プロレス団体の終焉

#始まりと終わり


▼平成マット界 プロレス団体の終焉 / 高崎計三

不定期刊行のMOOK「俺たちのプロレス」で連載されていたコラム
に書き下ろしを加え、一冊にまとめたモノ。著者の高崎計三氏は、
最近よく目にするプロレス関係のライター。元ベースボールマガジ
ン所属なのに、週プロには関わることなく、それなのにプロレス系
を書いている、という不思議な人(^^;)。

タイトル通り、平成期終焉を迎えた13のプロレス団体について、
関係者へのインタビューを交えながら当時の状況を振り返る回顧録
取り上げられているのは、以下の通り。

ジャパン女子・SWS・新格闘・W★ING・FFF・UWFインター・キン
グダム・夢ファク・FMW・WJ・全女・NEO・IGF

・・・この中で当時の状況を全く知らなかったのは、レッスル夢ファク
トリーのみ(^^;)。当然夢ファクの章は生々しくておもしろかったの
だけど、更に興味深かったのが一度も興行を行うことなく崩壊してし
まったFFFの件。こういうのを押さえるところにセンスを感じた。

驚いたのが、僕は上記13団体のうち12団体生観戦している、とい
う事実。どうせならコンプリートしたかったけど、FFFさえ無ければ
なぁ(^^;)。

SAKURA GENESIS 2023

#njSG #SANADA


昨日、LIVE BOXING 4ほぼ同じ時間帯で開催された新日本プロレス・春
のビッグマッチ『SAKURA GENESIS 2023』。結局殆どの時間をボクシン
グ観戦に費やしてしまったので、夜になってからNJPWworldのアーカイブ
を確認した。

予想通り、メインのIWGP世界ヘビー級選手権王座交代劇が。
挑戦者のNJC覇者・SANADAが、王者のオカダ・カズチカを遂に攻略し、
見事に世界王座獲得。これまでシングルではTNA X-division、IWGP
USヘビーを獲得しているが、メジャータイトルの奪取は初。

SANADAは古いプロレスファンの心を妙にくすぐってくれる選手。欧州
スタイルのクラシカルな攻防を好み、丸め込み系の技に説得力を付加し
て試合を組み立てる。ある意味で通好みの地味な存在になり得る選手だ
ったのだが、それを凌駕して見事な最高峰到達。いやぁ、すばらしい。

・・・とは言うものの、IWGP世界王座がネコの目のようにクルクル移動し
てしまうのはちょっとどうかと(^^;)。歴代王者が飯伏・オカダ・オスプ
レイ・ジェイ・鷹木と、完全に新世代に偏っているのも・・・。

そろそろ出番じゃないか、逸材
第一試合で燻ってる場合じゃねぇぞ、本当に。

明日のプロレス & ボクシング

#切替困難


明日(4/8)、プロレスボクシングビッグマッチがそれぞれ。
どちらもそれなりに注目度の高いイベントなのだけど、困ったことに時間
がほぼドン被りしてやがる(^^;)。う〜む・・・。

一つは新日本プロレス春の両国ビッグマッチ『SAKURA GENESIS』
メインは世界王者のオカダ・カズチカに、NJC覇者のSANADAが挑戦する
タイトルマッチなのだが、なんとなく王座移動を予感。こういう時はリア
ルタイムで観ておくべきなのだけど・・・。

もう一つ、LIVE BOXING 4では、那須川天心のデビュー戦に加え、寺地拳
四朗の防衛戦と井上拓真の世界戦。これまで天心を追いかけて来た僕から
すれば、このイベントももちろん必見。さて・・・。

作戦としては、16時開始のLB4を17時まで観て、その後NJPW Worldで
17時から18時までを観戦。LB4のセミセミで行われる天心のデビュー戦
18:15くらいの予定なので、そこからこの試合を終了まで観て、場合に
よっては次の井上拓真の試合も。よきところでWorldに移動し、メインの
IWGP世界戦をライブで観る、という感じか?

・・・基本プロレスを何よりも大事にする僕だが、さすがに天心のデビュー
だけは確認しておきたいところ。そこだけは絶対ライブだな、うん。
アプリ切り替えがすげぇ面倒なんですけど(^^;)。

“Evolution” Opening Match

#純然たる新団体


女子プロレス新団体『Evolution』旗揚げ戦新木場1stリング大会
観戦してきた。

所属選手3人のデビュー戦シングルマッチ全3試合
お茶を濁すことは一切せず、フリーで活躍する大物選手を対戦相手として
ブッキング。全く試合経験の無い選手たちにとっては大いなる賭けである。

・・・正直、当初は心配しか無かった
プロレスが甘いモノでは無いことは良く知っているつもりだし、昨日今日
始めた娘たちが簡単に通用するワケが無い。どこまでやれるか、くらいの
つもりでの観戦だったのだが・・・。

ちょっと、いや、かなり驚いた
もちろんテクニック的な部分はまだまだだが、3選手が3選手共に、しっ
かり『自分のカラー』を意識して試合をしている。その上、全員ボロボロ
にされながらも闘志は最後まで魅せてくれたのだから、これはもう拍手す
るしか無い。たった3試合だったけど、満足度はかなり高かった

注目は、あの山下りな真っ向勝負を展開し、玉砕したZONESかな?
残る2名、SUNNYCHI CHIも伸びしろが期待出来る美形。もしかしたら
Evolution、もしかするかも・・・。

NJC2023・優勝決定戦は・・・

#njcup


新日本プロレス「NEW JAPAN CUP 2023」優勝決定戦カードが確定
以下がトーナメント表なのだけど・・・。

約2週間前に僕が予想した通りのカード!・・・
まぁ、当たりと言えば当たりなんだけど(^^;)、トーナメントの内容は大き
く異なってるから、大いばり出来るような予想では無かった(^^;)。

今年のNJC、SANADAL.I.Jを脱退する、というサプライズまで付いた。
その上で最終戦の開催地は新潟県長岡。おもいっきりSANADAの地元であ
ることを考えると、SANADAの優勝が現実味を帯びてきた感じ。

それでも“フィンレー優勝”の予想は変えませんよ、ええ(^^;)。