリアルタイムで観戦したが、今日はさすがに昼か
アーカイブ配信にて。せっかくなので、二日間の感想など。

まずは初日
昨日アチラで書いた感想がやや低調だったのは、正直おもしろくなかった
から(^^;)。思い入れを持たない状態での観戦だった、というのもあるのだ
が、メイントリプルスレッド・・・ローマン・レインズvsセス・ロリンズvs
CM・パンク・・・以外の試合は、世界最大の祭典のレベルに達していなかっ
た気がする。無理にもう一つ選ぶのなら、シャーロットvsティファニー
女子王座戦だけど、それすら・・・。

メインはさすがに刺激的で、最後のどんでん返しもなかなか見事。僕が生
で観戦した10年前のレッスルマニアでメインを張っていたセスレインズ
が、またもやメインに立っていた、という事実。そしてあの時と同じ様に
セスが美味しいところを持っていったのにもニンマリした。

で、二日目
いや、昨日と差があり過ぎじゃね?と思うくらい凄まじい試合のオンパレ
ード。昨日とは逆に捨て試合を選ぶのが難しい状況で、流して観るつもり
が、メチャクチャ真剣に観てしまったのだから凄い。

イヨ・スカイが見事に防衛を果たした女子王座戦、日本のプロレスファン
が好む選手ばかりで構成されたFATAL 4WAYが特にすばらしかったのだが、
その上を行ったのがメインで登場したジョン・シナ存在感WWE王座戦
コーディ・ローデスと闘ったのだが、今のコーディをもってしてもシナ
を上回ることは出来ず。17度目世界王座奪取、僕は素直に嬉しかった。

・・・とにかく、二日目が圧巻の内容
こんな大会をやられてしまっては、他団体では当分太刀打ち出来ない、と
思い知らされた。いや、なんかちょっと悔しいかも(^^;)。新日本はもっと
ガンバレ、マジで!

WWE、AAAを買収!

#LUCHA


本日はWWEWRESTLEMANIA41・Las Vegas』の日。
abemaプレミアム会員登録だけで2日間観られる、という大盤振舞があっ
たので、徹夜状態で朝からライブ観戦。ところが途中で、レッスルマニアど
ころでは無い情報が入り、大慌てしてしまった。

 

↑↑、WWE OFFICIALポスト
なんとWWEが、メキシコ二大ルチャ団体一角であるAAA(トリプレア)
買収した、とのニュース。「提携」ではなく「買収」というのが凄い。

そもそもAAAはWWEっぽい団体だったので、そう考えると納得な状況
ただ、メキシコ独特の“ルチャの香り”は、今後のAAAからは一切消える、
ということが容易に想像出来る。それはちょっと寂しくもあるのだが・・・。

こうなったら絶対にCMLLには負けて欲しくない。
大丈夫、CMLLには新日本プロレスAEWが付いている。少なくともメキ
シコのファンと日本のファンには、「純粋なルチャ」が必要だから!

Thank You, COBB!

#njDONTAKU


新日本プロレス『ROAD TO WRESTLING DONTAKU 2025』開幕戦。
例年通りなら福岡で行われるレスリングどんたくの前哨戦に終始するシリー
ズなのだが、今回はちょっと様相が違う。原因は、3名「退団」が確定し
ていること。

まずはジェフ・コブについて。
コブが新日本に来たのは6年前。新日本が提携していたROHで元UFCファイ
ターのマット・リドルとタッグを組んでおり、そのチームで参戦する、と
思っていたのだが、リドルは参戦せず(^^;)。実は僕、コブよりもリドルの
方に魅力を感じていたのだが、実際のところはコブが単独で来て大正解
人間離れしたパワーとプロレスセンスは大したモノで、要所々々で新日本
貢献してくれた。急遽組まれたラストマッチは、棚橋弘至との一騎打ち
入場から泣かれてしまったら、んなもん貰っちゃうに決まってるよ(^^;)。
今後はWWE参戦が濃厚。タマ・トンガのチームと合流してくれれば嬉しい。
ジェフ、長い間本当にありがとう!

そして内藤哲也(とBUSHI)。
今日の試合を観ていた人なら解ると思うのだが、内藤のコンディション
深刻なレベルでサイアク。退団云々はともかく、大きな事故が起こってし
まう前に、本当に体調が万全になるまで長期休養すべき。もしかしたらこ
の退団劇、限りなく「引退」に近いモノなのかも。もし内藤が引退するの
なら、それは華々しく盛大なモノになるべき。ここはひとまずオーバーホ
ールに徹し、体調を少しでも取り戻して欲しい。

内藤(とBUSHI)が新日本所属なのは5月4日まで。
カッコ扱いだけど、BUSHIのことも気にしてるんだよなぁ、実は・・・。

XX・イヤーパッド交換作戦・その3

#Victor


JVCHA-XP50BT-Rイヤーパッド交換の件。
こないだのエントリで交換作業の完了は一応報告済みだが、最初にAmazon
に発注していたイヤーパッドがようやく昨日届いた。コレをチェックしてみ
たところ・・・。

の黒いのが新しく届いたモノ。ご覧の様に、ハッキリと形状が違う
具体的に言うと、現在使用しているイヤーパッドは外口が広く、パッド部分
大きさが全体の約1/3。コレに対し、新しく届いた方は全体の半分がパッド
になっており、どちらかと言えばコレの方がオリジナルに近い

付け替えて音質の差を確かめてみたいのだが、取り付け時のあの手間を考え
ると、おいそれと作業出来ない(^^;)。

・・・アリエクでカラバリとして購入した黒・青と併せ、予備3つもある!と
言う事実。これでXXは当分利用し続けることが出来るハズ。バッテリー劣化
の件はそれが起こった時に考えればいいよね、うん(^^;)。